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公開番号
2025027794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132933
出願日
2023-08-17
発明の名称
エンジン制御装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
F02D
19/12 20060101AFI20250220BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】デポジットの生成を抑制する。
【解決手段】エンジン制御装置は、エンジンの吸気系に取り付けられるスロットルバルブを有する。前記エンジン制御装置は、前記エンジンの燃焼室に取り付けられ、給水流路が接続されるインジェクタを有する。前記エンジン制御装置は、前記インジェクタを制御する制御システムを有する。前記制御システムは、スロットルバルブ開度が閾値を下回り、かつエンジン回転数が閾値を上回る場合に、前記インジェクタを開いて前記給水流路を前記燃焼室に連通させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンを制御するエンジン制御装置であって、
前記エンジンの吸気系に取り付けられるスロットルバルブと、
前記エンジンの燃焼室に取り付けられ、給水流路が接続されるインジェクタと、
互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記インジェクタを制御する制御システムと、
を有し、
前記制御システムは、
スロットルバルブ開度が閾値を下回り、かつエンジン回転数が閾値を上回る場合に、前記インジェクタを開いて前記給水流路を前記燃焼室に連通させる、
エンジン制御装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエンジン制御装置において、
前記制御システムは、
スロットルバルブ開度が閾値を下回り、エンジン回転数が閾値を上回り、かつ前記エンジンの燃料噴射がカットされる場合に、前記インジェクタを開いて前記給水流路を前記燃焼室に連通させる、
エンジン制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載のエンジン制御装置において、
前記制御システムは、
車速が閾値を上回る状態のもとで、スロットルバルブ開度が閾値を下回り、かつエンジン回転数が閾値を上回る場合に、前記インジェクタを開いて前記給水流路を前記燃焼室に連通させる、
エンジン制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載のエンジン制御装置において、
前記給水流路は、前記吸気系に設けられるサージタンクに接続されている、
エンジン制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載のエンジン制御装置において、
前記サージタンクに接続され、排気系から前記吸気系に排気ガスを案内するガス流路を有する、
エンジン制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エンジン制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関であるエンジンの熱効率を高めるため、燃焼室や吸気ポートに水を噴射する水噴射システムが開発されている(特許文献1-4参照)。また、水噴射システムを用いて燃焼室等に水を噴射することにより、燃焼室内のガス温度を下げてノッキングを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭60-61472号公報
特開2021-110327号公報
特開2022-38045号公報
特開2007-162665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、燃焼室や吸気ポート等のエンジン内部には、燃料やオイルの不完全燃焼生成物であるデポジットが堆積している。このデポジットはノッキング等の異常燃焼を招く要因であることから、デポジットの生成を抑制することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、エンジン制御装置は、エンジンの吸気系に取り付けられるスロットルバルブを有する。前記エンジン制御装置は、前記エンジンの燃焼室に取り付けられ、給水流路が接続されるインジェクタを有する。前記エンジン制御装置は、前記インジェクタを制御する制御システムを有する。前記制御システムは、スロットルバルブ開度が閾値を下回り、かつエンジン回転数が閾値を上回る場合に、前記インジェクタを開いて前記給水流路を前記燃焼室に連通させる。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、デポジットの生成を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係るエンジン制御装置が搭載された車両の一例を示す図である。
エンジンおよび制御システムの一例を示す図である。
電子制御ユニットの基本構造の一例を示す図である。
デポジット抑制制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
通常噴射モードの実行状況の一例を示す図である。
コースト供給モードの実行状況の一例を示す図である。
デポジット抑制制御の実行状況の一例を示すタイミングチャートである。
本開示の第2実施形態に係るエンジン制御装置の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0009】
<第1実施形態>
<車両>
図1は本開示の一実施形態に係るエンジン制御装置10が搭載された車両11の一例を示す図である。図1に示すように、車両11は、エンジン12およびトランスミッション13からなるパワーユニット14を有している。パワーユニット14の出力軸15は、プロペラ軸16およびデファレンシャル機構17を介して車輪18に連結されている。なお、図示するパワーユニット14は、後輪駆動用のパワーユニットであるが、これに限られることはなく、前輪駆動用や全輪駆動用のパワーユニットであっても良い。
【0010】
<エンジン>
図2はエンジン12および制御システム90の一例を示す図である。図2に示すように、エンジン12は、ピストン20を収容するシリンダブロック21と、シリンダブロック21に搭載されるシリンダヘッド22と、を有している。シリンダブロック21には、ピストン20が往復動可能に収容されており、ピストン20に連結されるクランク軸23が回転可能に支持されている。また、シリンダヘッド22には、燃焼室24に連通する吸気ポート25が形成されるとともに、吸気ポート25を開閉する吸気バルブ26が取り付けられている。同様に、シリンダヘッド22には、燃焼室24に連通する排気ポート27が形成されるとともに、排気ポート27を開閉する排気バルブ28が取り付けられている。さらに、シリンダヘッド22には、吸気バルブ26を駆動する吸気カム軸29と、排気バルブ28を駆動する排気カム軸30と、が取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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