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公開番号
2025068957
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023179095
出願日
2023-10-17
発明の名称
乗物及びタンクカバー
出願人
カワサキモータース株式会社
代理人
個人
主分類
F02M
21/02 20060101AFI20250422BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】緊急時にガスタンクから放出される軽量ガス燃料がタンクカバーの内部に滞留するのを防止する。
【解決手段】乗物は、空気より軽いガスを燃料として移動する。乗物は、フレームと、ガスタンクと、タンクカバーと、を有する。前記ガスタンクは、前記フレームに取り付けられ、前記燃料を貯留する。前記タンクカバーは、前記フレームに取り付けられ、前記ガスタンクを覆う。前記タンクカバーは、収容壁と、排出ガイド通路と、を備える。前記収容壁は、前記ガスタンクの収容空間を構成する。前記排出ガイド通路は、前記ガスタンクに形成される安全弁の放出口に対向して排出方向下流側に配置されて、前記放出口から放出されるガス燃料をタンクカバーの外部へ導く。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気より軽いガスを燃料として移動する乗物であって、
フレームと、
前記フレームに取り付けられ、前記燃料を貯留するガスタンクと、
前記フレームに取り付けられ、前記ガスタンクを覆うタンクカバーと、
を有し、
前記タンクカバーは、
前記ガスタンクの収容空間を構成する収容壁と、
前記ガスタンクに形成される安全弁の放出口に対向して排出方向下流側に配置されて、前記放出口から放出されるガス燃料をタンクカバーの外部へ導く排出ガイド通路と、
を備える、乗物。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の乗物であって、
前記放出口からの前記ガス燃料の放出方向が下方を向き、
前記排出ガイド通路が、前記収容空間の下方に前記ガス燃料を案内する、乗物。
【請求項3】
請求項2に記載の乗物であって、
前記排出ガイド通路は、前記タンクカバーの下方の乗物部品を避けた位置に前記ガス燃料を案内する、乗物。
【請求項4】
請求項1に記載の乗物であって、
前記排出ガイド通路は、前記放出口からの前記ガス燃料の放出方向に沿って延びて、前記放出口から排出される前記ガス燃料の前記放出方向への移動を許容しつつ、前記放出方向と交差する方向への移動を阻止する、乗物。
【請求項5】
請求項1に記載の乗物であって、
前記排出ガイド通路には、前記排出ガイド通路の上部に向けて浮揚する前記ガス燃料を前記タンクカバーの外部に排出するための出口が形成される、乗物。
【請求項6】
請求項5に記載の乗物であって、
前記排出ガイド通路を構成する壁面は、天井面を有し、
前記天井面の少なくとも一部が、上方に近づくにつれて前記タンクカバーの外方に向かう傾斜を有する、乗物。
【請求項7】
請求項1に記載の乗物であって、
前記排出ガイド通路は、前記タンクカバーの下面、及び、前記下面と隣接して異なる方向を向く面に跨って形成される凹部を含む、乗物。
【請求項8】
請求項7に記載の乗物であって、
前記凹部は上下方向に延びるスリット状に形成されている、乗物。
【請求項9】
請求項1に記載の乗物であって、
前記排出ガイド通路は、前記放出口の周囲から、前記タンクカバーの外部に開放される開口まで延びる筒状部の内部に形成されている、乗物。
【請求項10】
請求項9に記載の乗物であって、
前記排出ガイド通路の下流端において、前記タンクカバーには下向きの開口が形成されており、
前記開口は閉鎖部材によって閉鎖されており、
前記閉鎖部材は、前記排出ガイド通路の内部圧力が所定以上高くなると前記開口の閉鎖を解除する、乗物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気より軽いガス燃料を貯留するガスタンクを覆うタンクカバーに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、水素を含むガスの供給を受けて推進エネルギーを得る移動体を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-137505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、例えば水素エンジンで駆動される移動体が開示されている。しかし、水素エンジンに対する水素ガスの供給源がどのように構成されているかの開示がない。
【0005】
機械に軽量燃料ガスを供給するために、軽量燃料ガスが高圧で充填されたガスタンクを用いることが行われている。ガスタンクは、例えば外部からの衝撃から保護するために、タンクカバーによって覆われることがある。
【0006】
ガスタンクは、緊急時において燃料ガスをガスタンクから自動的に放出する機能を有している。しかし、ガスタンクから大量の燃料ガスがタンクカバー内部の狭い空間に放出され、滞留するのは好ましくない。
【0007】
本開示は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、空気より軽いガス燃料を貯留するガスタンクを覆うタンクカバーにおいて、緊急時にガスタンクから放出される軽量ガス燃料がタンクカバーの内部に滞留するのを防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0009】
本開示の第1の観点によれば、以下の構成の乗物が提供される。即ち、前記乗物は、空気より軽いガスを燃料として移動する。前記乗物は、フレームと、ガスタンクと、タンクカバーと、を有する。前記ガスタンクは、前記フレームに取り付けられ、前記燃料を貯留する。前記タンクカバーは、前記フレームに取り付けられ、前記ガスタンクを覆う。前記タンクカバーは、収容壁と、排出ガイド通路と、を備える。前記収容壁は、前記ガスタンクの収容空間を構成する。前記排出ガイド通路は、前記ガスタンクに形成される安全弁の放出口に対向して排出方向下流側に配置されて、前記放出口から放出されるガス燃料をタンクカバーの外部へ導く。
【0010】
本開示の第2の観点によれば、以下の構成のタンクカバーが提供される。即ち、前記タンクカバーは、空気より軽いガス燃料を貯留するガスタンクを覆う。前記タンクカバーは、収容壁と、排出ガイド通路と、を備える。前記収容壁は、前記ガスタンクの収容空間を構成する。前記排出ガイド通路は、前記ガスタンクに形成される安全弁の放出口に対向して排出方向下流側に配置される。前記排出ガイド通路は、前記放出口から放出されるガス燃料をタンクカバーの外部へ導く。
(【0011】以降は省略されています)
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