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公開番号
2025064054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173472
出願日
2023-10-05
発明の名称
車両
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F02M
37/00 20060101AFI20250410BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】本発明の目的は、アンモニアによる配管等の腐食を抑制できる車両を提供することである。
【解決手段】タンクは、アンモニアを収容する。吸気経路は、内燃機関に接続されている。インジェクタは、第1経路を介してタンクに接続されており、かつ、アンモニアを吸気経路または内燃機関の燃焼室に噴射する。第1バルブは、第1経路の開放と閉鎖とを切り替える。第2経路は、第1経路における第1バルブより下流に位置する部分と吸気経路とを接続している。第2バルブは、第2経路の開放と閉鎖とを切り替える。制御装置は、内燃機関の駆動を終了するための制御信号を取得した場合、第1バルブを開放状態から閉鎖状態に切り替え、第2バルブを閉鎖状態から開放状態に切り替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両は、タンクと、インジェクタと、内燃機関と、吸気経路と、第1経路と、第2経路と、第1バルブと、第2バルブと、制御装置と、を備えており、
前記タンクは、アンモニアを収容し、
前記吸気経路は、前記内燃機関に接続されており、
前記インジェクタは、前記第1経路を介して前記タンクに接続されており、かつ、前記アンモニアを前記吸気経路または前記内燃機関の燃焼室に噴射し、
前記第1バルブは、前記第1経路の開放と閉鎖とを切り替え、
前記第2経路は、前記第1経路における前記第1バルブより下流に位置する部分と前記吸気経路とを接続しており、
前記第2バルブは、前記第2経路の開放と閉鎖とを切り替え、
前記制御装置は、前記内燃機関の駆動を終了するための制御信号を取得した場合、前記第1バルブを開放状態から閉鎖状態に切り替え、前記第2バルブを閉鎖状態から開放状態に切り替える、
車両。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記車両は、排気経路と、アンモニア濃度検出センサと、触媒と、を備えており、
前記排気経路は、前記内燃機関に接続されており、
前記触媒は、前記排気経路に設けられており、かつ、前記内燃機関から排出される排気中のアンモニアを除去し、
前記アンモニア濃度検出センサは、前記排気経路に設けられており、かつ、前記触媒より上流に位置しており、かつ、前記内燃機関から排出される排気中のアンモニアの濃度を示す濃度信号を出力し、
前記制御装置は、前記内燃機関の駆動を終了するための制御信号を取得した場合、前記インジェクタに前記アンモニアを噴射させ、前記内燃機関をモータリングさせ、
前記制御装置は、前記濃度信号が示すアンモニアの濃度が所定濃度より低い場合、前記内燃機関のモータリングを終了する、
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記車両は、燃圧センサを、さらに備えており、
前記燃圧センサは、前記第1経路における前記第1バルブより下流の部分のアンモニアの燃圧または前記インジェクタのアンモニアの燃圧を示す燃圧信号を出力し、
前記制御装置は、前記内燃機関の駆動を終了するための制御信号を取得した後に、前記燃圧信号が示す燃圧が所定燃圧より低い場合、前記内燃機関の駆動を終了する、
請求項1に記載の車両。
【請求項4】
車両は、タンクと、インジェクタと、内燃機関と、吸気経路と、第1経路と、第2経路と、第1バルブと、第2バルブと、を備えており、
前記タンクは、アンモニアを収容し、
前記吸気経路は、前記内燃機関に接続されており、
前記インジェクタは、前記第1経路を介して前記タンクに接続されており、かつ、前記アンモニアを前記吸気経路または前記内燃機関の燃焼室に噴射し、
前記第1バルブは、前記第1経路の開放と閉鎖とを切り替え、
前記第2経路は、前記第1経路における前記第1バルブより下流に位置する部分と前記吸気経路とを接続しており(ただし、前記第2経路においてアンモニアが蒸発することによる気化潜熱を利用して前記第1経路を冷却することを除く)、
前記第2バルブは、前記第2経路の開放と閉鎖とを切り替える、
車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の車両に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のエンジンシステムが知られている。このエンジンシステムでは、アンモニアガスが燃料として使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-197211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、アンモニアは、金属を腐食させる性質を有する。そのため、アンモニアが配管を腐食させる問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、アンモニアによる配管等の腐食を抑制できる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1側面は、
車両は、タンクと、インジェクタと、内燃機関と、吸気経路と、第1経路と、第2経路と、第1バルブと、第2バルブと、制御装置と、を備えており、
前記タンクは、アンモニアを収容し、
前記吸気経路は、前記内燃機関に接続されており、
前記インジェクタは、前記第1経路を介して前記タンクに接続されており、かつ、前記アンモニアを前記吸気経路または前記内燃機関の燃焼室に噴射し、
前記第1バルブは、前記第1経路の開放と閉鎖とを切り替え、
前記第2経路は、前記第1経路における前記第1バルブより下流に位置する部分と前記吸気経路とを接続しており、
前記第2バルブは、前記第2経路の開放と閉鎖とを切り替え、
前記制御装置は、前記内燃機関の駆動を終了するための制御信号を取得した場合、前記第1バルブを開放状態から閉鎖状態に切り替え、前記第2バルブを閉鎖状態から開放状態に切り替える、
車両である。
【0007】
第2側面は、
前記車両は、排気経路と、アンモニア濃度検出センサと、触媒と、を備えており、
前記排気経路は、前記内燃機関に接続されており、
前記触媒は、前記排気経路に設けられており、かつ、前記内燃機関から排出される排気中のアンモニアを除去し、
前記アンモニア濃度検出センサは、前記排気経路に設けられており、かつ、前記触媒より上流に位置しており、かつ、前記内燃機関から排出される排気中のアンモニアの濃度を示す濃度信号を出力し、
前記制御装置は、前記内燃機関の駆動を終了するための制御信号を取得した場合、前記インジェクタに前記アンモニアを噴射させ、前記内燃機関をモータリングさせ、
前記制御装置は、前記濃度信号が示すアンモニアの濃度が所定濃度より低い場合、前記内燃機関のモータリングを終了する、
第1側面に記載の車両である。
【0008】
第3側面は、
前記車両は、燃圧センサを、さらに備えており、
前記燃圧センサは、前記第1経路における前記第1バルブより下流の部分のアンモニアの燃圧または前記インジェクタのアンモニアの燃圧を示す燃圧信号を出力し、
前記制御装置は、前記内燃機関の駆動を終了するための制御信号を取得した後に、前記燃圧信号が示す燃圧が所定燃圧より低い場合、前記内燃機関の駆動を終了する、
第1側面に記載の車両である。
【0009】
第4側面は、
車両は、タンクと、インジェクタと、内燃機関と、吸気経路と、第1経路と、第2経路と、第1バルブと、第2バルブと、を備えており、
前記タンクは、アンモニアを収容し、
前記吸気経路は、前記内燃機関に接続されており、
前記インジェクタは、前記第1経路を介して前記タンクに接続されており、かつ、前記アンモニアを前記吸気経路または前記内燃機関の燃焼室に噴射し、
前記第1バルブは、前記第1経路の開放と閉鎖とを切り替え、
前記第2経路は、前記第1経路における前記第1バルブより下流に位置する部分と前記吸気経路とを接続しており(ただし、前記第2経路においてアンモニアが蒸発することによる気化潜熱を利用して前記第1経路を冷却することを除く)、
前記第2バルブは、前記第2経路の開放と閉鎖とを切り替える、
車両である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、アンモニアによる配管等の腐食を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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