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公開番号
2025073911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023185097
出願日
2023-10-27
発明の名称
スロットル装置
出願人
朝日電装株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
11/10 20060101AFI20250502BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】バックラッシ用バネを容易に組み付けることができ、組付け時の作業性を向上させることができるスロットル装置を提供する。
【解決手段】スロットルグリップと連動して回転する連動部材2と、磁石mと共に回転する回転部材3と、回転部材3の回転角度を検出する磁気センサ5と、連動部材2及び回転部材3を回転可能に保持したケース部材1と、連動部材2及び回転部材3を覆うカバー部材11と、回転部材3の回転方向に付勢力を付与して連動部材2と回転部材3との間のバックラッシを低減するバックラッシ用バネ13とを具備したスロットル装置であって、バックラッシ用バネ13は、回転部材3に取り付けられた捩りバネから成り、一端13aが回転部材3に係止されるとともに、他端13bがカバー部材11の外側まで延設して捩り作用を受けつつ係止されたものである。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
スロットル操作可能な操作手段と、
前記操作手段と連動して回転する連動部材と、
磁石が取り付けられるとともに、前記連動部材の回転角度に応じて前記磁石と共に回転する回転部材と、
前記回転部材の回転に伴う前記磁石の磁気変化を検出し、前記回転部材の回転角度を検出する検出手段と、
前記連動部材及び回転部材を回転可能に保持したケース部材と、
前記ケース部材に取り付けられて前記連動部材及び前記回転部材を覆うカバー部材と、
前記回転部材の回転方向に付勢力を付与して前記連動部材と前記回転部材との間のバックラッシを低減するバックラッシ用バネと、
を具備し、前記検出手段で検出された前記回転部材の回転角度に基づいて前記操作手段の操作量を検出し、車両の駆動源が制御されるスロットル装置であって、
前記バックラッシ用バネは、前記回転部材に取り付けられた捩りバネから成り、一端が前記回転部材に係止されるとともに、他端が前記カバー部材の外側まで延設して捩り作用を受けつつ係止されたことを特徴とするスロットル装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記カバー部材に形成され、前記バックラッシ用バネの他端に捩り作用を付与する際に当該他端の移動を許容する円弧状の切欠き部と、
前記カバー部材の外側に取り付けられ、前記バックラッシ用バネの他端を移動させて捩じり作用を付与するとともに、捩り作用を付与した前記バックラッシ用バネの他端を係止する係止部材と、
を具備したことを特徴とする請求項1記載のスロットル装置。
【請求項3】
前記係止部材は、前記バックラッシ用バネの他端を係止しつつ前記回転部材の回転軸である軸部材を中心として回転することにより前記バックラッシ用バネに付勢力を付与した状態で固定されることを特徴とする請求項2記載のスロットル装置。
【請求項4】
前記回転部材は、前記連動部材に形成されたギアと噛み合うギアが形成されたギア部と、前記ギア部から筒状に延設された筒状部とを有して構成され、前記筒状部の先端部に前記磁石が取り付けられるとともに、前記ギア部の側面から前記筒状部側に向かって前記バックラッシ用バネを収容するバネ取付凹部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のスロットル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットルグリップの回転操作角度に基づいて車両の駆動源が制御されるスロットル装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近時の二輪車においては、スロットルグリップの回転操作角度をセンサにて電気的に検出し、その検出値を電気信号として当該二輪車が搭載する電子制御装置等に送るよう構成されたものが普及されるに至っている(例えば、特許文献1参照)。そして、かかる検出信号に基づき電子制御装置が所定の演算を行い、その演算結果に基づいてエンジンの点火時期或いはスロットルバルブの開閉が制御されるようになっている。
【0003】
かかる従来のスロットル装置は、スロットルグリップと連動して回転する連動部材と、磁石が取り付けられるとともに、連動部材の回転角度に応じて磁石と共に回転する回転部材と、回転部材の回転に伴う磁石の磁気変化を検出し、回転部材の回転角度を検出する検出手段とを具備するとともに、回転部材の回転方向に付勢力を付与して連動部材と回転部材との間のバックラッシを低減するバックラッシ用バネを備えていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-96345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来のスロットル装置においては、バックラッシ用バネを組み付ける際、回転部材に付勢力を付与させつつ連動部材のギアに回転部材のギアをかみ合わせた後、カバー部材で覆っていたので、組付け作業が難しく作業性が悪いという不具合があった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、バックラッシ用バネを容易に組み付けることができ、組付け時の作業性を向上させることができるスロットル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、スロットル操作可能な操作手段と、前記操作手段と連動して回転する連動部材と、磁石が取り付けられるとともに、前記連動部材の回転角度に応じて前記磁石と共に回転する回転部材と、前記回転部材の回転に伴う前記磁石の磁気変化を検出し、前記回転部材の回転角度を検出する検出手段と、前記連動部材及び回転部材を回転可能に保持したケース部材と、前記ケース部材に取り付けられて前記連動部材及び前記回転部材を覆うカバー部材と、前記回転部材の回転方向に付勢力を付与して前記連動部材と前記回転部材との間のバックラッシを低減するバックラッシ用バネとを具備し、前記検出手段で検出された前記回転部材の回転角度に基づいて前記操作手段の操作量を検出し、車両の駆動源が制御されるスロットル装置であって、前記バックラッシ用バネは、前記回転部材に取り付けられた捩りバネから成り、一端が前記回転部材に係止されるとともに、他端が前記カバー部材の外側まで延設して捩り作用を受けつつ係止されたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスロットル装置において、前記カバー部材に形成され、前記バックラッシ用バネの他端に捩り作用を付与する際に当該他端の移動を許容する円弧状の切欠き部と、前記カバー部材の外側に取り付けられ、前記バックラッシ用バネの他端を移動させて捩じり作用を付与するとともに、捩り作用を付与した前記バックラッシ用バネの他端を係止する係止部材とを具備したことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のスロットル装置において、前記係止部材は、前記バックラッシ用バネの他端を係止しつつ前記回転部材の回転軸である軸部材を中心として回転することにより前記バックラッシ用バネに付勢力を付与した状態で固定されることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載のスロットル装置において、前記回転部材は、前記連動部材に形成されたギアと噛み合うギアが形成されたギア部と、前記ギア部から筒状に延設された筒状部とを有して構成され、前記筒状部の先端部に前記磁石が取り付けられるとともに、前記ギア部の側面から前記筒状部側に向かって前記バックラッシ用バネを収容するバネ取付凹部が形成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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