TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025073910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023185096
出願日
2023-10-27
発明の名称
スロットル装置
出願人
朝日電装株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
11/10 20060101AFI20250502BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】外部から磁石を近づけてもスロットルグリップと連動する磁石の磁気に対する影響を抑制することができるとともに、磁気遮蔽のための製造コストを低減することができるスロットル装置を提供する。
【解決手段】スロットルグリップと連動して回転する連動部材2と、磁石mと共に回転する回転部材3と、回転部材3の回転に伴う磁石mの磁気変化を検出し、回転部材3の回転角度を検出する磁気センサ5と、連動部材2及び回転部材3を回転可能に保持したケース部材1と、磁性体から成るとともに、磁石m及び磁気センサ5の周囲に位置して外部からの磁気を遮蔽可能な磁気遮蔽部材12とを具備したスロットル装置であって、磁気遮蔽部材12は、両端が開口して磁石m及び磁気センサ5の側方を囲む筒状の側方部品12aと、側方部品12aの少なくとも一方の開口端を塞ぐ板状の底部品12bとを有するものである。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
スロットル操作可能な操作手段と、
前記操作手段と連動して回転する連動部材と、
磁石が取り付けられるとともに、前記連動部材の回転角度に応じて前記磁石と共に回転する回転部材と、
前記回転部材の回転に伴う前記磁石の磁気変化を検出し、前記回転部材の回転角度を検出する検出手段と、
前記連動部材及び回転部材を回転可能に保持したケース部材と、
磁性体から成るとともに、前記磁石及び検出手段の周囲に位置して外部からの磁気を遮蔽可能な磁気遮蔽部材と、
を具備し、前記検出手段で検出された前記回転部材の回転角度に基づいて前記操作手段の操作量を検出し、車両の駆動源が制御されるスロットル装置であって、
前記磁気遮蔽部材は、両端が開口して前記磁石及び検出手段の側方を囲む筒状の側方部品と、前記側方部品の少なくとも一方の開口端を塞ぐ板状の底部品とを有することを特徴とするスロットル装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記ケース部材は、前記連動部材が回転可能に取り付けられる第1収容部と、前記回転部材が回転可能に取り付けられる第2収容部と、前記検出手段が取り付けられる第3収容部とを具備するとともに、前記第3収容部の側方位置に前記磁気遮蔽部材の側方部品を嵌入可能な嵌入部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のスロットル装置。
【請求項3】
前記ケース部材は、前記第3収容部と連続して形成された第4収容部を有するとともに、前記検出手段が形成された基板が前記第3収容部及び第4収容部に亘って取り付けられ、前記第4収容部に位置する前記基板の部位に接続端子が形成されたことを特徴とする請求項2記載のスロットル装置。
【請求項4】
前記磁気遮蔽部材の側方部品は、側方の一部に切欠きが形成された筒状部材から成るとともに、前記嵌入部に嵌入された状態で前記第3収容部及び第4収容部の境界部に前記切欠きが位置することを特徴とする請求項3記載のスロットル装置。
【請求項5】
前記回転部材は、前記連動部材に形成されたギアと噛み合うギアが形成されたギア部と、前記ギア部から筒状に延設された筒状部とを有して構成され、前記筒状部の先端部に前記磁石が取り付けられたことを特徴とする請求項1記載のスロットル装置。
【請求項6】
前記ケース部材に取り付けられて前記連動部材及び前記回転部材を覆うカバー部材を具備するとともに、前記カバー部材は磁性体から成ることを特徴とする請求項1記載のスロットル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットルグリップの回転操作角度に基づいて車両の駆動源が制御されるスロットル装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近時の二輪車においては、スロットルグリップの回転操作角度をセンサにて電気的に検出し、その検出値を電気信号として当該二輪車が搭載する電子制御装置等に送るよう構成されたものが普及されるに至っている(例えば、特許文献1参照)。そして、かかる検出信号に基づき電子制御装置が所定の演算を行い、その演算結果に基づいてエンジンの点火時期或いはスロットルバルブの開閉が制御されるようになっている。
【0003】
かかる従来のスロットル装置は、スロットルグリップと連動して回転する連動部材と、磁石が取り付けられるとともに、連動部材の回転角度に応じて磁石と共に回転する回転部材と、回転部材の回転に伴う磁石の磁気変化を検出し、回転部材の回転角度を検出する検出手段とを具備するとともに、外部からの磁気を遮蔽するための磁気遮蔽部材を備えていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-96345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来のスロットル装置においては、磁気遮蔽部材が有底筒状部材から成るので、深絞り加工が必要となり、製造コストが嵩んでしまうという不具合がある。特に、従来のスロットル装置における磁気遮蔽部材は、小径の有底筒状部材及び大径の有底筒状部材が必要とされるため、それぞれの部材を得るために深絞り加工が必要とされていた。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、外部から磁石を近づけてもスロットルグリップと連動する磁石の磁気に対する影響を抑制することができるとともに、磁気遮蔽のための製造コストを低減することができるスロットル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、スロットル操作可能な操作手段と、前記操作手段と連動して回転する連動部材と、磁石が取り付けられるとともに、前記連動部材の回転角度に応じて前記磁石と共に回転する回転部材と、前記回転部材の回転に伴う前記磁石の磁気変化を検出し、前記回転部材の回転角度を検出する検出手段と、前記連動部材及び回転部材を回転可能に保持したケース部材と、磁性体から成るとともに、前記磁石及び検出手段の周囲に位置して外部からの磁気を遮蔽可能な磁気遮蔽部材とを具備し、前記検出手段で検出された前記回転部材の回転角度に基づいて前記操作手段の操作量を検出し、車両の駆動源が制御されるスロットル装置であって、前記磁気遮蔽部材は、両端が開口して前記磁石及び検出手段の側方を囲む筒状の側方部品と、前記側方部品の少なくとも一方の開口端を塞ぐ板状の底部品とを有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスロットル装置において、前記ケース部材は、前記連動部材が回転可能に取り付けられる第1収容部と、前記回転部材が回転可能に取り付けられる第2収容部と、前記検出手段が取り付けられる第3収容部とを具備するとともに、前記第3収容部の側方位置に前記磁気遮蔽部材の側方部品を嵌入可能な嵌入部が形成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のスロットル装置において、前記ケース部材は、前記第3収容部と連続して形成された第4収容部を有するとともに、前記検出手段が形成された基板が前記第3収容部及び第4収容部に亘って取り付けられ、前記第4収容部に位置する前記基板の部位に接続端子が形成されたことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のスロットル装置において、前記磁気遮蔽部材の側方部品は、側方の一部に切欠きが形成された筒状部材から成るとともに、前記嵌入部に嵌入された状態で前記第3収容部及び第4収容部の境界部に前記切欠きが位置することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
朝日電装株式会社
スロットル装置
1日前
朝日電装株式会社
スロットル装置
1日前
朝日電装株式会社
車両用ロック装置
12日前
朝日電装株式会社
無線通信システム
20日前
朝日電装株式会社
ハンドルスイッチ装置
1日前
朝日電装株式会社
ハンドルグリップ装置
12日前
朝日電装株式会社
ハンドルグリップ装置
12日前
朝日電装株式会社
ハンドルグリップ装置
12日前
朝日電装株式会社
ハンドルグリップ装置
12日前
ダイハツ工業株式会社
車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
朝日電装株式会社
スロットル装置
1日前
朝日電装株式会社
スロットル装置
1日前
株式会社豊田自動織機
ターボチャージャ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
異常診断装置
12日前
有光工業株式会社
動力システム
22日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
22日前
スズキ株式会社
エンジン
1日前
株式会社アイシン
内燃機関
1か月前
トヨタ自動車株式会社
給油判定装置
27日前
個人
燃料タンク
1日前
個人
水素を初期燃焼に用いた対向ピストン内燃機関
1か月前
株式会社デンソートリム
エンジン電子制御装置
1か月前
カワサキモータース株式会社
乗物及び排気部品
12日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関制御装置
29日前
スズキ株式会社
車両におけるベルト滑り検出装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
22日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
カワサキモータース株式会社
乗物及びタンクカバー
14日前
個人
内燃機関の燃焼圧力を最大限回転力に変えるシステム。
2日前
いすゞ自動車株式会社
内燃機関
1か月前
スズキ株式会社
車両の制御装置
2日前
三菱自動車工業株式会社
リキッドセパレータ
20日前
株式会社SUBARU
キャニスタの蒸発燃料吸着量計測装置
12日前
続きを見る
他の特許を見る