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公開番号2025070890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181494
出願日2023-10-20
発明の名称車両用ロック装置
出願人朝日電装株式会社
代理人個人
主分類B62J 9/27 20200101AFI20250424BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】取付部品のロックまたはロック解除を遠隔操作にて容易に行わせることができるとともに、車両のバッテリから取付部品まで延びる配線や接続端子を不要とすることができる車両用ロック装置を提供する。
【解決手段】電波を発信して無線通信可能なスマートフォンPと、収容ケース1を係止する係止位置から当該係止を解除する解除位置に移動可能な第1操作手段S1及び第2操作手段S2と、第1操作手段S1及び第2操作手段S2の係止位置から解除位置までの移動を規制してロックするロック手段5と、スマートフォンPから発信された電波を受けて電力を発生させる電力発生手段2aと、電力発生手段2aにより発生した電力が供給されて駆動し、ロック手段5によるロックを解除して第1操作手段S1及び第2操作手段S2の係止位置から解除位置までの移動を許容させるモータ4とを具備した車両用ロック装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体に取り付けられた取付部品の係止をロック又はロック解除可能とされた車両用ロック装置において、
操作者が携帯可能とされるとともに、電波を発信して無線通信可能な携帯機と、
前記取付部品に配設され、当該取付部品を係止する係止位置から当該係止を解除する解除位置に移動可能な操作手段と、
前記操作手段の前記係止位置から前記解除位置までの移動を規制してロックするロック手段と、
前記取付部品に配設され、前記携帯機から発信された電波を受けて電力を発生させる電力発生手段と、
前記電力発生手段により発生した電力が供給されて駆動し、前記ロック手段によるロックを解除して前記操作手段の前記係止位置から解除位置までの移動を許容させる駆動手段と、
を具備したことを特徴とする車両用ロック装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記電力発生手段により発生した電力を蓄電する蓄電手段を具備し、当該蓄電手段で蓄電された電力が前記駆動手段に供給されることを特徴とする請求項1記載の車両用ロック装置。
【請求項3】
前記携帯機に配設されて予め登録したIDコードを電波で発信し得る発信手段と、
前記取付部品に配設されて前記発信手段から発信されたIDコードを受信し得る受信手段と、
前記受信手段で受信したIDコードが予め登録したものであるか否かを判定する判定手段と、
を備えるとともに、前記判定手段により予め登録したIDコードを受信したと判定されたことを条件として、前記駆動手段を駆動させることを特徴とする請求項1記載の車両用ロック装置。
【請求項4】
前記取付部品は、荷物を収容する収容部と、収容部を開閉する蓋部とを有した収容ケースから成るとともに、前記操作手段は、前記ロック手段によるロック解除により、前記車体に対する前記収容ケースの係止の解除操作と、前記収容ケースの前記収容部に対する前記蓋部の係止の解除操作とをそれぞれ行い得ることを特徴とする請求項1記載の車両用ロック装置。
【請求項5】
前記携帯機は、操作者が所持するスマートフォンから成り、当該スマートフォンから発信した電波を受けて前記電力発生手段にて電力を発生させることを特徴とする請求項1記載の車両用ロック装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車体に取り付けられた取付部品の係止をロック又はロック解除可能とされた車両用ロック装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば大型の二輪車には、その後部にパニアケースやリアボックスと称される収容ケースが取り付けられることがある。かかる収容ケースは、ツーリングやキャンピング時に使用する荷物を収容可能とされており、例えば特許文献1にて開示されているように、二輪車の後部フレームに係止されることにより脱着可能に取り付けられている。また、盗難防止のため、収容ケースを車体に対してロック(施錠)可能とされるとともに、収容ケースの蓋部を収容部に対してロック(施錠)可能なロック装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-075553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の収容ケースにおいては、収容ケースを車体から取り外す場合や収容ケースの蓋部を開状態とする場合、専用のキーでロック装置のロックを解除する必要があり、手間がかかってしまうという不具合がある。このため、ロック装置のロックまたはロックの解除をアクチュエータにて行わせるものが考えられるが、この場合、車両が搭載するバッテリとロック装置に配設されたアクチュエータとを接続する配線及び接続端子が必要となり、配線の取り回しが複雑になってしまうとともに、接続端子の接続不良が生じる虞があった。なお、このような問題は、収容ケースのロック装置に限らず、車体に取り付けられた種々形態の取付部品について同様に生じてしまう。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、取付部品のロックまたはロック解除を遠隔操作にて容易に行わせることができるとともに、車両のバッテリから取付部品まで延びる配線や接続端子を不要とすることができる車両用ロック装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、車体に取り付けられた取付部品の係止をロック又はロック解除可能とされた車両用ロック装置において、操作者が携帯可能とされるとともに、電波を発信して無線通信可能な携帯機と、前記取付部品に配設され、当該取付部品を係止する係止位置から当該係止を解除する解除位置に移動可能な操作手段と、前記操作手段の前記係止位置から前記解除位置までの移動を規制してロックするロック手段と、前記取付部品に配設され、前記携帯機から発信された電波を受けて電力を発生させる電力発生手段と、前記電力発生手段により発生した電力が供給されて駆動し、前記ロック手段によるロックを解除して前記操作手段の前記係止位置から解除位置までの移動を許容させる駆動手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両用ロック装置において、前記電力発生手段により発生した電力を蓄電する蓄電手段を具備し、当該蓄電手段で蓄電された電力が前記駆動手段に供給されることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の車両用ロック装置において、前記携帯機に配設されて予め登録したIDコードを電波で発信し得る発信手段と、前記取付部品に配設されて前記発信手段から発信されたIDコードを受信し得る受信手段と、前記受信手段で受信したIDコードが予め登録したものであるか否かを判定する判定手段とを備えるとともに、前記判定手段により予め登録したIDコードを受信したと判定されたことを条件として、前記駆動手段を駆動させることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の車両用ロック装置において、前記取付部品は、荷物を収容する収容部と、収容部を開閉する蓋部とを有した収容ケースから成るとともに、前記操作手段は、前記ロック手段によるロック解除により、前記車体に対する前記収容ケースの係止の解除操作と、前記収容ケースの前記収容部に対する前記蓋部の係止の解除操作とをそれぞれ行い得ることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の車両用ロック装置において、前記携帯機は、操作者が所持するスマートフォンから成り、当該スマートフォンから発信した電波を受けて前記電力発生手段にて電力を発生させることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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