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公開番号2025062961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172374
出願日2023-10-03
発明の名称スロットル操作装置
出願人朝日電装株式会社
代理人個人
主分類B62K 23/04 20060101AFI20250408BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】操作レバーの車幅方向に対する突出寸法を小さくして装置全体の小型化を図りつつ把持グリップの把持領域を把持した運転者の手または指による誤操作を抑制することができるスロットル操作装置を提供する。
【解決手段】把持グリップMより車幅方向内側の位置に取り付けられた本体部Cと、運転者が把持グリップMを把持しつつ指で回転操作可能な操作レバーLと、操作レバーLの回転操作と共に回転し得る連動部材1と、操作レバーLの回転角度を検出し得る磁気センサ2とを具備し、磁気センサ2で検出された操作レバーLの回転角度に応じて車両の駆動源を制御可能とされたスロットル操作装置であって、操作レバーLと把持グリップMの把持領域Mbとの間を区分けするとともに、把持グリップMを把持した運転者の手または指と干渉し得る干渉部としての鍔部Mbを有するものである。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
車両のハンドルバーの先端部に取り付けられて運転者が把持可能な把持領域を有する把持グリップと、
前記ハンドルバーにおける前記把持グリップより車幅方向内側の位置に取り付けられた本体部と、
前記本体部の側面に取り付けられ、前記ハンドルバーの軸周りに回転し得るとともに、運転者が前記把持グリップを把持しつつ指で回転操作可能な操作レバーと、
前記本体部に収容され、前記操作レバーの回転操作と共に回転し得る連動部材と、
前記連動部材の回転角度を検出することにより、前記操作レバーの回転角度を検出し得る回転角度検出手段と、
を具備し、前記回転角度検出手段で検出された前記操作レバーの回転角度に応じて車両の駆動源を制御可能とされたスロットル操作装置であって、
前記操作レバーと前記把持グリップの把持領域との間を区分けするとともに、前記把持グリップを把持した運転者の手または指と干渉し得る干渉部を有することを特徴とするスロットル操作装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記操作レバーは、前記本体部の車幅方向外側の位置に取り付けられるとともに、前記干渉部は、前記把持グリップの基端に形成され、周方向に亘って突出形成されて径が前記把持領域より大きく設定された鍔部から成ることを特徴とする請求項1記載のスロットル操作装置。
【請求項3】
前記操作レバーは、前記本体部の車幅方向内側の位置に取り付けられるとともに、前記干渉部は、前記本体部を構成するケースから成ることを特徴とする請求項1記載のスロットル操作装置。
【請求項4】
前記操作レバーは、前記本体部の側面において前記連動部材と連結して取り付けられた回転部と、前記回転部から運転者側に突出して延設されるとともに先端が屈曲して操作部が形成された延設部と、を有し、前記把持グリップの把持領域を把持した運転者の手の指で前記操作部を押し下げまたは押し上げて回転操作可能とされるとともに、前記操作部は、前記本体部の運転者側正面に対してオーバーラップして形成されたことを特徴とする請求項1記載のスロットル操作装置。
【請求項5】
前記操作レバーは、前記操作部を押し下げることにより正方向に回転操作可能とされるとともに、前記操作部を押し上げることにより逆方向に回転操作可能とされたことを特徴とする請求項4記載のスロットル操作装置。
【請求項6】
前記本体部を構成するケースは、前記操作レバーに向かって突出形成されて前記操作レバーの前記回転部を覆う覆い部が一体形成されたことを特徴とする請求項4記載のスロットル操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作手段の回転操作に基づいて車両の駆動源が制御されるスロットル操作装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近時の二輪車においては、スロットルグリップの回転角度をポテンショメータ等のスロットル開度センサにて検出し、その検出値を電気信号として当該二輪車が搭載する電子制御装置等に送るよう構成されたスロットル操作装置が普及されるに至っている。そして、かかる検出信号に基づき電子制御装置が所定の演算を行い、その演算結果に基づいて車両の駆動源(例えばエンジンの点火時期、吸気バルブ若しくはスロットルバルブの開閉)が制御されるようになっている。
【0003】
従来のスロットル操作装置として、例えば特許文献1にて開示されたものが挙げられる。かかる従来のスロットル操作装置は、本体部を構成するケースの側面の位置に操作レバーが設けられるとともに、把持グリップの把持領域を把持した運転者の手の指をのばして操作レバーをハンドルバーの軸周りに回転させることにより、車両を前進または後退させるよう構成されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-138679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術においては、操作レバーが本体部と隣接した位置においてハンドルバーの軸周りに回転可能に取り付けられたので、操作レバーの車幅方向に対する突出寸法を小さくして装置全体を小型化し得るものの、把持グリップの把持領域を把持した運転者の手の指をのばして操作レバーをハンドルバーの軸周りに回転操作する構成とされていたので、把持領域を把持した運転者の手や指が意図せず操作レバーに触れた場合に誤操作してしまう虞があった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、操作レバーの車幅方向に対する突出寸法を小さくして装置全体の小型化を図りつつ把持グリップの把持領域を把持した運転者の手または指による誤操作を抑制することができるスロットル操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、車両のハンドルバーの先端部に取り付けられて運転者が把持可能な把持領域を有する把持グリップと、前記ハンドルバーにおける前記把持グリップより車幅方向内側の位置に取り付けられた本体部と、前記本体部の側面に取り付けられ、前記ハンドルバーの軸周りに回転し得るとともに、運転者が前記把持グリップを把持しつつ指で回転操作可能な操作レバーと、前記本体部に収容され、前記操作レバーの回転操作と共に回転し得る連動部材と、前記連動部材の回転角度を検出することにより、前記操作レバーの回転角度を検出し得る回転角度検出手段とを具備し、前記回転角度検出手段で検出された前記操作レバーの回転角度に応じて車両の駆動源を制御可能とされたスロットル操作装置であって、前記操作レバーと前記把持グリップの把持領域との間を区分けするとともに、前記把持グリップを把持した運転者の手または指と干渉し得る干渉部を有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスロットル操作装置において、前記操作レバーは、前記本体部の車幅方向外側の位置に取り付けられるとともに、前記干渉部は、前記把持グリップの基端に形成され、周方向に亘って突出形成されて径が前記把持領域より大きく設定された鍔部から成ることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のスロットル操作装置において、前記操作レバーは、前記本体部の車幅方向内側の位置に取り付けられるとともに、前記干渉部は、前記本体部を構成するケースから成ることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載のスロットル操作装置において、前記操作レバーは、前記本体部の側面において前記連動部材と連結して取り付けられた回転部と、前記回転部から運転者側に突出して延設されるとともに先端が屈曲して操作部が形成された延設部と、を有し、前記把持グリップの把持領域を把持した運転者の手の指で前記操作部を押し下げまたは押し上げて回転操作可能とされるとともに、前記操作部は、前記本体部の運転者側正面に対してオーバーラップして形成されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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