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公開番号
2025067664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177809
出願日
2023-10-13
発明の名称
無線通信システム
出願人
朝日電装株式会社
代理人
個人
主分類
B60R
25/24 20130101AFI20250417BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の搭乗者による特定の入力操作を介在させることにより、第三者による不正行為を確実に且つ簡易な通信処理構成で防止することができる無線通信システムを提供する。
【解決手段】アクセス信号を無線送信可能な車載ユニットYと、車載ユニットYに所定の応答信号を無線送信可能なスマートフォンPとを具備し、スマートフォンPから車載ユニットYに無線送信された応答信号に応じてモータの始動を許可又は車両の走行を可能とし得る無線通信システムであって、スマートフォンPは、搭乗者による特定の入力が可能な入力手段9と、入力された搭乗者による特定の入力が予め登録した入力形態と合致しているか否か判定する判定手段12と、特定の入力が予め登録した入力形態と合致していると判定されたことを条件として、応答信号を車載ユニットYに送信させる応答手段13とを具備したものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、搭乗者が任意に操作可能な操作手段を有するとともに、前記操作手段を操作することによりアクセス信号を無線送信可能な車載ユニットと、
車両の搭乗者が携帯可能とされるとともに、前記アクセス信号を受信したとき、前記車載ユニットに認証のための所定の応答信号を無線送信可能な携帯機と、
を具備し、前記携帯機から前記車載ユニットに無線送信された応答信号に応じて、車両の駆動源の始動を許可又は車両の走行を可能とし得る無線通信システムであって、
前記携帯機は、
前記アクセス信号を受信したとき、搭乗者による特定の入力が可能な入力手段と、
前記入力手段に入力された搭乗者による特定の入力が予め登録した入力形態と合致しているか否か判定する判定手段と、
前記判定手段により前記入力手段に入力された搭乗者による特定の入力が予め登録した入力形態と合致していると判定されたことを条件として、前記応答信号を前記車載ユニットに送信させる応答手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信システム。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記入力手段は、前記携帯機に付与された振動を検出可能な加速度センサから成り、前記特定の入力は、搭乗者が前記携帯機に付与した振動を前記加速度センサが検出することにより行われることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
【請求項3】
前記特定の入力及び予め登録した入力形態は、所定時間内で搭乗者が前記携帯機に付与した振動の数、振動のパターンまたは振動の大きさから成ることを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
【請求項4】
前記加速度センサは、搭乗者の歩行に伴って生じる振動を検出可能とされるとともに、当該歩行に伴って生じる振動と前記特定の入力による振動とを識別可能な識別手段を具備したことを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
【請求項5】
前記携帯機は、搭乗者が所持するスマートフォンから成り、前記車載ユニットとの間で予めペアリングすることにより、当該車載ユニットと無線通信可能とされたことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
【請求項6】
前記携帯機は、前記車載ユニットから前記アクセス信号を受信したとき、搭乗者による前記特定の入力を可能とするアプリケーションが起動されることを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
【請求項7】
前記車載ユニットは、発光手段を具備するとともに、前記アクセス信号を発信した後、前記応答信号を受信するまでの待機時間において、前記発光手段を点灯または点滅させることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯機から車載ユニットに無線送信された応答信号に応じて、車両の駆動源の始動を許可又は車両の走行を可能とし得る無線通信システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
搭乗者が携帯するとともに車両固有の認証コードを電波にて送信し得る携帯機と、その送信された認証コードを受信可能な車載ユニットとを具備し、携帯機から無線送信された認証コードが正規の認証コードである場合に限り、車両の各種ロックの解除、及び駆動源の始動を許可し得る無線通信システムが普及している。このような無線通信システムは、車載ユニットに配設されたアクセスボタンを押圧操作すると、アクセス信号が無線送信され、そのアクセス信号を受信した携帯機が認証コードを無線送信するとともに、当該認証コードが車載ユニットにて受信されると、当該認証コードが正規の認証コードであるか否か判定し得るよう構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-220088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の無線通信システムにおいては、車両の正規のユーザによる特定の操作が介在しないため、携帯機と車載ユニットとの間の通信を第三者が中継器にて不正に行ってしまう所謂リレーアタックなる不正行為を確実に防止することが困難とされていた。また、上記従来の無線通信システムにおいては、不正行為を抑制するため、車載ユニットと携帯機とで通信される信号の処理構成が極めて複雑になってしまうという不具合がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両の搭乗者による特定の入力操作を介在させることにより、第三者による不正行為を確実に且つ簡易な通信処理構成で防止することができる無線通信システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、車両に搭載され、搭乗者が任意に操作可能な操作手段を有するとともに、前記操作手段を操作することによりアクセス信号を無線送信可能な車載ユニットと、車両の搭乗者が携帯可能とされるとともに、前記アクセス信号を受信したとき、前記車載ユニットに認証のための所定の応答信号を無線送信可能な携帯機とを具備し、前記携帯機から前記車載ユニットに無線送信された応答信号に応じて、車両の駆動源の始動を許可又は車両の走行を可能とし得る無線通信システムであって、前記携帯機は、前記アクセス信号を受信したとき、搭乗者による特定の入力が可能な入力手段と、前記入力手段に入力された搭乗者による特定の入力が予め登録した入力形態と合致しているか否か判定する判定手段と、前記判定手段により前記入力手段に入力された搭乗者による特定の入力が予め登録した入力形態と合致していると判定されたことを条件として、前記応答信号を前記車載ユニットに送信させる応答手段と、を具備したことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の無線通信システムにおいて、前記入力手段は、前記携帯機に付与された振動を検出可能な加速度センサから成り、前記特定の入力は、搭乗者が前記携帯機に付与した振動を前記加速度センサが検出することにより行われることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の無線通信システムにおいて、前記特定の入力及び予め登録した入力形態は、所定時間内で搭乗者が前記携帯機に付与した振動の数、振動のパターンまたは振動の大きさから成ることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の無線通信システムにおいて、前記加速度センサは、搭乗者の歩行に伴って生じる振動を検出可能とされるとともに、当該歩行に伴って生じる振動と前記特定の入力による振動とを識別可能な識別手段を具備したことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の無線通信システムにおいて、前記携帯機は、搭乗者が所持するスマートフォンから成り、前記車載ユニットとの間で予めペアリングすることにより、当該車載ユニットと無線通信可能とされたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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