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公開番号2025080572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193819
出願日2023-11-14
発明の名称内燃機関の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 45/00 20060101AFI20250519BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】フェーエルカットが実施される内燃機関において、オクタン価が高い燃料の使用に伴うドライバビリティの悪化を抑制することを課題とする。
【解決手段】内燃機関の制御装置は、発生させるトルクに応じてフェーエルカットが実施される内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関が前記フェーエルカットの実施を回避するトルクを発生するように、前記内燃機関に用いられる燃料のオクタン価に応じて前記内燃機関に供給される空気量を低減する制御を実施する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
発生させるトルクに応じてフェーエルカットが実施される内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関が前記フェーエルカットの実施を回避するトルクを発生するように、前記内燃機関に用いられる燃料のオクタン価に応じて前記内燃機関に供給される空気量を低減する制御を実施する、
内燃機関の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、燃料のオクタン価に応じて点火時期を変更する制御が実施される内燃機関が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－１１６８００号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、内燃機関は、モータジェネレータ（ＭＧ１）と組み合わされた状態でハイブリッド車両に搭載されることがある。ハイブリッド車両では、内燃機関のトルクがＭＧ１の許容トルクを超えないようにフューエルカット（Ｆ／Ｃ）が実施されることがある。また、燃料のオクタン価が高くなると内燃機関が出力するトルクが高くなることが知られている。このため、燃料のオクタン価が高くなると、Ｆ／Ｃが実施される機会が増加すると考えられる。
【０００５】
しかしながら、Ｆ／Ｃが実施されると、車両のドライバビリティが悪化する。ドライバビリティの悪化は、回避されることが望ましい。上記特許文献１は、車両のドライバビリティ悪化を抑制することについて提案されていない。
【０００６】
そこで、本明細書開示の発明は、フェーエルカットが実施される内燃機関において、オクタン価が高い燃料の使用に伴うドライバビリティの悪化を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題は、発生させるトルクに応じてフェーエルカットが実施される内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関が前記フェーエルカットの実施を回避するトルクを発生するように、前記内燃機関に用いられる燃料のオクタン価に応じて前記内燃機関に供給される空気量を低減する制御を実施する内燃機関の制御装置によって達成される。
【発明の効果】
【０００８】
本明細書開示の発明は、フェーエルカットが実施される内燃機関において、オクタン価が高い燃料の使用に伴うドライバビリティの悪化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は実施形態のハイブリッド車両の概略構成を示す模式図ある。
図２は実施形態のハイブリッド車両が備えるエンジンの概略構成を示す模式図である。
図３（Ａ）は実施形態の内燃機関の制御の一例を示すフローチャートである。図３（Ｂ）は減算係数の算出マップの一例である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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