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公開番号2025027655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132631
出願日2023-08-16
発明の名称車両用の充電システム
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類F02B 37/22 20060101AFI20250220BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】タービンを各回転数に適した流路断面積で運転すること。
【解決手段】車両500用の充電システム100は、内燃機関200からの排気ガスによって運転されるタービンTと、タービンTの翼車3に流入する流路62の断面積を調整するアジャスタ80と、を含む過給機TCと、内燃機関200からの動力によって生じる電気を充電可能なバッテリ300と、アジャスタ80を制御する制御装置90であって、アジャスタ80を第1充電モードおよび第2充電モードの間で切り替え、第1充電モードでは、流路62の断面積を第1断面積に設定し、第2充電モードでは、流路62の断面積を第1断面積と異なる第2断面積に設定する、制御装置90と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関からの排気ガスによって運転されるタービンと、前記タービンの翼車に流入する流路の断面積を調整するアジャスタと、を含む過給機と、
前記内燃機関からの動力によって生じる電気を充電可能なバッテリと、
前記アジャスタを制御する制御装置であって、
前記アジャスタを第1充電モードおよび第2充電モードの間で切り替え、
前記第1充電モードでは、前記流路の前記断面積を第1断面積に設定し、
前記第2充電モードでは、前記流路の前記断面積を前記第1断面積と異なる第2断面積に設定する、
制御装置と、
を備える、
車両用の充電システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記第1断面積は、前記第2断面積より小さく、
前記第1充電モードにおいて前記バッテリに供給される電力が、前記第2充電モードにおいて前記バッテリに供給される電力より大きい、請求項1に記載の車両用の充電システム。
【請求項3】
前記過給機は、前記タービンに連結される圧縮機を含み、
前記アジャスタは、
前記流路の一部を画定する可動壁と、
前記可動壁を収容する流体チャンバと、
前記圧縮機からの圧縮流体を前記流体チャンバに導く導管と、
前記流路の前記断面積を拡げる方向または狭める方向に前記可動壁を押す弾性体と、
を含む、
請求項1に記載の車両用の充電システム。
【請求項4】
前記アジャスタは、
前記可動壁を前記第1充電モードに対応する第1位置に位置決めする第1ストッパと、
前記可動壁を前記第2充電モードに対応する第2位置に位置決めする第2ストッパと、
を含む、
請求項3に記載の車両用の充電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用の充電システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車は、発電用にタービンを備える場合がある。例えば、特許文献1は、内燃機関と、蓄電池と、タービンと、を備えるシステムを開示する。内燃機関からの排気は、タービンを駆動する。タービンに連結された発電機の出力は、蓄電池に充電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-252517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内燃機関は、充電の際に、例えば低速充電用の回転数および高速充電用の回転数を含む、複数の所定の離散的な回転数で運転され得る。運転効率を向上するために、タービンは、各回転数に適した流路断面積で運転することが望ましい。
【0005】
本開示は、タービンを各回転数に適した流路断面積で運転することができる、車両用の充電システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車両用の充電システムは、内燃機関からの排気ガスによって運転されるタービンと、タービンの翼車に流入する流路の断面積を調整するアジャスタと、を含む過給機と、内燃機関からの動力によって生じる電気を充電可能なバッテリと、アジャスタを制御する制御装置であって、アジャスタを第1充電モードおよび第2充電モードの間で切り替え、第1充電モードでは、流路の断面積を第1断面積に設定し、第2充電モードでは、流路の断面積を第1断面積と異なる第2断面積に設定する、制御装置と、を備える。
【0007】
第1断面積は、第2断面積より小さくてもよく、第1充電モードにおいてバッテリに供給される電力が、第2充電モードにおいてバッテリに供給される電力より大きくてもよい。
【0008】
過給機は、タービンに連結される圧縮機を含み、アジャスタは、流路の一部を画定する可動壁と、可動壁を収容する流体チャンバと、圧縮機からの圧縮流体を流体チャンバに導く導管と、流路の断面積を拡げる方向または狭める方向に可動壁を押す弾性体と、を含んでもよい。
【0009】
アジャスタは、可動壁を第1充電モードに対応する第1位置に位置決めする第1ストッパと、可動壁を第2充電モードに対応する第2位置に位置決めする第2ストッパと、を含んでもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、タービンを各回転数に適した流路断面積で運転することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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