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公開番号
2025072806
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183154
出願日
2023-10-25
発明の名称
車両の制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F02D
29/02 20060101AFI20250501BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】エンジンの再始動時に電気負荷に供給される電力の変動を抑制することができる車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】所定の自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立したとき自動停止したエンジンを再始動させる車両の制御装置であって、高電圧電池の放電可能な電力Pdからエンジンの再始動に必要な電力Prを引いた電力Pcを電圧変換器でエンジンの再始動時に消費可能な電力として設定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
高電圧電池と、
前記高電圧電池から供給される電力を用いてエンジンを始動するエンジン始動装置と、
前記高電圧電池から供給される電力を降圧して出力する電圧変換器と、
前記電圧変換器の出力電力が供給される電気負荷と、を備えた車両に設けられ、
所定の自動停止条件が成立したときに前記エンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立したとき自動停止した前記エンジンを再始動させる車両の制御装置であって、
前記高電圧電池の放電可能な電力から前記エンジンの再始動に必要な電力を引いた電力を前記エンジンの再始動時に前記電圧変換器で消費可能な電力として設定する出力制限を実行する制御部を備えることを特徴とする車両の制御装置。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記所定の再始動条件が成立した時点で前記出力制限を実行し、前記エンジンの再始動が完了した時点で前記出力制限を解除することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記エンジンの再始動時のフリクションに基づいて前記エンジンの再始動に必要な電力を推定することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、所定のアイドリングストップ条件が成立したときは、車両の停車時及び有車速時においてアイドリングストップを実行すると共に、停車時に実行されているアイドリングストップからのエンジンの再始動時には、DC-DCコンバータの作動を停止させて低電圧蓄電装置への充電を中止する一方、有車速時に実行されているアイドリングストップからのエンジンの再始動時には、DC-DCコンバータの作動を継続する技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-55577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような従来の技術は、停車時に実行されているアイドリングストップからのエンジンの再始動時には、DC-DCコンバータの作動を停止させて低電圧蓄電装置への充電を中止するため、エンジンの再始動時にDC-DCコンバータの出力側に接続された電気負荷に供給される電力が変動してしまうといった課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エンジンの再始動時に電気負荷に供給される電力の変動を抑制することができる車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両の制御装置は、高電圧電池と、前記高電圧電池から供給される電力を用いてエンジンを始動するエンジン始動装置と、前記高電圧電池から供給される電力を降圧して出力する電圧変換器と、前記電圧変換器の出力電力が供給される電気負荷と、を備えた車両に設けられ、所定の自動停止条件が成立したときに前記エンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立したとき自動停止した前記エンジンを再始動させる車両の制御装置であって、前記高電圧電池の放電可能な電力から前記エンジンの再始動に必要な電力を引いた電力を前記エンジンの再始動時に前記電圧変換器で消費可能な電力として設定する出力制限を実行する制御部を備える構成を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、エンジンの再始動時に電気負荷に供給される電力の変動を抑制することができる車両の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置を搭載した車両の概略構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置を搭載した車両の制御回路の概略構成図である。
図3は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置によって実行される電圧変換器の出力制限について説明するための概念図である。
図4は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置の変換器制限動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、高電圧電池と、高電圧電池から供給される電力を用いてエンジンを始動するエンジン始動装置と、高電圧電池から供給される電力を降圧して出力する電圧変換器と、電圧変換器の出力電力が供給される電気負荷と、を備えた車両に設けられ、所定の自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止させ、所定の再始動条件が成立したとき自動停止したエンジンを再始動させる車両の制御装置であって、高電圧電池の放電可能な電力からエンジンの再始動に必要な電力を引いた電力をエンジンの再始動時に電圧変換器で消費可能な電力として設定する出力制限を実行する制御部を備えることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、エンジンの再始動時に電気負荷に供給される電力の変動を抑制することができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の一実施例に係る車両の制御装置を搭載した車両について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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