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公開番号
2025027601
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132490
出願日
2023-08-16
発明の名称
過給システム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
,
個人
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個人
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個人
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個人
主分類
F02B
37/24 20060101AFI20250220BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記吸気の過給圧を小さくする。
【解決手段】過給システムSは、エンジン10への吸気の吸入を調整する吸気弁20と、吸気弁20の開閉タイミングを調整する可変機構60と、エンジン10からの排気の流れを利用して吸気を圧縮する過給機50と、エンジン10のポンプ損失の増大の度合いを示す損失情報を取得する損失取得部124と、ポンプ損失の増大の度合いが所定度合いより大きい場合に、吸気の吸入量を所定量に維持するように、過給機50による吸気の過給圧を制御する過給制御部126を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関への吸気の吸入を調整する吸気弁と、
前記吸気弁の開閉タイミングを調整する可変機構と、
前記内燃機関からの排気の流れを利用して前記吸気を圧縮する過給機と、
前記内燃機関のポンプ損失の増大の度合いを示す損失情報を取得する取得部と、
前記ポンプ損失の増大の度合いが所定度合いより大きい場合に、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記過給機による前記吸気の過給圧を制御する制御部と、
を備える、過給システム。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記吸気の過給圧を小さくする、
請求項1に記載の過給システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記吸気弁が閉じるタイミングで、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記過給機による前記吸気の過給圧を制御する、
請求項2に記載の過給システム。
【請求項4】
前記取得部は、前記損失情報として、前記排気の排気圧と前記吸気の吸気圧とを取得し、
前記排気圧と前記吸気圧の差が所定値よりも大きい場合には、前記ポンプ損失の増大の度合いが所定度合いより大きいと判定する判定部を更に備える、
請求項1に記載の過給システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記可変機構が前記開閉タイミングの調整を行う際に前記ポンプ損失の増大の度合いが所定度合いより大きい場合に、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記吸気の過給圧を小さくする、
請求項1に記載の過給システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記可変機構が前記開閉タイミングの調整を行う際に前記ポンプ損失の増大の度合いが所定度合い以下である場合に、前記過給機による前記吸気の過給圧が所定値になるように、前記過給機のタービンのノズルの開度を制御する、
請求項5に記載の過給システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記内燃機関の回転速度が所定速度より小さく、かつ前記内燃機関のトルクが所定値より小さい場合に、前記可変機構に前記開閉タイミングの調整を行わせる、
請求項1に記載の過給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、過給システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関の吸気を過給する過給システムの中には、タービンの可変ノズルの開度を制御して吸気の過給圧を調整するターボ過給機と、吸気弁の開閉タイミングを制御可能な可変動弁機構とを有するものがある(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-2100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吸気の過給の際に過給圧が一定になるようにターボ過給機が動作するため、内燃機関の動作条件によっては、過給に伴い内燃機関への吸気量が増加する。吸気量が増加すると、内燃機関の排気行程での仕事が増加するため、燃費が悪化するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、過給機を制御する際の燃費の悪化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様においては、内燃機関への吸気の吸入を調整する吸気弁と、前記吸気弁の開閉タイミングを調整する可変機構と、前記内燃機関からの排気の流れを利用して前記吸気を圧縮する過給機と、前記内燃機関のポンプ損失の増大の度合いを示す損失情報を取得する取得部と、前記ポンプ損失の増大の度合いが所定度合いより大きい場合に、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記過給機による前記吸気の過給圧を制御する制御部と、を備える、過給システムを提供する。
【0007】
また、前記制御部は、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記吸気の過給圧を小さくすることとしてもよい。
【0008】
また、前記制御部は、前記吸気弁が閉じるタイミングで、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記過給機による前記吸気の過給圧を制御することとしてもよい。
【0009】
また、前記取得部は、前記損失情報として、前記排気の排気圧と前記吸気の吸気圧とを取得し、前記排気圧と前記吸気圧の差が所定値よりも大きい場合には、前記ポンプ損失の増大の度合いが所定度合いより大きいと判定する判定部を更に備えることとしてもよい。
【0010】
また、前記制御部は、前記可変機構が前記開閉タイミングの調整を行う際に前記ポンプ損失の増大の度合いが所定度合いより大きい場合に、前記吸気の吸入量を所定量に維持するように、前記吸気の過給圧を小さくすることとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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