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公開番号
2025016190
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119305
出願日
2023-07-21
発明の名称
吸気マニホールド
出願人
株式会社ミクニ
代理人
弁理士法人相原国際知財事務所
主分類
F02M
35/10 20060101AFI20250124BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】耐圧強度を向上しつつ圧力損失を抑えた吸気マニホールドを提供する。
【解決手段】エンジンに適用され、吸気が流入するサージタンク2と、サージタンク2から分岐してエンジンの吸気ポートに接続する分岐管3a~3bと、を有する樹脂製の吸気マニホールド1であって、サージタンク2の内部空間を貫通して、向かい合う内壁12と外壁13とを接続する支柱部20を有し、支柱部20の延長方向に垂直な横断面は、サージタンク2内での吸気の通過方向に長いオーバル形状にした。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の気筒を有するエンジンに適用され、吸気が流入するサージタンクと、前記サージタンクから分岐して前記エンジンの吸気ポートに接続する分岐管と、を有する吸気マニホールドであって、
前記サージタンクは、向い合う第1壁面と第2壁面との間に内部空間が形成されており、
前記第1壁面と前記第2壁面は、前記内部空間の略中央部を貫通する支柱部により接続され、
前記支柱部の延長方向に垂直な横断面は、前記内部空間での吸気の通過方向に長いオーバル形状である
ことを特徴とするエンジンの吸気マニホールド。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記支柱部と前記第1壁面及び前記第2壁面の少なくとも一方とを接続する板状の補強リブを備え、
前記補強リブは、前記吸気の通過方向に沿って延びるように配置される
ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気マニホールド。
【請求項3】
前記支柱部は、前記支柱部の延長方向の位置に応じて前記横断面の断面積が異なる
ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気マニホールド。
【請求項4】
前記吸気マニホールドは、
前記第1壁面及び前記第2壁面のいずれか一方を有する第1部材と、前記第1壁面及び前記第2壁面の他方と前記支柱部とを有する第2部材と、を接続して構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気マニホールド。
【請求項5】
前記吸気マニホールドは、樹脂によって形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気マニホールド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに用いられる吸気マニホールドの構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、エンジンに樹脂製の吸気マニホールドが広く使用されている。例えば特許文献1には、船外機等に使用される多気筒のエンジンに用いられる樹脂製の吸気マニホールドが記載されている。この吸気マニホールドは、サージタンクとサージタンクから分岐して各気筒に伸びる分岐管とが一体的に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-54472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば船外機のように比較的大型のエンジンに用いられる吸気マニホールドでは、エンジンの大きさに伴い吸気マニホールドが大型化するが、樹脂製であることから耐圧強度を十分に得ることが困難であるといった問題点がある。
そこで、サージタンクの中央部に向かい合う壁面を連結する支柱を設けることで吸気マニホールドの耐圧強度を増加させることが考えられるが、支柱によってサージタンク内の吸気の流れが阻害され、圧力損失が増加、すなわち吸気性能が低下するといった問題点がある。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、耐圧強度を向上させるとともに圧力損失を抑えた吸気マニホールドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の吸気マニホールドは、複数の気筒を有するエンジンに適用され、吸気が流入するサージタンクと、前記サージタンクから分岐して前記エンジンの吸気ポートに接続する分岐管と、を有する吸気マニホールドであって、前記サージタンクは、向い合う第1壁面と第2壁面との間に内部空間が形成されており、前記第1壁面と前記第2壁面は、前記内部空間の略中央部を貫通する支柱部により接続され、前記支柱部の延長方向に垂直な横断面は、前記内部空間での吸気の通過方向に長いオーバル形状であることを特徴とする。
【0007】
好ましくは、前記支柱部と前記第1壁面及び前記第2壁面の少なくとも一方とを接続する板状の補強リブを備え、前記補強リブは、前記内部空間での吸気の通過方向に沿って延びるように配置されるとよい。
【0008】
好ましくは、前記支柱部は、前記支柱部の延長方向の位置に応じて前記横断面の断面積が異なるとよい。
【0009】
好ましくは、前記吸気マニホールドは、前記第1壁面及び前記第2壁面のいずれか一方を有する第1部材と、前記第1壁面及び前記第2壁面の他方と前記支柱部とを有する第2部材と、を接続して構成されているとよい。
【0010】
好ましくは、前記吸気マニホールドは、樹脂によって形成されているとよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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