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公開番号
2025027209
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023131813
出願日
2023-08-14
発明の名称
エンジン稼働制御システム
出願人
インデックスエンジニアリング有限会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F02N
11/08 20060101AFI20250219BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】エンジン駆動式の発電機を、遠隔操作によって始動/停止させる。
【解決手段】キー回転装置14と、コントローラ12と、リモコン装置28を備えたエンジン稼働制御システム10。キー回転装置14は、発電機26の鍵穴38に挿入されたキー30を支持するキー支持歯車32と、回転モータ36と、エンコーダ34を備え、コントローラ12は、エンジン始動時にエンコーダ34から入力されたキー支持歯車32の回転パターンを始動時のキー操作情報としてメモリに登録し、エンジン停止時にエンコーダ34から入力されたキー支持歯車32の回転パターンを停止時のキー操作情報としてメモリに登録し、リモコン装置28からエンジン始動の指令が入力された際に、始動時のキー操作情報を参照し、キー支持歯車を対応の回転パターンで回転させてエンジンを始動させ、エンジン停止の指令が入力された際に、停止時のキー操作情報を参照し、キー支持歯車32を対応の回転パターンで回転させてエンジンを停止させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンを搭載した機械に装着されるキー回転装置と、
このキー回転装置と接続されたコントローラと、
このコントローラと接続される指示装置とを備え、
上記キー回転装置は、上記エンジンの鍵穴に挿入されたキーを回転自在に支持するキー支持部材と、
このキー支持部材を回転させる回転機構と、
上記キー支持部材の回転を検知する回転センサを備え、
上記コントローラは、エンジン始動時に上記回転センサから入力されたキー支持部材の回転パターンを、エンジン始動時のキー操作情報として記憶装置に登録する手段と、
エンジン停止時に上記回転センサから入力されたキー支持部材の回転パターンを、エンジン停止時のキー操作情報として記憶装置に登録する手段と、
上記指示装置からエンジン始動の指令が入力された際に、上記エンジン始動時のキー操作情報を参照し、上記回転機構を介して上記キー支持部材を対応の回転パターンで回転させることにより、上記エンジンを始動させる手段と、
上記指示装置からエンジン停止の指令が入力された際に、上記エンジン停止時のキー操作情報を参照し、上記回転機構を介して上記キー支持部材を対応の回転パターンで回転させることにより、上記エンジンを停止させる手段と、
を備えたことを特徴とするエンジン稼働制御システム。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
エンジンの稼働を検知する状態センサを備え、
上記コントーラは、上記状態センサからの入力によってエンジンが始動したか否かを判定し、
エンジンが始動していない場合には、上記回転機構を介して上記キー支持部材を所定の回転パターンで回転させてエンジンを始動させる処理を設定回数繰り返し、
設定回数内にエンジンが始動しない場合、上記指示装置にエラーを通知することを特徴とする請求項1に記載のエンジン稼働制御システム。
【請求項3】
警報装置を備え、
上記コントーラは、上記指示装置からエンジン始動の指令が入力された際に、上記警報装置を介して周囲にエンジン始動の警報を発する処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン稼働制御システム。
【請求項4】
上記指示装置が、上記コントローラと有線または無線で接続されるリモコン装置であることを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン稼働制御システム。
【請求項5】
上記指示装置が、上記コントローラと接続された外部端末であり、
上記コントローラは、この外部端末に対しエンジンの始動/停止状態を通知する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン稼働制御システム。
【請求項6】
上記機械が発電機であり、
上記コントローラは、上記エンジンが始動を開始してから所定時間が経過した後に、上記発電機と電気機器の間に介装された電源供給スイッチを閉じて電源供給を開始させることを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン稼働制御システム。
【請求項7】
上記キーは上記キー回転装置に対して着脱自在に装着されており、エンジン非稼働時には取り外して他の場所に保管でき、エンジンの稼働時には容易に再装着できることを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン稼働制御システム。
【請求項8】
上記コントローラは、上記状態センサからの入力に基づいてエンジンの異常振動の有無を検知する手段と、
異常振動を検知した際に、上記指示装置に通知する手段と、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載のエンジン稼働制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明はエンジン稼働制御システムに係り、特に、イグニッションキーの回転によって始動/停止が実現されるエンジンを、遠隔的に操作可能とする技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、セルモータを備えたエンジン駆動式の発電機を稼働させるためには、キーを発電機の鍵穴に差し込み、「START」の方向に回してセルモータを起動する必要がある。また、発電機を停止する際には、「ON」の位置にあるキーを「OFF」の方向に戻さなければならない。
つまり、少なくとも発電機の始動時及び停止時には、人間が発電機の近くに赴き、その手でキーの回転操作を行うことが求められる。
発電機/取扱説明書 GR-5000/リョービ インターネットURL:https://www.kyocera-industrialtools.co.jp/products/files/doc/33d9762dd3c59c919a4f9b5a3d14f8e7.pdf 検索日:2023年8月13日
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このようなエンジン駆動式の発電機を、遠隔操作によって始動/停止させることができれば便利な場面も多く存在する。
例えば、建設途中の建物の階上において作業をする際には、発電機を稼働させてエレベータに電源を供給する必要があるが、作業員の搬送が終わった後は燃料節約のために発電機は一旦停止される。そして、階上での作業が修了した時点で再度発電機を稼働させてエレベータに電源を供給し、作業員を階下に搬送することが行われている。このために、現状では階下に発電機操作のための人員を配置することで対応するか、それができない場合には発電機を稼働させたままにしている。これに対し、発電機の始動/停止を階上から遠隔操作できるようになれば、余計な人員の手配や燃料の浪費を回避できる。
【0004】
この発明は、このような現状に鑑みて案出されたものであり、発電機に限らずエンジン駆動式の各種機器を、遠隔操作によって始動/停止させることを可能とする技術の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載のエンジン稼働制御システムは、エンジンを搭載した機械に装着されるキー回転装置と、このキー回転装置と接続されたコントローラと、このコントローラと接続される指示装置とを備え、上記キー回転装置は、上記エンジンの鍵穴に挿入されたキーを回転自在に支持するキー支持部材と、このキー支持部材を回転させる回転機構と、上記キー支持部材の回転を検知する回転センサまたはキーの回転角度を検出するセンサを備え、上記コントローラは、エンジン始動時に上記回転センサから入力されたキー支持部材の回転パターンを、エンジン始動時のキー操作情報として記憶装置に登録する手段と、エンジン停止時に上記回転センサから入力されたキー支持部材の回転パターンを、エンジン停止時のキー操作情報として記憶装置に登録する手段と、上記指示装置からエンジン始動の指令が入力された際に、上記エンジン始動時のキー操作情報を参照し、上記回転機構を介して上記キー支持部材を対応の回転パターンで回転させることにより、上記エンジンを始動させる手段と、上記指示装置からエンジン停止の指令が入力された際に、上記エンジン停止時のキー操作情報を参照し、上記回転機構を介して上記キー支持部材を対応の回転パターンで回転させることにより、上記エンジンを停止させる手段を備えたことを特徴としている。
【0006】
請求項2に記載のエンジン稼働制御システムは、さらにエンジンの稼働を検知する状態センサを備え、上記コントーラが、上記状態センサからの入力によってエンジンが始動したか否かを判定し、エンジンが始動していない場合には、上記回転機構を介して上記キー支持部材を所定の回転パターンで回転させてエンジンを始動させる処理を設定回数繰り返し、設定回数内にエンジンが始動しない場合、上記指示装置にエラーを通知することを特徴としている。
【0007】
請求項3に記載のエンジン稼働制御システムは、さらに警報装置を備え、上記コントーラが、上記指示装置からエンジン始動の指令が入力された際に、上記警報装置を介して周囲にエンジン始動の警報を発する処理を実行することを特徴としている。
【0008】
請求項4に記載のエンジン稼働制御システムは、上記指示装置が上記コントローラと有線または無線で接続されるリモコン装置であることを特徴としている。
【0009】
請求項5に記載のエンジン稼働制御システムは、上記指示装置が上記コントローラとインターネットやローカルネットワーク、または1対1の個別通信を介して接続された外部端末であり、上記コントローラはこの外部端末に対しエンジンの始動/停止状態を通知する手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項6に記載のエンジン稼働制御システムは、上記機械が発電機であり、上記コントローラが、上記エンジンが始動を開始してから所定時間が経過した後に、上記発電機と電気機器の間に介装された電源供給スイッチを閉じて電源供給を開始させることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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