TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025002932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103327
出願日
2023-06-23
発明の名称
車両前部構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
45/00 20200101AFI20241226BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】端子装置を狭いスペースに設置できると共に車両のデザイン性を向上させる。
【解決手段】鞍乗型車両の車両前部にはヘッドライト(20)が設置されている。この鞍乗型車両の車両前部構造には、ヘッドライトの周辺を覆うフロントカウル(30)と、フロントカウルの内側に設置された端子装置(80)と、が設けられている。また、端子装置には、外部機器の端子が挿抜される接続端子(81)と、外部機器との通信を制御するコントローラ(82)と、が設けられている。接続端子及びコントローラがフロントカウルの内側で離間して取り付けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車両前部にヘッドライトが設置された鞍乗型車両の車両前部構造であって、
前記ヘッドライトの周辺を覆うフロントカウルと、
前記フロントカウルの内側に設置された端子装置と、を備え、
前記端子装置は、外部機器の端子が挿抜される接続端子と、前記外部機器との通信を制御するコントローラと、を有し、
前記接続端子及び前記コントローラが前記フロントカウルの内側で離間して取り付けられていることを特徴とする車両前部構造。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記接続端子及び前記コントローラの左右の位置は隣り合い、前記接続端子及び前記コントローラの上下の位置は当該接続端子よりも当該コントローラが下方になるように離間していることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
前記ヘッドライトを上方から覆うメータパネルと、
前記ヘッドライトを下方から覆うロアカバーと、を備え、
前記接続端子が前記メータパネルに取り付けられ、前記コントローラが前記ロアカバーに取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両前部構造。
【請求項4】
前記メータパネルの表側から当該メータパネルにスナップフィット方式で前記接続端子が取付可能であることを特徴とする請求項3に記載の車両前部構造。
【請求項5】
前記フロントカウルを内側から支持するカウルブレースを備え、
前記ロアカバーが前記カウルブレースに取り付けられており、
前記ロアカバーに対する前記カウルブレースの取付箇所の側方に前記コントローラが設置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両前部構造。
【請求項6】
前記カウルブレースにはミラー用の取付部が設けられ、
上面視にて前記接続端子の少なくとも一部が前記取付部に重なっていることを特徴とする請求項5に記載の車両前部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両としてハンドル周辺に外部機器を接続するための端子装置が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の端子装置のユニットケースが縦長に形成されており、ユニットケースの一端には接続端子が設けられている。ユニットケースの内部には信号の送受信を制御するコントローラが収容されている。端子装置の接続端子が鞍乗型車両の車体カバーから露出しており、外部機器から延びるケーブルが端子装置の接続端子に接続されることで、鞍乗型車両の制御ユニットと外部機器の間で信号が送受信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-156394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の端子装置をフロントカウルの内側に設置するためには、フロントカウルの奥行き方向に広いスペースが必要になって車両のデザイン性が損なわれていた。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、端子装置を狭いスペースに設置できると共に車両のデザイン性を向上させることができる車両前部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の車両前部構造は、車両前部にヘッドライトが設置された鞍乗型車両の車両前部構造であって、前記ヘッドライトの周辺を覆うフロントカウルと、前記フロントカウルの内側に設置された端子装置と、を備え、前記端子装置は、外部機器の端子が挿抜される接続端子と、前記外部機器との通信を制御するコントローラと、を有し、前記接続端子及び前記コントローラが前記フロントカウルの内側で離間して取り付けられていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の車両前部構造によれば、端子装置の接続端子とコントローラが別体であり、接続端子とコントローラを同じ場所に設置する必要がない。接続端子及びコントローラが別々に設置されることで、狭いスペースにも接続端子が設置可能になって、フロントカウルにおける接続端子及びコントローラのレイアウト自由度が向上する。よって、フロントカウル等のデザインの制約が小さくなって車両のデザイン性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の前面図である。
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例のカウルブレース周辺部の斜視図である。
本実施例のカウルブレース周辺部の側面図である。
本実施例の車両前部構造の後面図である。
図5をA-A線で切断した断面図である。
本実施例の車両前部構造を斜視図である。
本実施例のUSB端子装置周辺の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両の車両前部にヘッドライトが設置されている。この鞍乗型車両の車両前部構造では、ヘッドライトの周辺がフロントカウルに覆われており、フロントカウルの内側に端子装置が設置されている。端子装置は、外部機器の端子が挿抜される接続端子と外部機器との通信を制御するコントローラを有している。フロントカウルの内側には接続端子及びコントローラが離間して取り付けられている。端子装置の接続端子とコントローラが別体であるため、接続端子とコントローラを同じ場所に設置する必要がない。接続端子及びコントローラが別々に設置されることで、狭いスペースにも接続端子が設置可能になって、フロントカウルにおける接続端子及びコントローラのレイアウト自由度が向上する。よって、フロントカウル等のデザインの制約が少なくなって車両のデザイン性が向上される。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の判定装置が設けられた鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の前面図である。図2は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。また、以下の図では、矢印FRは車両前方、矢印REは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
スズキ株式会社
蓄熱装置
9日前
スズキ株式会社
車体後部構造
25日前
スズキ株式会社
燃料電池車両
8日前
スズキ株式会社
燃料電池車両
8日前
スズキ株式会社
立乗り式車両
今日
スズキ株式会社
車体後部構造
25日前
スズキ株式会社
車両後部構造
25日前
スズキ株式会社
車両側部構造
8日前
スズキ株式会社
車両用シート
25日前
スズキ株式会社
車両前部構造
15日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
今日
スズキ株式会社
車両のリッド構造
8日前
スズキ株式会社
蒸発燃料処理装置
7日前
スズキ株式会社
車両用シート構造
21日前
スズキ株式会社
車両用シート構造
21日前
スズキ株式会社
蒸発燃料の制御装置
21日前
スズキ株式会社
車両の排気システム
25日前
スズキ株式会社
エンジンの上部構造
15日前
スズキ株式会社
内燃機関の排気装置
15日前
スズキ株式会社
バイフューエル車両
25日前
スズキ株式会社
車両の走行制御装置
28日前
スズキ株式会社
乗物用テーブル構造
8日前
スズキ株式会社
乗物用テーブル構造
8日前
スズキ株式会社
内燃機関の排気装置
25日前
スズキ株式会社
車両積載物固定構造
7日前
スズキ株式会社
車両の貸出システム
今日
スズキ株式会社
車両用バックドア構造
1日前
スズキ株式会社
車両用ライト周辺構造
今日
スズキ株式会社
車両用センサ固定構造
15日前
スズキ株式会社
車両用電子部品取付構造
25日前
スズキ株式会社
車両用スライドドア構造
15日前
スズキ株式会社
車両用スライドドア構造
15日前
スズキ株式会社
立乗り式車両の収容装置
今日
スズキ株式会社
車両用スライドドア構造
15日前
スズキ株式会社
空気制御装置の設置構造
15日前
スズキ株式会社
車両用ガラスモール構造
1日前
続きを見る
他の特許を見る