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公開番号
2025014708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117479
出願日
2023-07-19
発明の名称
車両用センサ固定構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
21/01 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約
【課題】センサの取付剛性の向上が可能な車両用センサ固定構造を提供する。
【解決手段】センサ固定構造のセンサブラケットは、センサが設置されるブラケット天面部と、ブラケット天面部の側縁から下方に延びるブラケット壁部と、ブラケット壁部からトンネル天面部に沿って屈曲したフランジと、フランジの前部に設けられてトンネル天面部に固定される前側固定部と、フランジの後部に設けられてトンネル天面部に固定される後側固定部と、ブラケット天面部およびブラケット壁部のうち前側固定部と後側固定部との間の領域を前側固定部と後側固定部とを結ぶ仮想線側に膨出させた第1膨出部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のフロアパネルを前後方向にわたって上方に膨出させたフロアトンネルと、該フロアトンネルの天面を形成するトンネル天面部に所定のセンサを取り付けるセンサブラケットとを備える車両用センサ固定構造において、
前記センサブラケットは、
前記センサが設置されるブラケット天面部と、
前記ブラケット天面部の左右の側縁それぞれから下方に延びるブラケット壁部と、
前記ブラケット壁部から前記トンネル天面部に沿って屈曲し前記ブラケット天面部から離れる方向に延びるフランジと、
前記フランジの前部に設けられて前記トンネル天面部に固定される前側固定部と、
前記フランジの後部に設けられて前記トンネル天面部に固定される後側固定部と、
前記ブラケット天面部および前記ブラケット壁部のうち前記前側固定部と前記後側固定部との間の領域を該前側固定部と該後側固定部とを結ぶ仮想線側に膨出させた第1膨出部と、
を有することを特徴とする車両用センサ固定構造。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記後側固定部は、前記ブラケット天面部の左右の中心線に対して前記前側固定部よりも外側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用センサ固定構造。
【請求項3】
前記センサブラケットはさらに、前記第1膨出部に設けられて前記センサが取り付けられるセンサ取付部を有することを特徴とする請求項2に記載の車両用センサ固定構造。
【請求項4】
前記センサブラケットはさらに、前記ブラケット天面部の前縁および後縁それぞれに沿った範囲に設けられるビードを有することを特徴とする請求項3に記載の車両用センサ固定構造。
【請求項5】
前記センサブラケットはさらに、前記ブラケット天面部および前記ブラケット壁部のうち前記後側固定部よりも後側の領域を前記仮想線側に膨出させた第2膨出部を有し、
前記第2膨出部は、前記ブラケット天面部の左右の中心線に対して前記第1膨出部よりも外側に膨出していることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の車両用センサ固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用センサ固定構造に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両に搭載するセンサやコントローラ類の数は増加する傾向にある。例えば、特許文献1では、図1に示されているように、フロントフロアのトンネル部2の上面にエアバッグセンサ14が配置されている。特許文献1の技術では、エアバッグセンサ14をトンネル部2の上面に配置することで、側面衝突時および前面衝突時の衝撃荷重についての感度を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-114256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のセンサ類は、通常の走行時の振動による誤検知が発生しないよう、車両への取付部に高い剛性が求められる。そのため、センサ類は、専用のブラケットを使用して車両に取り付けることも多い。
【0005】
ここで、車両のフロアトンネルは、上方に膨出した形状になっていて、走行中に車幅方向に開くような振動が生じやすい傾向にある。しかしながら、近年の車両はフロアトンネルを含めて車体の共通化が進んでいて、周囲の構造物との関係でフロアトンネルに補強部材を追加することが難しい場合がある。
【0006】
よって、上記のブラケットには、走行中の振動によるセンサ類の誤検知を防ぐために、より高い剛性が求められる。その一方で、当該ブラケットのような車両部品にはコストや重量の低減も求められているため、ブラケットの大型化や板厚の増加などは避けることが望ましい。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑み、センサの取付剛性の向上が可能な車両用センサ固定構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用センサ固定構造の代表的な構成は、車両のフロアパネルを前後方向にわたって上方に膨出させたフロアトンネルと、フロアトンネルの天面を形成するトンネル天面部に所定のセンサを取り付けるセンサブラケットとを備える車両用センサ固定構造において、センサブラケットは、センサが設置されるブラケット天面部と、ブラケット天面部の左右の側縁それぞれから下方に延びるブラケット壁部と、ブラケット壁部からトンネル天面部に沿って屈曲しブラケット天面部から離れる方向に延びるフランジと、フランジの前部に設けられてトンネル天面部に固定される前側固定部と、フランジの後部に設けられてトンネル天面部に固定される後側固定部と、ブラケット天面部およびブラケット壁部のうち前側固定部と後側固定部との間の領域を前側固定部と後側固定部とを結ぶ仮想線側に膨出させた第1膨出部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、センサの取付剛性の向上が可能な車両用センサ固定構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係る車両用センサ固定構造の概要を示す図である。
図1(b)のセンサブラケットを別方向から示した図である。
図1(b)のセンサブラケットを示した図である。
図2(a)のセンサ固定構造のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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