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公開番号
2025005045
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105035
出願日
2023-06-27
発明の名称
内燃機関の制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60W
20/00 20160101AFI20250108BHJP(車両一般)
要約
【課題】内燃機関を始動して即座に発電を開始したいときに、発電が開始されるまでの時間を短縮することができる内燃機関の制御装置を提供すること。
【解決手段】エンジンの始動時にバッテリの出力可能電力でドライバの要求トルクを出力可能である場合、エンジンの吸気圧が大気圧未満の所定圧以下になるとエンジンの燃料供給を開始し、エンジンの始動時にバッテリの出力可能電力でドライバの要求トルクを出力可能でない場合、エンジンの吸気圧が所定圧以下になるよりも前にエンジンの燃料供給を開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関と、
前記内燃機関の駆動力によって発電する第1モータと、
前記第1モータによって発電された電力が蓄積されるバッテリと、
前記バッテリに蓄積された電力及び前記第1モータによって発電された電力で駆動する第2モータと、
前記第2モータを駆動することで駆動される駆動輪と、を備えた車両に設けられ、
前記第1モータを駆動することによって前記内燃機関を始動させる内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関の始動時に前記バッテリの出力可能電力で前記第2モータがドライバの要求トルクを出力できる場合、前記内燃機関の吸気管内の圧力が大気圧未満の所定圧以下になると前記内燃機関の燃料供給を開始し、
前記内燃機関の始動時に前記バッテリの出力可能電力で前記第2モータがドライバの要求トルクを出力できない場合、前記吸気管内の圧力が前記所定圧以下になるよりも前に前記内燃機関の燃料供給を開始することを特徴とする内燃機関の制御装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記内燃機関の始動時に前記バッテリの出力可能電力で前記第2モータがドライバの要求トルクを出力できない場合、前記第1モータの駆動を開始するときに、前記内燃機関の燃料供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項3】
前記内燃機関の始動時に前記バッテリの出力可能電力で前記第2モータがドライバの要求トルクを出力できない場合、前記吸気管内の圧力が大気圧未満で前記所定圧よりも高い特定圧以下になると前記内燃機関の燃料供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項4】
前記内燃機関の始動時に車両走行に関わらない前記バッテリの電気負荷を低下させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、機関始動時に電動機を駆動して内燃機関の始動クランキングを行わせ、吸気管負圧が所定値以上に発達したときに内燃機関への燃料供給を開始することによって、燃料消費を抑制する技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3577971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような従来の技術は、吸気管負圧を確保するまで内燃機関への燃料供給が開始されないため、内燃機関を始動して即座に発電を開始したいときに、発電が開始されるまでの時間がかかってしまうといった課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、内燃機関を始動して即座に発電を開始したいときに、発電が開始されるまでの時間を短縮することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る内燃機関の制御装置は、内燃機関と、前記内燃機関の駆動力によって発電する第1モータと、前記第1モータによって発電された電力が蓄積されるバッテリと、前記バッテリに蓄積された電力及び前記第1モータによって発電された電力で駆動する第2モータと、前記第2モータを駆動することで駆動される駆動輪と、を備えた車両に設けられ、前記第1モータを駆動することによって前記内燃機関を始動させる内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関の始動時に前記バッテリの出力可能電力で前記第2モータがドライバの要求トルクを出力できる場合、前記内燃機関の吸気管内の圧力が大気圧未満の所定圧以下になると前記内燃機関の燃料供給を開始し、前記内燃機関の始動時に前記バッテリの出力可能電力で前記第2モータがドライバの要求トルクを出力できない場合、前記吸気管内の圧力が前記所定圧以下になるよりも前に前記内燃機関の燃料供給を開始する構成を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、内燃機関を始動して即座に発電を開始したいときに、発電が開始されるまでの時間を短縮することができる内燃機関の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施例に係る内燃機関の制御装置を搭載した車両の概略構成図である。
図2は、本発明の実施例に係る内燃機関の制御装置のエンジン始動動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る内燃機関の制御装置は、内燃機関と、内燃機関の駆動力によって発電する第1モータと、第1モータによって発電された電力が蓄積されるバッテリと、バッテリに蓄積された電力及び第1モータによって発電された電力で駆動する第2モータと、第2モータを駆動することで駆動される駆動輪と、を備えた車両に設けられ、第1モータを駆動することによって内燃機関を始動させる内燃機関の制御装置であって、内燃機関の始動時にバッテリの出力可能電力で第2モータがドライバの要求トルクを出力できる場合、内燃機関の吸気管内の圧力が大気圧未満の所定圧以下になると内燃機関の燃料供給を開始し、内燃機関の始動時にバッテリの出力可能電力で第2モータがドライバの要求トルクを出力できない場合、吸気管内の圧力が所定圧以下になるよりも前に内燃機関の燃料供給を開始することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る内燃機関の制御装置は、内燃機関を始動して即座に発電を開始したいときに、発電が開始されるまでの時間を短縮することができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の実施例に係る内燃機関の制御装置を搭載した車両について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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