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公開番号
2025002250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102300
出願日
2023-06-22
発明の名称
車両の前部構造
出願人
マツダ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
5/02 20060101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約
【課題】車室側からのトランクへのアクセスを許容しながら車両走行中に荷物が意図せずに移動することを抑制可能な車両の前部構造を提供する。
【解決手段】車両は、フロントトランク12とグローブボックス11と連通部13とを備える。フロントトランク12は、車両の前部に配され、荷物を収容可能な収容空間12aを有する。グローブボックス11は、車室の前部に配され、荷物の出し入れが可能な収容空間11aを有するとともに、開口を開閉可能な蓋11bを有する。連通部13は、フロントトランク12の収容空間12aとグローブボックス11の収容空間11aとを連通する連通空間13aを有する。さらに、連通部13の連通空間13aの開口断面、具体的には連通空間13aの前端部の前開口部13cには、連通空間13a内の荷物の移動を制限する移動制限部である縦壁部21が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車室よりも前方の車両前部に配され、荷物を収容可能なフロント収容空間を有するフロントトランクと、
前記車室の前部に配され、当該車室側から荷物の出し入れが可能な車室側収容空間を有するとともに、前記車室側収容空間における前記車室側の開口に対して開閉可能な蓋を有する車室側収容部と、
前記フロント収容空間と前記車室側収容空間とを連通する連通空間を有する連通部と、
前記連通部に設けられ、前記連通空間内の荷物の移動を制限する移動制限部と
を備えていることを特徴とする、
車両の前部構造。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記移動制限部は、前記連通空間に配置され、前記連通空間の開口断面の少なくとも一部を仕切ることにより前記荷物の移動を制限する閉位置と前記移動の制限を解除する開位置との間で変位可能な縦壁部である、
請求項1に記載の車両の前部構造。
【請求項3】
前記縦壁部を開閉操作する開閉操作部をさらに備える、
請求項2に記載の車両の前部構造。
【請求項4】
前記開閉操作部は、前記車室側収容部の前記蓋を含み、
前記縦壁部は、前記蓋の開閉動作と連動して開閉する、
請求項3に記載の車両の前部構造。
【請求項5】
前記開閉操作部は、前記連通部の長手方向に沿って延びるとともに当該長手方向に移動することにより前記縦壁部を開閉する操作部材を備え、
前記操作部材は、前記縦壁部に連結された連結端部と、前記車室側収容部の内部またはその周辺に設けられた操作端部とを有する、
請求項3に記載の車両の前部構造。
【請求項6】
前記縦壁部は、閉状態では前記連通空間の開口断面の全面を開閉可能であり、
前記縦壁部が閉じた状態において前記縦壁部の周縁と前記連通空間の内周面との間を閉塞するシール部材をさらに備えている、
請求項2に記載の車両の前部構造。
【請求項7】
前記縦壁部は、閉状態では前記連通空間の開口断面の全面を開閉可能であり、
前記縦壁部は、前記縦壁部が閉じた状態において前記連通空間を車両前後方向における前方側の部分と後方側の部分とに気密的に仕切る、
請求項2に記載の車両の前部構造。
【請求項8】
前記車室側収容部は、インストルメントパネルに設けられたグローブボックスである、
請求項1~7のいずれか1項に記載の車両の前部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の前部構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、前部にトランクが設けられてなる車両が開示されている。特許文献1に開示のトランクは、樹脂材料により形成されており、車両前部におけるボンネットの下部に配置されている。ユーザは、ボンネットを開けてトランクに対して物の出し入れを行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
ドイツ特許出願公開第102020106560号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示のトランクでは、トランクにアクセスしようとする場合に常に車両を停止させてボンネットを開ける必要があり、不便である。
【0005】
そこで、車両前部に設けられたトランクを車室に連通する連通部を設けることが考えられる。
【0006】
しかし、単に車両前部に設けられたトランクと車室との間が連通部を通して連通する構造では、車両走行中にフロントトランクに収納されている荷物が連通部を通して車室内まで移動するおそれがある。
【0007】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、車室側からのトランクへのアクセスを許容しながら車両走行中に荷物が意図せずに移動することを抑制可能な車両の前部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る車両の前部構造は、車両の車室よりも前方の車両前部に配され、荷物を収容可能なフロント収容空間を有するフロントトランクと、前記車室の前部に配され、当該車室側から荷物の出し入れが可能な車室側収容空間を有するとともに、前記車室側収容空間における前記車室側の開口に対して開閉可能な蓋を有する車室側収容部と、前記フロント収容空間と前記車室側収容空間とを連通する連通空間を有する連通部と、前記連通部に設けられ、前記連通空間内の荷物の移動を制限する移動制限部とを備えていることを特徴とする。
【0009】
上記態様に係る車両の前部構造では、車両前部のフロントトランク、車室前部の車室側収容部、およびフロント収容空間と車室側収容空間とを連通する連通空間を有する連通部を備えていることにより、車両の荷室の収納容量を広くしながら車室内外の双方から荷物へアクセスできる収納スペースを確保することが可能である。
【0010】
さらに、連通部には連通空間内の荷物の移動を制限する移動制限部が設けられているので、フロントトランクまたは連通部に収納された各々の荷物が車両走行中に意図せずに前後方向に移動することを抑制することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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