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公開番号
2025007724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109311
出願日
2023-07-03
発明の名称
車室構造
出願人
マツダ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】バッテリ容量の確保と車体剛性の向上とを両立できる車室構造を提供することを目的とする。
【解決手段】電動車両1のフロントフロアパネル5と、車幅方向に所定間隔を隔ててフロントフロアパネル5上に配置された左右一対の後席S2とを備えた車室構造であって、後席S2の車両後方に配置される第1バッテリ31、及び後席S2の間に配置される第2バッテリ32を収容保持する高剛性なバッテリ筐体33を備え、バッテリ筐体33は、第1バッテリ31が収容保持される筐体後部34と、第2バッテリ32が収容保持される筐体前部35とで平面視略T字状に一体形成され、バッテリ筐体33の筐体後部34は、後席S2よりも車両後方に位置する左右一対の車体の高剛性部位に固定され、バッテリ筐体33の筐体前部35は、後席S2のシートバックよりも車両前方に位置する車体の高剛性部位に固定されたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の客室床面をなすフロントフロアパネルと、
車幅方向に所定間隔を隔てて前記フロントフロアパネル上に配置されるとともに、最も車両後方に位置する左右一対の座席とを備えた車室構造であって、
前記座席の車両後方に配置される第1バッテリ、及び前記座席の間に配置される第2バッテリを収容保持する高剛性なバッテリ筐体を備え、
該バッテリ筐体は、
一方の前記座席の車幅方向外側から他方の前記座席の車幅方向外側に亘って車幅方向に延びるとともに、前記第1バッテリが収容保持される筐体後部と、
該筐体後部から前記座席の間を通って車両前方へ向けて延びるとともに、前記第2バッテリが収容保持される筐体前部とで平面視略T字状に一体形成され、
前記バッテリ筐体の前記筐体後部は、
前記座席よりも車両後方に位置する左右一対の車体の高剛性部位に固定され、
前記バッテリ筐体の前記筐体前部は、
前記座席のシートバックよりも車両前方に位置する車体の高剛性部位に固定された
車室構造。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記フロントフロアパネルの車両後方で車両の荷室床面をなすリヤフロアパネルを備え、
前記第1バッテリは、前記リヤフロアパネル上に配置され、
前記バッテリ筐体の前記筐体後部は、
前記リヤフロアパネルに対して車幅方向で隣接する前記高剛性部位に固定された
請求項1に記載の車室構造。
【請求項3】
前記リヤフロアパネルの車幅方向の端部が接合される左右一対のリヤサイドフレームを備え、
前記バッテリ筐体の前記筐体後部は、
車幅方向の端部が左右の前記リヤサイドフレームに固定された
請求項2に記載の車室構造。
【請求項4】
前記リヤフロアパネルの車幅方向外側に隣接するとともに、リヤサスダンパの上端を支持するダンパ支持部を備え、
前記バッテリ筐体の前記筐体後部は、
車幅方向の端部が前記ダンパ支持部に固定された
請求項2に記載の車室構造。
【請求項5】
左右一対の前記座席は、
前記フロントフロアパネルの後部に配置された後席で構成され、
前記バッテリ筐体の前記筐体前部は、
前記後席の間を通るとともに、前記後席の足元空間を車幅方向に隔てる車両前後方向の長さで形成された
請求項1に記載の車室構造。
【請求項6】
前記バッテリ筐体の前記筐体前部は、
座席を取り付ける座席取付部に固定された
請求項1に記載の車室構造。
【請求項7】
車両前後方向に延びるとともに、前記フロントフロアパネルにおける車幅方向の端部が接合される左右一対のサイドシルと、
該サイドシルを車幅方向に連結するとともに、前記フロントフロアパネルとで車幅方向に延びる閉断面をなすフロアクロスメンバとを備え、
前記バッテリ筐体の前記筐体前部は、
前記フロントフロアパネルと前記フロアクロスメンバとがなす閉断面部に固定された
請求項1に記載の車室構造。
【請求項8】
前記フロントフロアパネルは、
車両上方へ突出するとともに、車幅方向略中央を車両前後方向に延びるトンネル部を備え、
前記バッテリ筐体の前記筐体前部は、
前記トンネル部の車両上方に配置されるとともに、前記トンネル部に設けた前記高剛性部位に固定された
請求項1に記載の車室構造。
【請求項9】
前記フロントフロアパネルの前端から車両上方へ延設され、車室内外を隔てるダッシュパネルと、
該ダッシュパネルとで車幅方向に延びる閉断面をなすダッシュクロスメンバとを備え、
前記バッテリ筐体の前記筐体前部は、
前記ダッシュパネルと前記ダッシュクロスメンバとがなす閉断面部に固定された
請求項1に記載の車室構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば電動車両において、回転電機に電力を供給する複数のバッテリを車室内に配置したような車室構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、ガソリンなどを燃料とする内燃機関に替えて、回転電機の出力を駆動力とする電動車両が増加している。このような電動車両では、回転電機に電力を供給するバッテリの容量を確保して、航続距離の延長による商品価値の向上を図りたいというニーズがある。
【0003】
さらに、プラグインハイブリッドなどの電動車両には、内燃機関の出力を駆動力とするグレードの車体を使用したものがある。この場合、電動車両専用の車体ではないため、バッテリをまとめて搭載するスペースが限られ、所望されるバッテリ容量を確保し難いという問題があった。
【0004】
そこで、上述したような電動車両では、複数のバッテリを分散配置してバッテリ容量を確保することが考えられている。
例えば特許文献1は、車両の車室内において、前席の間や後席の下にバッテリを分散配置することで、バッテリ容量を確保している。
【0005】
ところで、車両の走行安定性や乗り心地を改善する際、補強部材を車体に追加して車体剛性を向上することが考えられるが、例えば駆動源の異なる他のグレードと車体を使用するような電動車両では、車体を共用するために補強部材を容易に追加できないおそれがある。
【0006】
さらに、仮に補強部材を設けることができても、バッテリを分散配置するスペースが補強部材によって制限され、所望されるバッテリ容量を確保できないおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2015-107727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上述の問題に鑑み、バッテリ容量の確保と車体剛性の向上とを両立できる車室構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明は、車両の客室床面をなすフロントフロアパネルと、車幅方向に所定間隔を隔てて前記フロントフロアパネル上に配置されるとともに、最も車両後方に位置する左右一対の座席とを備えた車室構造であって、前記座席の車両後方に配置される第1バッテリ、及び前記座席の間に配置される第2バッテリを収容保持する高剛性なバッテリ筐体を備え、該バッテリ筐体は、一方の前記座席の車幅方向外側から他方の前記座席の車幅方向外側に亘って車幅方向に延びるとともに、前記第1バッテリが収容保持される筐体後部と、該筐体後部から前記座席の間を通って車両前方へ向けて延びるとともに、前記第2バッテリが収容保持される筐体前部とで平面視略T字状に一体形成され、前記バッテリ筐体の前記筐体後部は、前記座席よりも車両後方に位置する左右一対の車体の高剛性部位に固定され、前記バッテリ筐体の前記筐体前部は、前記座席のシートバックよりも車両前方に位置する車体の高剛性部位に固定されたことを特徴とする。
【0010】
上記最も車両後方に位置する左右一対の座席とは、2シーターの車両における運転席及び助手席、あるいは4シーターの車両における左右の後席などのことをいう。
上記座席の車両後方に配置されるとは、客室内における座席の車両後方に配置される、あるいは客室の車両後方に位置する荷室内に配置される、もしくは座席の車両後方に位置する客室と荷室との境界部分に配置されることをいう。
(【0011】以降は省略されています)
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