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公開番号
2025025758
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130862
出願日
2023-08-10
発明の名称
車両用制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60W
30/02 20120101AFI20250214BHJP(車両一般)
要約
【課題】ドライバの減速意思を減速度に反映させることができる車両用制御装置を提供すること。
【解決手段】アクセルペダル61の操作状態に応じて、駆動モータ4の出力トルクを制御して、車両1の加減速から停止までを制御するワンペダルドライブモードを選択可能な車両1において、ワンペダルドライブモードが選択されているとき、アクセルペダル61の操作量から算出されるドライバ要求トルクがゼロに変化したときの単位時間当たりのアクセルペダル61の変化量が所定値以上減少している場合、駆動モータ4の回生トルクを補正するECU6を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アクセルペダルの操作状態に応じて、駆動モータの出力トルクを制御して、車両の加減速から停止までを制御するワンペダルドライブモードを選択可能な車両に搭載され、前記アクセルペダルの踏み込み量から算出されるドライバ要求トルクがゼロになった時、前記駆動モータに回生トルクを出力させる制御部を備える車両用制御装置であって、
前記制御部は、前記ワンペダルドライブモードが選択され、かつ前記ドライバ要求トルクがゼロへ変化したときの単位時間当たりの前記アクセルペダルの変化量が所定値以上減少している場合、前記駆動モータの回生トルクを補正する車両用制御装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記単位時間当たりの前記アクセルペダルの変化量が所定値未満の減少である場合は、前記駆動モータの回生トルクを補正しない請求項1に記載の車両用制御装置。
【請求項3】
自車両の前方を走行する先行車と自車両との少なくとも距離を検出する先行車検出部を有し、
前記制御部は、前記ドライバ要求トルクがゼロへ変化したときの前記先行車との車間距離に基づいて、前記駆動モータの回生トルクを補正する請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、車両のブレーキペダルが踏まれた時、前記駆動モータの回生トルクの補正量をゼロにする請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、車両のブレーキペダルが踏まれた時、前記駆動モータの回生トルクの補正量をゼロにする請求項3に記載の車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、惰行運転時に回生制動力の目標値を算出する際、基準となる回生制動力を算出し、さらに、車間距離に応じた補正量と先行きの道路状況に応じた補正量をそれぞれ算出し、このうち最大の補正量を基準回生制動力に加算して目標値を補正することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-54203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のように、先行車との車間距離や先行きの道路状況などで補正量を算出するのでは、減速度が車間距離や先行きの道路状況などの周辺の状況に依存するため、ドライバの減速意思を反映することができず、ブレーキペダルの操作が必要になってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、ドライバの減速意思を減速度に反映させることができる車両用制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため本発明は、アクセルペダルの操作状態に応じて、駆動モータの出力トルクを制御して、車両の加減速から停止までを制御するワンペダルドライブモードを選択可能な車両に搭載され、前記アクセルペダルの踏み込み量から算出されるドライバ要求トルクがゼロになった時、前記駆動モータに回生トルクを出力させる制御部を備える車両用制御装置であって、前記制御部は、前記ワンペダルドライブモードが選択され、かつ前記ドライバ要求トルクがゼロへ変化したときの単位時間当たりの前記アクセルペダルの変化量が所定値以上減少している場合、前記駆動モータの回生トルクを補正するものである。
【発明の効果】
【0007】
このように、本発明によれば、ドライバの減速意思を減速度に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置の概略構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置のアクセル開度と車速からドライバ要求トルクを求めるマップの例を示す図であり、図2(a)は、通常時のマップであり、図2(b)は、ワンペダルドライブモードの時のマップである。
図3は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置の車間距離から補正量を求めるマップの例を示す図である。
図4は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置のモータ要求トルク算出の制御系のブロック図である。
図5は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置の回生トルク補正処理による回生発電量の変化を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両用制御装置は、アクセルペダルの操作状態に応じて、駆動モータの出力トルクを制御して、車両の加減速から停止までを制御するワンペダルドライブモードを選択可能な車両に搭載され、アクセルペダルの踏み込み量から算出されるドライバ要求トルクがゼロになった時、駆動モータに回生トルクを出力させる制御部を備える車両用制御装置であって、制御部は、ワンペダルドライブモードが選択され、かつドライバ要求トルクがゼロへ変化したときの単位時間当たりのアクセルペダルの変化量が所定値以上減少している場合、駆動モータの回生トルクを補正するよう構成されている。
【0010】
これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用制御装置は、ドライバの減速意思を減速度に反映させることができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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