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公開番号
2025047352
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155802
出願日
2023-09-21
発明の名称
電動車両の座席取付け構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60N
2/24 20060101AFI20250326BHJP(車両一般)
要約
【課題】簡素な構成によってシートクッションをシートフレームに強固に固定できる電動車両の座席取付け構造を提供すること。
【解決手段】電動車両1の座席10の取付け構造は、運転者が着座するシートクッション21と、シートクッション21の後端部の上方に配置されて運転者の背もたれとなるシートバック22とを有する座席10が、シートフレーム13に取付けられている。
電動車両1の座席10の取付け構造は、シートクッション21の底板30に取付けられたクッションゴム35を有する。クッションゴム35は、サイドフレーム部17、18に係合する係合部35aを有し、シートクッション21がクッションゴム35によってサイドフレーム部17、18に取付けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
運転者が着座するシートクッションと、前記シートクッションの後端部の上方に配置されて運転者の背もたれとなるシートバックとを有する座席が、シートフレームに取付けられる電動車両の座席取付け構造であって、
前記シートクッションの下面に取付けられたクッションゴムを有し、
前記クッションゴムは、前記シートフレームに係合する係合部を有し、前記シートクッションが前記クッションゴムによって前記シートフレームに取付けられていることを特徴とする電動車両の座席取付け構造。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記係合部は、前記シートフレームの外形に沿った外周面を有し、前記シートフレームを受け入れる凹部から構成されており、
前記クッションゴムの下端部に、当該下端部から突出する突出部が形成されており、
前記突出部は、前記クッションゴムを前記シートフレームに取付ける際に、前記シートフレームに接触することを特徴とする請求項1に記載の電動車両の座席取付け構造。
【請求項3】
前記クッションゴムは、前記シートクッションの前部の左右に取付けられており、
前記クッションゴムの前記係合部は、前記電動車両の車幅方向の中央部側から前記シートフレームに係合しており、
前記クッションゴムの下端部は、少なくとも一部が前記シートフレームよりも下方に位置していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動車両の座席取付け構造。
【請求項4】
前記シートクッションは、前記シートクッションの外周部に配置された持ち上げハンドルを有し、
前記クッションゴムの下端部は、前記シートクッションと前記持ち上げハンドルの間から目視可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動車両の座席取付け構造。
【請求項5】
前記シートクッションは、前記シートクッションの外周部に配置された持ち上げハンドルを有し、
前記クッションゴムの下端部は、前記シートクッションと持ち上げハンドルの間から目視可能であることを特徴とする請求項3に記載の電動車両の座席取付け構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両の座席取付け構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シートクッションの後端部を起点としてシートクッションを収容ボックスに対して揺動自在に支持し、シートクッションの前端に設けられた第二係合部を収容ボックスの第二被係合部に係合させることにより、シートクッションを収容ボックスに取付けた車両用シートが知られている。
【0003】
この車両用シートは、収容ボックスに対してシートクッションを容易に取り外して収容ボックスへの物品の収容作業性を向上させるために、第二係合部は、シートクッションの上方への動きのみを許容するように第二被係合部に緩く係合されており、シートクッションを収容ボックスから容易に着脱できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-162120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、高齢者等のように足腰に不安を抱える人が利用する電動車両の車両用シートにあっては、屋外に駐車する時にシートクッションの汚れや劣化を気にするユーザーのために、車体からシートクッションを容易に着脱できる構造となっている。このため、台風や竜巻あるいは突風等の強風によってシートクッションが外れるおそれがある。この外れを防止するには、シートクッションを収容ボックスに強固に取付けることになる。
【0006】
シートクッションを車体に強固に取付けるには、ボルトやブラケット等の締結部材を用いてシートクッションを収容ボックスに締付固定することが考えられるが、この方法はブラケット等が必要となる上に、シートクッションを容易に着脱し難く、操作性に劣るので、好ましくない。
【0007】
したがって、力のない高齢者においても容易に着脱できる操作性を犠牲にすることなく、簡素な構成によってシートクッションが電動車両から外れ難いようにできる電動車両の座席取付け構造が望まれる。
【0008】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、簡素な構成によってシートクッションをシートフレームに強固に固定できる電動車両の座席取付け構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、運転者が着座するシートクッションと、前記シートクッションの後端部の上方に配置されて運転者の背もたれとなるシートバックとを有する座席が、シートフレームに取付けられる電動車両の座席取付け構造であって、前記シートクッションの下面に取付けられたクッションゴムを有し、前記クッションゴムは、前記シートフレームに係合する係合部を有し、前記シートクッションが前記クッションゴムによって前記シートフレームに取付けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
このように上記の本発明によれば、簡素な構成によってシートクッションをシートフレームに強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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