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公開番号
2025059436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169519
出願日
2023-09-29
発明の名称
鞍乗型車両
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62K
11/00 20060101AFI20250403BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】スイングアームに電気部品が設置されても、電気部品の性能低下を抑えることができる。
【解決手段】鞍乗型車両は、車体フレームに揺動可能に支持されるスイングアーム(40)を備えている。スイングアームには、アーム前端部で車体フレームに連結するピボット部(43、44)と、アーム後端部で後輪(26)を回転可能に支持する後輪支持部(52)と、アーム後端部よりも前方で電気部品(31)を収容するケース部(49)と、が設けられている。ケース部には電気部品を外部に露出させる開口(55)が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車体フレームに揺動可能に支持されるスイングアームを備えた鞍乗型車両であって、
前記スイングアームは、
アーム前端部で前記車体フレームに連結するピボット部と、
アーム後端部で後輪を回転可能に支持する後輪支持部と、
アーム後端部よりも前方で電気部品を収容するケース部と、を有し、
前記ケース部には前記電気部品を外部に露出させる開口が形成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記スイングアームは一対のアーム半体から成る左右割構造であり、
前記一対のアーム半体から左右方向内側に複数の柱状部が延びており、当該複数の柱状部によって前記ケース部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記電気部品はモータであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記モータの出力軸の周囲が前記ケース部に面接触していることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記ケース部の後面に前記開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記ケース部の下面に前記開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記ケース部の上面に前記開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項8】
前記ケース部の前面に前記開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項9】
前記ピボット部は左右方向に離間した一対のピボット部であり、
前記ケース部の前方空間が前方に向かって左右方向に広がっていることを特徴とする請求項8に記載の鞍乗型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電力によって走行する電動式の鞍乗型車両が開発されている。この種の鞍乗型車両として、スイングアームの後端部にモータが設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗型車両は、シート前方に低床のフロアボードが設置されたスクータタイプの車両であり、フロアボードの下方をロアフレームが通り、ロアフレームの後端からシートに向けてサイドフレームが後向きに立ち上がっている。ロアフレームの後端にはスイングアームが揺動可能に支持され、スイングアームの後端部には後輪と同軸にダイレクトドライブ方式のモータが設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-67278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の鞍乗型車両では、運転手がモータに触れ易いため、カバーによってモータ全体を覆う必要がある。このため、カバーの内側にモータの熱が籠って、モータの温度上昇によって十分な出力が確保できない。また、モータ以外の電気部品がスイングアームに設置される場合も同様な問題が起こり得る。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、スイングアームに電気部品が設置されても、電気部品の性能低下を抑えることができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、車体フレームに揺動可能に支持されるスイングアームを備えた鞍乗型車両であって、前記スイングアームは、アーム前端部で前記車体フレームに連結するピボット部と、アーム後端部で後輪を回転可能に支持する後輪支持部と、アーム後端部よりも前方で電気部品を収容するケース部と、を有し、前記ケース部には前記電気部品を外部に露出させる開口が形成されていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の鞍乗型車両によれば、後輪よりも前方の車体中央に電気部品が位置付けられることで、運転者がモータに触れ難くなってケース部によって電気部品を全体的に覆う必要がない。ケース部に開口が形成されることで、ケース部の開口から電気部品の熱が放出され易くなって、電気部品の温度上昇による電気部品の性能低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例の車体後部の右側面図である。
図2の車両後部をA-A線に沿って切断した断面図である。
本実施例の車両後部の下面図である。
図2の車両後部をB-B線に沿って切断した断面図である。
図2の車両後部をC-C線に沿って切断した断面図である。
図2の車両後部をD-D線に沿って切断した断面図である。
図6の車両後部をE-E線に沿って切断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、車体フレームに揺動可能に支持されたスイングアームを備えている。スイングアームのアーム前端部のピボット部が車体フレームに連結し、アーム後端部の後輪支持部に後輪が回転可能に支持されている。アーム後端部よりも前方のアーム部には電気部品が収容されており、ケース部には電気部品を外部に露出する開口が形成されている。後輪よりも前方の車体中央に電気部品が位置付けられることで、運転者がモータに触れ難くなってケース部によって電気部品を全体的に覆う必要がない。ケース部に開口が形成されることで、ケース部の開口から電気部品の熱が放出され易くなって、電気部品の温度上昇による電気部品の性能低下を抑えることができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
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