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公開番号2025022613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023127342
出願日2023-08-03
発明の名称小型電動車両のフレーム構造及び小型電動車両
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人東京国際特許事務所
主分類B62K 15/00 20060101AFI20250206BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】シンプルな構造で容易に複数の車体形態に変形することができる小型電動車両のフレーム構造及び小型電動車両を提供する。
【解決手段】小型電動車両10のフレーム構造は、ハンドル16が上端に設けられた操舵フレーム11と、操舵フレーム11の下方部に設けられる操舵軸支部18と、操舵軸支部18を介して操舵フレーム11に軸支される前部フロアフレーム12と、前部フロアフレーム12の後方部に設けられる中央軸支部19と、中央軸支部19を介して前部フロアフレーム12に軸支される後部フロアフレーム13と、前部フロアフレーム12及び後部フロアフレーム13の軸動を規制するロック部21と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ハンドルが上端に設けられた操舵フレームと、
前記操舵フレームの下方部に設けられる第1軸支部と、
前記第1軸支部を介して前記操舵フレームに軸支される前部フロアフレームと、
前記前部フロアフレームの後方部に設けられる第2軸支部と、
前記第2軸支部を介して前記前部フロアフレームに軸支される後部フロアフレームと、
前記前部フロアフレーム及び前記後部フロアフレームの軸動を規制するロック部と、を備えることを特徴とする小型電動車両のフレーム構造。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記操舵フレームのうち前記第1軸支部と前記ハンドルとの間に軸支される前側制限フレームと、
前記前側制限フレームに沿ってスライド可能に前記前側制限フレームに軸支されて、かつ、前記第2軸支部に軸支される後側制限フレームと、を備える請求項1に記載の小型電動車両のフレーム構造。
【請求項3】
前記前部フロアフレームと前記後部フロアフレームとが前記第2軸支部で車両上方に凸となる山形に折れ曲がるように折り畳まれることで、前記第2軸支部が前記操舵フレームに当接されて立ち乗り形態から手押し形態へ変形される請求項1に記載の小型電動車両のフレーム構造。
【請求項4】
前記前部フロアフレームと前記後部フロアフレームとがさらに折り畳まれることで、前記手押し形態から収納形態へ変形される請求項3に記載の小型電動車両のフレーム構造。
【請求項5】
前記後部フロアフレームに設けられてバッテリを収納するバッテリ収納部と、
前記後部フロアフレームに設けられてユーザーを立ち乗りさせる台座部と、を備え、
前記後部フロアフレームの後端が前記台座部の後端より前方に配置される請求項1に記載の小型電動車両のフレーム構造。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の小型電動車両のフレーム構造と、
前記操舵フレームに設けられて前記ハンドルによって操舵される前輪と、
前記後部フロアフレームに接続される後輪と、
前記前輪又は前記後輪の少なくとも一方を駆動するモータと、
前記モータを駆動させるバッテリと、を備える小型電動車両。
【請求項7】
前記後部フロアフレームは、車両側面視にて前記ハンドルの後端と、前記後輪の後端と、を結ぶ直線よりも車両前方に配置される請求項6に記載の小型電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザーが手押し又は立ち乗りする小型電動車両及びそのフレーム構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、様々な生活シーンで、歩行者が荷物や、ペット、子どもなどを移動させるためのキャリーカートが使用されている。しかし、坂道や、ラフロードなどでは、キャリーカートがかえって歩行の妨げになり、様々に変化する用途に柔軟に対応できるキャリーカートが求められていた。そこで、従来から、使用シーンに応じて車体の変形が可能なカートが開発されている。例えば、ユーザーを着座させて走行するための乗車形態と、物を運搬するためにユーザーが手押しで使用する手押し形態と、に相互に変形可能なカートが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-168153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の技術では、車体変形を行う際の機構を構成するため構造が複雑になっていた。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、シンプルな構造で容易に複数の車体形態に変形することができる小型電動車両のフレーム構造及び小型電動車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る小型電動車両のフレーム構造は、ハンドルが上端に設けられた操舵フレームと、前記操舵フレームの下方部に設けられる第1軸支部と、前記第1軸支部を介して前記操舵フレームに軸支される前部フロアフレームと、前記前部フロアフレームの後方部に設けられる第2軸支部と、前記第2軸支部を介して前記前部フロアフレームに軸支される後部フロアフレームと、前記前部フロアフレーム及び前記後部フロアフレームの軸動を規制するロック部と、前記後部フロアフレームに接続される後輪と、を備えるものである。
【0007】
また、本実施形態に係る小型電動車両は、ハンドルが上端に設けられた操舵フレームと、前記操舵フレームに設けられて前記ハンドルによって操舵される前輪と、前記操舵フレームの下方部に設けられる第1軸支部と、前記第1軸支部を介して前記操舵フレームに軸支される前部フロアフレームと、前記前部フロアフレームの後方部に設けられる第2軸支部と、前記第2軸支部を介して前記前部フロアフレームに軸支される後部フロアフレームと、前記前部フロアフレーム及び前記後部フロアフレームの軸動を規制するロック部と、前記後部フロアフレームに接続される後輪と、前記前輪又は前記後輪の少なくとも一方を駆動するモータと、前記モータを駆動させるバッテリと、を備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、シンプルな構造で容易に複数の車体形態に変形することができる小型電動車両のフレーム構造及び小型電動車両が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(A),(B) 本発明の実施形態に係る小型電動車両の斜視図。
(A)~(C) 本発明の実施形態に係る小型電動車両の背面斜視図。
(A)~(D) 各使用形態における小型電動車両の側面図。
制限フレームの周辺の拡大構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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