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公開番号
2025014237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116609
出願日
2023-07-18
発明の名称
車載検知システムとサーバ装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
G08B
21/24 20060101AFI20250123BHJP(信号)
要約
【課題】精度良く車両への忘れ物を検知することができる車載検知システムを提供すること。
【解決手段】近接無線通信の電波を発信する近接無線装置2と、車両10に搭載され、近接無線装置2が発信する電波を検知可能な車載無線機器3と、ユーザーに携帯され、近接無線装置2が発信する電波を検知可能な携帯無線機器5と、車載無線機器3及び携帯無線機器5と通信可能に構成されたサーバ装置6と、を備え、車載無線機器3は、所定のタイミングに車両内に検出された近接無線装置2の情報をサーバ装置6にアップロードし、携帯無線機器5は、所定のタイミングにユーザー周辺に検出された近接無線装置2の情報をサーバ装置6にアップロードし、サーバ装置6は、車載無線機器3からアップロードされた近接無線装置2の情報と、携帯無線機器5からアップロードされた近接無線装置2の情報と、に基づいて車両内に残された近接無線装置2を特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
近接無線通信の電波を発信する近接無線装置と、
車両に搭載され、前記近接無線装置が発信する電波を検知可能な車載無線機器と、
ユーザーに携帯され、前記近接無線装置が発信する電波を検知可能な携帯無線機器と、
前記車載無線機器及び前記携帯無線機器と通信可能に構成されたサーバ装置と、を備える車載検知システムであって、
前記車載無線機器は、所定のタイミングに前記車両内に検出された前記近接無線装置の情報を前記サーバ装置にアップロードし、
前記携帯無線機器は、所定のタイミングにユーザー周辺に検出された前記近接無線装置の情報を前記サーバ装置にアップロードし、
前記サーバ装置は、前記車載無線機器からアップロードされた前記近接無線装置の情報と、前記携帯無線機器からアップロードされた前記近接無線装置の情報と、に基づいて前記車両内に残された前記近接無線装置を特定する車載検知システム。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記車載無線機器は、前記車両のシステム起動時と、前記車両のシステム停止時と、に前記車両内に検出された前記近接無線装置の情報を前記サーバ装置にアップロードする請求項1に記載の車載検知システム。
【請求項3】
前記携帯無線機器は、前記車両のシステム停止後に所定の条件が成立したときに、ユーザー周辺に検出された前記近接無線装置の情報を前記サーバ装置にアップロードする請求項1に記載の車載検知システム。
【請求項4】
所定のタイミングに車両内に検出された近接無線通信の電波を発信する近接無線装置の情報と、所定のタイミングにユーザー周辺に検出された前記近接無線装置の情報と、がアップロードされるサーバ装置であって、
前記車両のシステム起動時と、前記車両のシステム停止時と、に検出された前記近接無線装置の情報に基づいて、前記車両内に存在する前記近接無線装置を特定した第1の特定結果と、
前記車両のシステム停止後に所定の条件が成立したときに、ユーザー周辺に検出された前記近接無線装置の情報に基づいて、前記車両から持ち出された前記近接無線装置を特定した第2の特定結果と、の差分から前記車両内に残された前記近接無線装置を特定するサーバ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載検知システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、RFID(Radio Frequency IDentification)やBluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy等の近接通信を用いたビーコンや電子タグがある。
【0003】
特許文献1には、車両に搭載された車載監視装置が、車室内の監視対象物が保持するRFタグを検出し、かつ、搭乗者が降車した場合、RFタグの識別情報が報知対象リストに登録されていれば、報知対象リストに登録された対応する携帯端末に通知を行なうことが記載されている。また、報知対象リストの登録は、パーソナルコンピュータから公衆回線網を介して無線通信で車両に登録するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7023569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
RFIDの場合、最大10数m程度の範囲を検知可能である。Bluetooth Low Energyの場合、最大30m程度の範囲を検知可能である。
【0006】
このため、RFタグが車両から離れても、しばらくの間は検出されるため、特許文献1に記載の発明では、置き忘れがあると誤判定するおそれがある。また、RFタグが車両から離れて検出されなくなると考えられる間はRFタグの検出を続けなければならず、車両のバッテリを消耗してしまう。
【0007】
そこで、本発明は、精度良く車両への忘れ物を検知することができる車載検知システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため本発明は、近接無線通信の電波を発信する近接無線装置と、車両に搭載され、前記近接無線装置が発信する電波を検知可能な車載無線機器と、ユーザーに携帯され、前記近接無線装置が発信する電波を検知可能な携帯無線機器と、前記車載無線機器及び前記携帯無線機器と通信可能に構成されたサーバ装置と、を備える車載検知システムであって、前記車載無線機器は、所定のタイミングに前記車両内に検出された前記近接無線装置の情報を前記サーバ装置にアップロードし、前記携帯無線機器は、所定のタイミングにユーザー周辺に検出された前記近接無線装置の情報を前記サーバ装置にアップロードし、前記サーバ装置は、前記車載無線機器からアップロードされた前記近接無線装置の情報と、前記携帯無線機器からアップロードされた前記近接無線装置の情報と、に基づいて前記車両内に残された前記近接無線装置を特定するものである。
【発明の効果】
【0009】
このように、本発明によれば、精度良く車両への忘れ物を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施例に係る車載検知システムの概略構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車載検知システムの近接無線装置の検出結果の例を示す図である。
図3は、本発明の一実施例に係る車載検知システムのイグニッションオフ時の状態の例を示す図である。
図4は、本発明の一実施例に係る車載検知システムのイグニッションオフ後の置き去り判定時の状態の例を示す図である。
図5は、本発明の一実施例に係る車載検知システムのイグニッションオフ後の置き去り判定を行なわない状態の例を示す図である。
図6は、本発明の一実施例に係る車載検知システムの置き去り判定処理の手順を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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