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公開番号
2025034988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141706
出願日
2023-08-31
発明の名称
小型電動車両
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62K
7/02 20060101AFI20250306BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】多様な荷物を効率良く収納可能であり、かつ、高い走行安定性を確保できる小型電動車両を提供する。
【解決手段】小型電動車両1は、フレーム2に支持されたフロア3の上方に座席6が配置され、後輪5の上方に荷台7が配置されている。フレーム2は、フロア3の車幅方向両側部に沿って延び、フロア3を支持するフロアフレーム21と、フロアフレーム21の後部から後方斜め上方に延びる下側フレーム22と、下側フレーム22の後部に連続する屈曲部23Aを介して前方斜め上方に延びる上側フレーム23と、左右の上側フレーム23の各前部を連結し、座席6を支持するクロスフレーム24と、を含む。フロア3は、荷物を載置可能な平坦面31を有し、荷台7は、左右の屈曲部23Aに跨って固定され、クロスフレーム24の後端部24Bは、フロア3の平坦面31の後端部31Aよりも前方側に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
フレームに支持されたフロアと、
前記フロアの車両前方に配置された左右一対の前輪と、
前記フロアの車両後方に配置された左右一対の後輪と、
前記フロアの車両上方に配置され、乗員が着座する座席と、
前記後輪の車両上方に配置され、荷物を載置する荷台と、
を備える小型電動車両であって、
前記フレームは、
前記フロアの車幅方向両側部に沿って延び、前記フロアを支持する左右一対のフロアフレームと、
前記フロアフレームの後部から車両後方斜め上方に延びる左右一対の下側フレームと、
前記下側フレームの後部に連続する屈曲部を介して車両前方斜め上方に延びる左右一対の上側フレームと、
車幅方向に延び、左右の前記上側フレームの各前部を連結し、前記座席を支持するクロスフレームと、を含み、
前記フロアは、車両前後方向および車幅方向に広がり荷物を載置可能な平坦面を有し、
前記荷台は、前記下側フレームおよび前記上側フレームの間にある左右の前記屈曲部に跨って固定され、
前記クロスフレームの後端部は、前記フロアにおける前記平坦面の後端部よりも車両前方側に配置されていることを特徴とする小型電動車両。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記平坦面の後端部は、前記荷台の前端部よりも車両後方側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の小型電動車両。
【請求項3】
前記荷台の下面の前部から車両前方斜め下方に延び、前記平坦面に載置される荷物の車両後方への移動を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項2に記載の小型電動車両。
【請求項4】
前記フレームは、中空断面が長手方向に連続するパイプ材を屈曲させて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の小型電動車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型電動車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、近距離を移動する手段として小型電動車両が用いられており、該小型電動車両は、歩道を歩行者と同程度の速度で走行可能とされている。小型電動車両は、規格により車両寸法が定められているため、運転者の膝の前方にかごを設けるなどして荷物用の収納空間を確保しようとする場合、運転者の乗車姿勢が窮屈になってしまうという課題がある。
【0003】
このような課題に対して、例えば、特許文献1には、左右一対の後輪の間に荷台を設け、荷台の前部上方に座席を配置することで、車両の前後長を増加させることなく、座席と荷台との間に荷物の収納空間を確保できるようした小型電動車両が開示されている。また、特許文献2には、電池ユニットを効率よく配置することで広いフラット面を有するフロアを実現し、乗員の足元にユーティリティスペースを確保するとともに、左右一対の後輪の間の空間に箱状もしくは籠状の荷物収納装置が装架された小型電動車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6780280号公報
特許第4019727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような従来の小型電動車両は、左右の後輪の間の荷台等とフロアのフラット面とに荷物を載置して収納することが可能である。しかし、後輪間の荷物収納空間およびフロア上の荷物収納空間はそれぞれ独立して確保されているため、各々の荷物収納空間を超えるような比較的大きな荷物を安定して収納することが難しかった。また、後輪間の荷台や荷物収納装置に重い荷物を載せた場合、車両の重心位置から離れた場所に重量物が配置された状態になる。このような状態では小型電動車両の走行安定性が低下してしまう可能性があり、改善の余地があった。
【0006】
本発明は上記の点に着目してなされたもので、多様な荷物を効率良く収納可能であり、かつ、高い走行安定性を確保できる小型電動車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため本発明の一態様は、フレームに支持されたフロアと、前記フロアの車両前方に配置された左右一対の前輪と、前記フロアの車両後方に配置された左右一対の後輪と、前記フロアの車両上方に配置され、乗員が着座する座席と、前記後輪の車両上方に配置され、荷物を載置する荷台と、を備える小型電動車両を提供する。この小型電動車両における前記フレームは、前記フロアの車幅方向両側部に沿って延び、前記フロアを支持する左右一対のフロアフレームと、前記フロアフレームの後部から車両後方斜め上方に延びる左右一対の下側フレームと、前記下側フレームの後部に連続する屈曲部を介して車両前方斜め上方に延びる左右一対の上側フレームと、車幅方向に延び、左右の前記上側フレームの各前部を連結し、前記座席を支持するクロスフレームと、を含み、前記フロアは、車両前後方向および車幅方向に広がり荷物を載置可能な平坦面を有し、前記荷台は、前記下側フレームおよび前記上側フレームの間にある左右の前記屈曲部に跨って固定され、前記クロスフレームの後端部は、前記フロアにおける前記平坦面の後端部よりも車両前方側に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る小型電動車両によれば、多様な荷物を効率良く収納可能であり、かつ、高い走行安定性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る小型電動車両を前方左側から見た斜視図である。
上記実施形態の小型電動車両を後方左側から見た斜視図である。
上記実施形態の小型電動車両を左方から見た側面図である。
上記実施形態の小型電動車両を下方左側から見た斜視図である。
上記実施形態においてフロアおよび荷台の両方に荷物を搭載した状態の一例を示す側面図である。
上記実施形態においてフロアおよび荷台に跨って荷物を搭載した状態の一例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1~図4は、本発明一実施形態に係る小型電動車両を、前方左側から見た斜視図、後方左側から見た斜視図、左方から見た側面図、および、下方左側から見た斜視図である。なお、以下で説明する各図において、矢印F方向は車両前後方向で前方を示し、矢印U方向は車両上下方向で上方を示し、矢印R方向および矢印L方向は、シートに着座する乗員が車両前方を見たときの右方および左方(車幅方向)を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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