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公開番号
2025034848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141506
出願日
2023-08-31
発明の名称
内装部材の構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
7/04 20060101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両室内に配置され、係合爪が係合孔に係合される構造を有する内装部材において、係合状態を解除されにくくする。
【解決手段】内装部材は、車体側に支持されるベース部10と、ベース部10に支持されるカバー部20と、ベース部10及びカバー部20を係合するための係合爪22であって、ベース部10及びカバー部20の一方に設けられる係合爪22と、ベース部10及びカバー部20の他方に設けられ、係合爪22が係合する係合孔11aとを有する。係合爪22は、ベース部10及びカバー部20の一方から他方に向かって延びる支持部と、支持部に支持され、支持部の長手方向に交差する第1方向に突出し、係合孔11aに係合する爪部と、長手方向に交差し、第1方向と異なる第2方向に突出する突出部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両室内に配置される内装部材の構造であって、
車体側に支持されるベース部と、
前記ベース部に支持されるカバー部と、
前記ベース部及びカバー部を係合するための係合爪であって、前記ベース部及び前記カバー部の一方に設けられる係合爪と、
前記ベース部及び前記カバー部の他方に設けられ、前記係合爪が係合する係合孔と、を有し、
前記係合爪は、
前記ベース部及び前記カバー部の一方から他方に向かって延びる支持部と、
前記支持部に支持され、前記支持部の長手方向に交差する第1方向に突出し、前記係合孔に係合する爪部と、
前記長手方向に交差し、前記第1方向と異なる第2方向に突出する突出部と、
を有していることを特徴とする、内装部材の構造。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記突出部は、前記支持部における前記第2方向の両側部に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の内装部材の構造。
【請求項3】
前記カバー部は、第1カバー部と、該第1カバー部の一部が重なるように配置された第2カバー部と、を含み、
前記係合爪は、前記第1カバー部及び前記第2カバー部材のそれぞれに設けられ、
前記第2カバー部に設けられた前記係合爪は、前記第1カバー部に重なる重なり部に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の内装部材の構造。
【請求項4】
前記第1カバー部には、2つの前記係合爪が、前記第2方向に間隔を空けて配置され、
前記第1カバー部の2つの前記係合爪のうち、一方に設けられた前記突出部は、前記第2方向の一方側に突出し、
前記第1カバー部の2つの前記係合爪のうち、他方に設けられた前記突出部は、前記第2方向の他方側に突出しており、
前記第2方向で、前記第1カバー部の2つの前記係合爪の間に、前記第2カバー部の前記係合爪が配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の内装部材の構造。
【請求項5】
前記第1カバー部には所定の方向に面する面部が設けられ、
前記面部には、前記面部から離れる方向に操作可能な操作部材が固定されており、
前記操作部材は、前記第2方向で、2つの前記係合爪の間に配置され、前記第2カバー部の前記係合爪に対面していることを特徴とする、請求項3に記載の内装部材の構造。
【請求項6】
前記第1カバー部は、前記操作部材の両側に、前記操作部材とは異なる他の操作部材を取り付けるために設けられた開口部を有していることを特徴とする、請求項5に記載の内装部材の構造。
【請求項7】
前記ベース部は、車体連結部を支持する支持壁部を有し、
前記第1カバー部の前記係合爪は、前記支持壁部に重なる位置に設けられ、
前記第2カバー部の前記重なり部は、前記支持壁部に重なる位置に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の内装部材の構造。
【請求項8】
前記内装部材は、車両室内に配置されるコンソールであることを特徴とする、請求項1に記載の内装部材の構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内装部材の構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
通常、車両室内には、複数の内装部材が配置されている。内装部材の一例として、例えば特許文献1に開示されているように、車両室内に配置されるセンターコンソール等が知られている。センターコンソールは、車両の前列シートの間、すなわち、運転席と助手席との間に配置され、駐車ブレーキ等の操作部や荷物収容部が設けられている内装部材である。
【0003】
センターコンソールは、車両前後方向に沿って配置される長尺の部材であり、フロアパネル等の車体構造部材に固定されている。センターコンソールは、例えば、車体構造物に支持されるベース部と、ベース部に支持される天面部と、天面部の縁を覆う意匠部と、を有している。
【0004】
この例における天面部には、荷物収納部、例えば電動パーキングブレーキ(EPB)等の各種操作機器を操作するための操作部、及び、操作部材が挿通されるような挿通部等が設けられている。天面部には、ベース部に向かって突出する係合部(係合爪)が設けられ、ベース部には、該係合部が係合する被係合部(係合孔)が設けられ、複数の係合部及び被係合部によって、ベース部に天面部が固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-63233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記例のように、複数の係合爪が設けられる構造では、係合爪の数が多いほど、ベース部と天面部との固定が安定する。そのため、係合爪の数が少ない場合には、当該固定が不安定になる可能性がある。また、上記例の構造では、センターコンソールの寸法に対して、隣り合う係合爪の間隔が大きく設定されている。このような場合に、係合爪が突出する方向(この例では、車両上下方向)に交差する方向(例えば、車幅方向)から衝撃荷重が作用すると、係合爪が係合する係合孔が、係合爪に沿って移動するように、ベース部が変位することになる。このような変位により、係合爪と係合孔との係合が解除されてしまう可能性がある。
【0007】
例えば前列シート同士の間に配置されるセンターコンソールは、通常、車幅方向の寸法が短く設定される。そのため、センターコンソールの前面部及び後面部の車幅方向の寸法は短くなる。このような構造において、前面部及び後面部に十分な数の係合爪及び係合孔を配置しようとしても、車幅方向寸法の制約から困難になる場合がある。そのような場合、例えば側突時に前面部及び後面部における天面部とベース部との係合が解除される可能性がある。
【0008】
そのため、車両室内に配置され、係合爪が係合孔に係合される係合構造を有する内装部材において、当該係合構造の係合をより安定させようとする上で、上記例の構造には改善の余地があった。
【0009】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両室内に配置され、係合爪が係合孔に係合される係合構造を有する内装部材において、係合構造の係合が解除されにくい内装部材の構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明に係る内装部材の構造は、車両室内に配置される内装部材の構造であって、車体側に支持されるベース部と、前記ベース部に支持されるカバー部と、前記ベース部及びカバー部を係合するための係合爪であって、前記ベース部及び前記カバー部の一方に設けられる係合爪と、前記ベース部及び前記カバー部の他方に設けられ、前記係合爪が係合する係合孔と、を有し、前記係合爪は、前記ベース部及び前記カバー部の一方から他方に向かって延びる支持部と、前記支持部に支持され、前記支持部の長手方向に交差する第1方向に突出し、前記係合孔に係合する爪部と、前記長手方向に交差し、前記第1方向と異なる第2方向に突出する突出部と、を有している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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