TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025033519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139278
出願日2023-08-29
発明の名称鞍乗型車両
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62M 7/02 20060101AFI20250306BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車体の大型化を抑えると共に利便性を向上する。
【解決手段】鞍乗型車両(1)は、バッテリ(53)の電力によって走行可能である。鞍乗型車両には、シート(41)前方で車体フレーム(10)に設置された低床のフロアボード(45)と、バッテリからの電力によって駆動輪(34)を駆動させるモータ(60)と、が設けられている。フロアボードの下方にモータが設置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリの電力によって走行可能な鞍乗型車両であって、
シート前方で車体フレームに設置された低床のフロアボードと、
前記バッテリからの電力によって駆動輪を駆動させるモータと、を備え、
前記フロアボードの下方に前記モータが設置されていることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記フロアボードの上方に前記バッテリが設置され、
前記モータの一部が前記バッテリの真下に位置していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記モータを支持するモータブラケットと、
前記バッテリを支持するバッテリブラケットと、を備え、
前記フロアボードには切欠きが形成されており、
前記モータブラケット及び前記バッテリブラケットが前記フロアボードの切欠きを通じて連結されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記モータブラケットが前記車体フレームに着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記フロアボードが前記車体フレームのロアフレームに下側から支持され、
前記モータが前記ロアフレームの下方に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記駆動輪がリアフレームを介して前記車体フレームに支持され、
前記モータが前記リアフレームの基端部よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
停車状態で前記モータの駆動軸中心が前記駆動輪の回転軸中心よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電力によって走行する電動式の鞍乗型車両が開発されている。この種の鞍乗型車両として低床のフロアボードと後輪の間にモータを設置したスクータタイプの車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗型車両では、フロアボードの下方をロアフレームが通り、ロアフレームの後端からシートに向けてサイドフレームが後向きに立ち上がっている。ロアフレームの下方にはバッテリや充電器が設置されており、サイドフレームの後方にはモータが設置されている。サイドフレームにはモータ及び後輪がブラケット等を介して支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-135370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の鞍乗型車両では、バッテリとモータが前後に並んで車体が前後に延びて大型化する。フロアボードの前後長を狭めることで車体の大型化が抑えられるが、フロアボードの踏面が狭くなって運転時の利便性が低下する。また、サイドフレームの後方にモータが設置されると、シート下方の収容ボックスのスペースが狭くなって利便性が低下する。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、車体の大型化を抑えると共に利便性を向上することができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、バッテリの電力によって走行可能な鞍乗型車両であって、シート前方で車体フレームに設置された低床のフロアボードと、前記バッテリからの電力によって駆動輪を駆動させるモータと、を備え、前記フロアボードの下方に前記モータが設置されていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の鞍乗型車両によれば、フロアボードの下方にモータが設置されることで、車体の前後長が短くなって大型化が抑えられ、フロアボードの踏面及びシート下方の収容ボックスが広く確保される。よって、車体の大型化を抑えつつ、鞍乗型車両の利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例の鞍乗型車両の右側面図である。
本実施例の車体後部の右側面図である。
図2の鞍乗型車両をA-A線に沿って切断した断面図である。
本実施例のバッテリブラケット及びモータブラケットの斜視図である。
図4の車体後部をB-B線に沿って切断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、バッテリの電力によってモータが駆動輪を駆動させて走行する。鞍乗型車両のシート前方には車体フレームに低床のフロアボードが設置され、フロアボードの下方にモータが設置されている。フロアボードの下方にモータが設置されることで、車体の前後長が短くなって大型化が抑えられ、フロアボードの踏面及びシート下方の収容ボックスが広く確保される。よって、車体の大型化を抑えつつ、鞍乗型車両の利便性を向上することができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。図2は本実施例の鞍乗型車両の右側面図である。なお、以下の図では、鞍乗型車両から車体カバーを取り外した状態を示している。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

スズキ株式会社
移動体
6日前
スズキ株式会社
移動体
6日前
スズキ株式会社
移動体
6日前
スズキ株式会社
移動体
6日前
スズキ株式会社
車体構造
5日前
スズキ株式会社
鞍乗型車両
5日前
スズキ株式会社
鞍乗型車両
5日前
スズキ株式会社
鞍乗型車両
5日前
スズキ株式会社
鞍乗型車両
5日前
スズキ株式会社
鞍乗型車両
5日前
スズキ株式会社
可変動弁装置
6日前
スズキ株式会社
可変動弁装置
6日前
スズキ株式会社
流体封止構造
7日前
スズキ株式会社
可変動弁装置
6日前
スズキ株式会社
車両用報知装置
7日前
スズキ株式会社
車両用報知装置
7日前
スズキ株式会社
車両の吸気構造
6日前
スズキ株式会社
作業支援システム
5日前
スズキ株式会社
作業支援システム
5日前
スズキ株式会社
作業支援システム
5日前
スズキ株式会社
作業支援システム
5日前
スズキ株式会社
作業支援システム
5日前
スズキ株式会社
作業支援システム
5日前
スズキ株式会社
車両のホーン取付構造
6日前
スズキ株式会社
車両用ドラムブレーキ構造
7日前
スズキ株式会社
電動車両のバッテリ搭載構造
7日前
スズキ株式会社
車両用トーイングヒッチ周辺構造
7日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
電池ケース
7日前
トヨタ自動車株式会社
車載用電池パック
8日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置の取付構造
7日前
パナソニック サイクルテック株式会社
灯具用取付具
5日前
個人
発音装置
1か月前
個人
折り畳み自転車
4か月前
個人
電動モビリティ
1か月前
個人
自転車用傘捕捉具
5か月前
続きを見る