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公開番号2025057844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167631
出願日2023-09-28
発明の名称車両のホーン取付構造
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類B60K 11/04 20060101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約【課題】ホーン用筒部を補機の前方に配置した場合に、ホーン用筒部を通過する走行風によって異物が補機に運ばれることを阻止できるホーン取付構造を提供すること。
【解決手段】車両1のホーン取付構造は、下側縦壁25Aを有し、車両1の前部に位置するエンジンルーム3に配置されるパネル部材25と、パネル部材25に配置され、警笛音を出力するホーン26と、下側縦壁25Aから前側に突出するとともに、突出方向の前端部に開口部25hを有し、振動板26Bのホーン本体側傾斜面26a(ホーン26の前端外周部)を覆うホーン用筒部25Bと、ホーン用筒部25Bの後方に位置するようにエンジンルーム3に配置される補機とを備えており、ホーン用筒部25Bは、開口部25hから後方に向かってその半径が拡大する円錐台形状に形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
縦壁を有し、車両の前部に位置するエンジンルームに配置されるパネル部材と、
前記パネル部材に配置され、警笛音を出力するホーンと、
前記縦壁から前側に突出するとともに、突出方向の前端部に開口部を有し、少なくとも前記ホーンの前端外周部を覆うホーン用筒部と、
前記ホーン用筒部の後方に位置するように前記エンジンルームに配置される補機とを備えた車両のホーン取付構造であって、
前記ホーン用筒部は、前記開口部から後方に向かってその半径が拡大する円錐台形状に形成されていることを特徴とする車両のホーン取付構造。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記ホーンの前記前端外周部に、車両の前後方向で前側から後側に向かうにつれてその半径が拡大するホーン本体側傾斜面が形成されており、
前記ホーン用筒部の円錐台面は、前記ホーン本体側傾斜面と平行に傾けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のホーン取付構造。
【請求項3】
前記ホーン用筒部の後端部に、前記ホーンの上方に位置し、前記ホーン用筒部の後部の上側から後上方に傾斜する傾斜部が連絡されており、
前記傾斜部は、車両の前後方向の前側に位置する第1の傾斜部と、前記第1の傾斜部の後側に連絡される第2の傾斜部とを含んで構成されており、
前記第1の傾斜部は、前記ホーン用筒部の中心軸に対する前記ホーン用筒部の円錐台面の傾斜角度と同一の傾斜角度で延び、
前記ホーン用筒部の中心軸に対する前記第2の傾斜部の傾斜角度は、前記ホーン用筒部の中心軸に対する前記第1の傾斜部の中心軸に対する傾斜角度より小さく形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のホーン取付構造。
【請求項4】
前記パネル部材は、前記エンジンルームに空気を導入する導入通路部を有し、
前記導入通路部は、前記第1の傾斜部と前記第2の傾斜部の上側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両のホーン取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のホーン取付構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、フロントバンパと、フロントバンパの上方に配置され、グリル開口部が形成されたフロントグリルとを有する自動車の車体前部に、警音を発生するホーンを取付けてなるホーン取付構造が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載されるホーンは、フロントグリルの後方に配設されており、ホーン取付構造は、フロントグリルの後面からホーンの外周に向かって後方に配設された音圧反射カバーを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-27523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、エンジンルームの前部に配置されるパネル部材に車両の前後方向に延びる円筒状のホーン用筒部を形成し、ホーンの前側外周部をホーン用筒部にて覆うとともに、ホーンの後方にエンジンの補機を配置した場合に、ホーン用筒部とホーンの間に侵入した走行風の流速が速められることになる。
【0006】
この流速が速い走行風によって雪や水等の異物が補機に運ばれた場合には、例えば、補機が凍結するおそれがある。このため、ホーン用筒部の後方に補機を設けた場合に、異物が補機に運ばれることを阻止する必要がある。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、ホーン用筒部を補機の前方に配置した場合に、ホーン用筒部を通過する走行風によって異物が補機に運ばれることを阻止できるホーン取付構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、縦壁を有し、車両の前部に位置するエンジンルームに配置されるパネル部材と、前記パネル部材に配置され、警笛音を出力するホーンと、前記縦壁から前側に突出するとともに、突出方向の前端部に開口部を有し、少なくとも前記ホーンの前端外周部を覆うホーン用筒部と、前記ホーン用筒部の後方に位置するように前記エンジンルームに配置される補機とを備えた車両のホーン取付構造であって、前記ホーン用筒部は、前記開口部から後方に向かってその半径が拡大する円錐台形状に形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
このように上記の本発明によれば、ホーン用筒部を補機の前方に配置した場合に、ホーン用筒部を通過する走行風によって異物が補機に運ばれることを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施例に係る車両のホーン取付構造を有する車両のエンジンルームの平面図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両のホーン取付構造のフロントバンパを取り外した車両の正面図である。
図3は、本発明の一実施例に係る車両の前方から見たパネル部材の斜視図である。
図4は、本発明の一実施例に係る車両の後方から見たパネル部材の斜視図である。
図5は、図2のV-V方向矢視断面図である。
図6は、図2のVI-VI方向矢視断面図である。
図7は、本発明の一実施例に係る車両のホーン取付構造を有する車両のエンジンルームを流れる空気の状態を示す図であり、エンジンルームを側面から見た図である。
図8は、本発明の一実施例に係る車両のホーン取付構造を有する車両のエンジンルームを流れる空気の状態を示す図であり、エンジンルームの平面図である。
図9は、本発明の一実施例に係る車両のホーン取付構造を有する車両のエンジンルームを流れる空気の状態の比較例であり、エンジンルームの側面図である。
図10は、本発明の一実施例に係る車両のホーン取付構造を有する車両のエンジンルームを流れる空気の状態の比較例であり、エンジンルームの平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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