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公開番号
2025054934
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164175
出願日
2023-09-27
発明の名称
車両用トーイングヒッチ周辺構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60D
1/06 20060101AFI20250401BHJP(車両一般)
要約
【課題】リアサイドメンバが効率良く衝撃を吸収することができる車両用トーイングヒッチ周辺構造を提供する。
【解決手段】車両用トーイングヒッチ周辺構造100は、車両後部の左右両側で車両前後方向に延びて車体を構成する2つのリアサイドメンバ110、120と、2つのリアサイドメンバ110、120のそれぞれの後端に固定され該後端から後方に延びる第1アーム140および第2アーム150と、第1アーム140および第2アーム150をそれぞれ貫通するように該第1アーム140と該第2アーム150との間に架設され2つのリアサイドメンバ110、120と交差するクロスメンバ160と、クロスメンバ160に設けられ被牽引車両を牽引するトーイングヒッチ170と、を備え、第1アーム140および第2アーム150の各々の後縁は、クロスメンバ160よりも上から該クロスメンバ160の中心よりも下まで平坦になっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両後部の左右両側で車両前後方向に延びて車体を構成する2つのリアサイドメンバのそれぞれの後端に固定され該後端から後方に延びる第1アームおよび第2アームと、
前記第1アームおよび前記第2アームの後端部をそれぞれ貫通するように該第1アームと該第2アームとの間に架設され前記2つのリアサイドメンバと交差するクロスメンバと、
前記クロスメンバに設けられ被牽引車両を牽引するトーイングヒッチと、を備える車両用トーイングヒッチ周辺構造であって、
前記第1アームおよび前記第2アームの各々の後端部の後縁は、少なくとも前記クロスメンバよりも上から該クロスメンバの断面中心よりも下まで平坦になっていることを特徴とする車両用トーイングヒッチ周辺構造。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
当該車両用トーイングヒッチ周辺構造はさらに、
前記第1アームおよび前記第2アームの各々に固定され前記リアサイドメンバの後端に隣接し車両前後方向に対して垂直なプレート部材を備え、
前記プレート部材の幅は、前記リアサイドメンバの後端の幅よりも大きく、
前記プレート部材の下端は、前記リアサイドメンバの下端よりも下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両用トーイングヒッチ周辺構造。
【請求項3】
当該車両用トーイングヒッチ周辺構造はさらに、
前記第1アームおよび前記第2アームの各々の後端部の側面および前記プレート部材の後面に固定されたブレース部材を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用トーイングヒッチ周辺構造。
【請求項4】
後面視で、前記ブレース部材は、前記クロスメンバおよび前記リアサイドメンバと少なくとも部分的に重なっていることを特徴とする請求項3に記載の車両用トーイングヒッチ周辺構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用トーイングヒッチ周辺構造に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、車幅方向の左右両側に配置された一対のリヤサイドフレーム(リアサイドメンバ)の後端部に固定された一対のアーム部と、該一対のアーム部の後端に固定されたクロスメンバと、該クロスメンバに設けられたフック(トーイングヒッチ)と、を備える構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-47807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1のようなクロスメンバを車体に固定するアーム部が、後突による衝撃によって変形する可能性がある。このアーム部の変形により、後突による衝撃荷重がリアサイドメンバに効率良く吸収されない可能性がある。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑み、リアサイドメンバが効率良く衝撃を吸収することを可能にする車両用トーイングヒッチ周辺構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、車両後部の左右両側で車両前後方向に延びて車体を構成する2つのリアサイドメンバのそれぞれの後端に固定され該後端から後方に延びる第1アームおよび第2アームと、第1アームおよび第2アームの後端部をそれぞれ貫通するように該第1アームと該第2アームとの間に架設され2つのリアサイドメンバと交差するクロスメンバと、クロスメンバに設けられ被牽引車両を牽引するトーイングヒッチと、を備える車両用トーイングヒッチ周辺構造であって、第1アームおよび第2アームの各々の後端部の後縁は、少なくともクロスメンバよりも上から該クロスメンバの断面中心よりも下まで平坦になっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、リアサイドメンバは、効率良く衝撃を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係るトーイングヒッチ周辺構造が車両に取り付けられた構造の斜視図である。
図1のトーイングヒッチ周辺構造が車両に取り付けられた構造の裏面図である。
図1の第1アームとリアサイドメンバとの位置関係を示す図である。
図1のトーイングヒッチ周辺構造の斜視図である。
図1のトーイングヒッチ周辺構造の第1アームの後端部およびその周辺を車幅方向外側から見た側面図である。
図1のトーイングヒッチ周辺構造の第2アームの後端部およびその周辺を車幅方向内側かつ後方から見た斜視図である。
図1のトーイングヒッチ周辺構造が車両に取り付けられた構造の背面図である。
図7のトーイングヒッチ周辺構造の一部拡大背面図である。
図8のトーイングヒッチ周辺構造の裏面図である。
図5に示した本実施例における第1アームと比較例の第1アームとで後突されたときの変形量を比較した図である。
図6に示した本実施例における第2アームと比較例の第2アームとで後突されたときの変形状態を比較した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態は、車両後部の左右両側で車両前後方向に延びて車体を構成する2つのリアサイドメンバのそれぞれの後端に固定され該後端から後方に延びる第1アームおよび第2アームと、第1アームおよび第2アームの後端部をそれぞれ貫通するように該第1アームと該第2アームとの間に架設され2つのリアサイドメンバと交差するクロスメンバと、クロスメンバに設けられ被牽引車両を牽引するトーイングヒッチと、を備える車両用トーイングヒッチ周辺構造であって、第1アームおよび第2アームの各々の後端部の後縁は、少なくともクロスメンバよりも上から該クロスメンバの断面中心よりも下まで平坦になっていることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、車両が後突されると、第1アームおよび第2アームは、各々の平坦になっている後縁で衝撃荷重を受ける。そのため第1アームおよび第2アームは、上下方向に揺動し難く、車両前方へ押し出され、後突による衝撃荷重をリアサイドメンバに伝達し易い。よってリアサイドメンバは、十分な圧縮荷重を受け、所定の圧縮変形をし、効率良く衝撃を吸収することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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