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公開番号
2025041009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148056
出願日
2023-09-13
発明の名称
車体フレーム
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62K
11/04 20060101AFI20250318BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】乗車姿勢の悪化を抑えると共にバッテリの組付け性を向上させる。
【解決手段】車体フレーム(10)には、バッテリ(21)の前方に位置するヘッドパイプ(11)と、ヘッドパイプからバッテリの上方を通って後方に延びるメインフレーム(12)と、ヘッドパイプからバッテリの前方を通って下方に延びるダウンフレーム(13)と、メインフレームからバッテリの後側を通って下方に延びるボディフレーム(14)と、ダウンフレームからバッテリの下方を通って後方に延びるアンダーフレーム(15)と、ボディフレームとアンダーフレームに取り付けられたブラケット(16)と、が設けられている。アンダーフレームの前端部がダウンフレームに着脱可能に取り付けられ、アンダーフレームの後端部がブラケットを介してボディフレームに着脱可能に取り付けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリの電力によって走行する鞍乗型車両の車体フレームであって、
前記バッテリの前方に位置するヘッドパイプと、
前記ヘッドパイプから前記バッテリの上方を通って後方に延びるメインフレームと、
前記ヘッドパイプから前記バッテリの前方を通って下方に延びるダウンフレームと、
前記メインフレームから前記バッテリの後側を通って下方に延びるボディフレームと、
前記ダウンフレームから前記バッテリの下方を通って後方に延びるアンダーフレームと、
前記ボディフレームと前記アンダーフレームに取り付けられたブラケットと、を備え、
前記アンダーフレームの前端部が前記ダウンフレームに着脱可能に取り付けられ、
前記アンダーフレームの後端部が前記ブラケットを介して前記ボディフレームに着脱可能に取り付けられていることを特徴とする車体フレーム。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記ブラケットにはピボット軸を介してスイングアームが支持されており、
前記ピボット軸によって前記ブラケットが前記ダウンフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車体フレーム。
【請求項3】
前記アンダーフレームの後端部が前記ピボット軸の下方に位置していることを特徴とする請求項2に記載の車体フレーム。
【請求項4】
前記ブラケットは、フートレストが設けられたフートレストブラケットであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体フレーム。
【請求項5】
前記フートレストが前記フートレストブラケットの取付位置よりも前方で前記バッテリの側方に位置していることを特徴とする請求項4に記載の車体フレーム。
【請求項6】
前記アンダーフレームは、車幅方向に離間して前後方向に延びる一対のフレーム部と、前記一対のフレーム部の後端部を連ねるブリッジ部と、を有し、
前記ブリッジ部が前記一対のフレーム部よりも車幅方向外側に突き出し、前記ブリッジ部の突出部分に前記ブラケットが取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体フレーム。
【請求項7】
車幅方向において前記一対のフレーム部の外縁の間隔が前記バッテリの幅寸法よりも小さくなっていることを特徴とする請求項6に記載の車体フレーム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体フレームに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電力によって走行する電動式の鞍乗型車両が開発されている。この種の鞍乗型車両として、トラス構造の車体フレームに包み込まれるようにバッテリが搭載されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の車体フレームでは、ヘッドパイプの上部から後方に左右一対のメインフレームが延びており、ヘッドパイプの下部から後方に左右一対のサブフレームが延びている。メインフレーム及びサブフレームがパイプ材等で接続されてトラス状に形成され、一対のメインフレーム及び一対のサブフレームの車幅方向内側にはバッテリが懸架されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-9887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の車体フレームでは、一対のメインフレーム及び一対のサブフレームがバッテリの両側方を通るため、車幅が大きくなってライダーの乗車姿勢が悪化するという不具合がある。小型のバッテリを用いて車幅を小さくするとバッテリ容量が減少してしまう。また、一対のメインフレーム及び一対のサブフレームにバッテリが挟まれており、車体フレームに対するバッテリの組付け性が悪い。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、乗車姿勢の悪化を抑えると共にバッテリの組付け性を向上させることができる車体フレームを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の車体フレームは、バッテリの電力によって走行する鞍乗型車両の車体フレームであって、前記バッテリの前方に位置するヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから前記バッテリの上方を通って後方に延びるメインフレームと、前記ヘッドパイプから前記バッテリの前方を通って下方に延びるダウンフレームと、前記メインフレームから前記バッテリの後側を通って下方に延びるボディフレームと、前記ダウンフレームから前記バッテリの下方を通って後方に延びるアンダーフレームと、前記ボディフレームと前記アンダーフレームに取り付けられたブラケットと、を備え、前記アンダーフレームの前端部が前記ダウンフレームに着脱可能に取り付けられ、前記アンダーフレームの後端部が前記ブラケットを介して前記ボディフレームに着脱可能に取り付けられていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の車体フレームによれば、メインフレームがバッテリの上方を通り、アンダーフレームがバッテリの下方を通るため、大型のバッテリが設置されても車幅の増加が抑えられてライダーの乗車姿勢が悪化することがない。また、ダウンフレーム及びボディフレームからアンダーフレームが取り外されることでバッテリの組付け性が向上される。ダウンフレーム及びボディフレームにアンダーフレームが取り付けられていても、アンダーフレームがバッテリの設置スペースの下方を通っているため、車体フレームに対して側方からバッテリが組付け易くなっている。メインフレーム等とアンダーフレームが別体であるため、アンダーフレームの形状自由度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の車両内部構造の左側面図である。
本実施例の車体フレームの斜視図である。
本実施例のバッテリ周辺の左側面図である。
本実施例のバッテリ周辺の前面図である。
本実施例のバッテリ周辺の下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、バッテリの電力によって走行している。鞍乗型車両の車体フレームのヘッドパイプはバッテリの前方に位置している。ヘッドパイプからバッテリの上方を通ってメインフレームが後方に延びており、ヘッドパイプからバッテリの前方を通ってダウンフレームが下方に延びている。メインフレームからバッテリの後側を通ってボディフレームが下方に延びており、ダウンフレームからバッテリの下方を通ってアンダーフレームが後方に延びている。アンダーフレームの前端部がダウンフレームに着脱可能に取り付けられ、アンダーフレームの後端部がブラケットを介してボディフレームに着脱可能に取り付けられている。メインフレームがバッテリの上方を通り、アンダーフレームがバッテリの下方を通るため、大型のバッテリが設置されても車幅の増加が抑えられてライダーの乗車姿勢が悪化することがない。また、ダウンフレーム及びボディフレームからアンダーフレームが取り外されることでバッテリの組付け性が向上される。ダウンフレーム及びボディフレームにアンダーフレームが取り付けられていても、アンダーフレームがバッテリの設置スペースの下方を通っているため、車体フレームに対して側方からバッテリが組付け易くなっている。メインフレーム等とアンダーフレームが別体であるため、アンダーフレームの形状自由度が確保される。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の車両内部構造の左側面図である。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
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