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公開番号
2025008466
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110671
出願日
2023-07-05
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
スズキ株式会社
,
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B62D
21/15 20060101AFI20250109BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】 エネルギー吸収体のエネルギーの吸収量を増加させるための技術を提供する。
【解決手段】 車両は、フロアパネルと、バッテリパックと、サイドシルと、エネルギー吸収体と、エネルギー吸収体をサイドシルの下面に締結する少なくとも1つの第1締結部材と、エネルギー吸収体をバッテリパックの側面に形成されたフランジの下面に締結する少なくとも1つの第2締結部材と、を備え、フランジは、前後方向に沿って、少なくとも1つの凸部を有する凹凸形状に形成されており、第1締結部材と第2締結部材の一方は、少なくとも、1つ締結部材を含み、第1締結部材と第2締結部材との他方は、少なくとも、1つの締結部材に対して前後に位置する2つの締結部材を含み、第2締結部材は、フランジの凸部に配置されており、第1締結部材は、フランジの凸部に隣接する凹部と対向する位置に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
フロアパネルと、
前記フロアパネルの下方に位置するバッテリパックと、
前記フロアパネルの左右方向における側縁に沿って前後方向に延びるサイドシルと、
前記バッテリパックの前記左右方向における側面と前記サイドシルの下面との間で架け渡され、前記バッテリパックを前記サイドシルに対して固定しているエネルギー吸収体と、
前記エネルギー吸収体を前記サイドシルの前記下面に締結する少なくとも1つの第1締結部材と、
前記エネルギー吸収体を前記バッテリパックの前記側面に形成されたフランジの下面に締結する少なくとも1つの第2締結部材と、
を備え、
前記フランジは、前記前後方向に沿って、少なくとも1つの凸部を有する凹凸形状に形成されており、
前記第1締結部材と前記第2締結部材の一方は、少なくとも、1つ締結部材を含み、
前記第1締結部材と前記第2締結部材との他方は、少なくとも、前記1つの締結部材に対して前後に位置する2つの締結部材を含み、
前記第2締結部材は、前記フランジの前記凸部に配置されており、
前記第1締結部材は、前記フランジの前記凸部に隣接する凹部と対向する位置に配置されている、
車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、バッテリパックを備える車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている車両は、フロアパネルの下方に位置するバッテリパックと、フロアパネルの左右方向における側縁に沿って前後方向に延びるサイドシルと、バッテリパックの左右方向における側面とサイドシルの下面との間で架け渡されているエネルギー吸収体と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-226353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エネルギー吸収体は、側面衝突の際に変形し、側面衝突のエネルギーを吸収する。エネルギー吸収体の変形量を大きくすれば、エネルギーの吸収量も増える。例えば、エネルギー吸収体の左右方向に沿った長さを長くすれば、エネルギー吸収体の変形量も大きくなる。しかし、エネルギー吸収体の左右方向に沿った長さは、車両の左右方向の幅及びバッテリパックの左右方向の幅等により制約される。
【0005】
本明細書では、エネルギー吸収体のエネルギーの吸収量を増加させるための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する車両は、フロアパネルと、前記フロアパネルの下方に位置するバッテリパックと、前記フロアパネルの左右方向における側縁に沿って前後方向に延びるサイドシルと、前記バッテリパックの前記左右方向における側面と前記サイドシルの下面との間で架け渡され、前記バッテリパックを前記サイドシルに対して固定しているエネルギー吸収体と、前記エネルギー吸収体を前記サイドシルの前記下面に締結する少なくとも1つの第1締結部材と、前記エネルギー吸収体を前記バッテリパックの前記側面に形成されたフランジの下面に締結する少なくとも1つの第2締結部材と、を備え、前記フランジは、前記前後方向に沿って、少なくとも1つの凸部を有する凹凸形状に形成されており、前記第1締結部材と前記第2締結部材の一方は、少なくとも、1つ締結部材を含み、前記第1締結部材と前記第2締結部材との他方は、少なくとも、前記1つの締結部材に対して前後に位置する2つの締結部材を含み、前記第2締結部材は、前記フランジの前記凸部に配置されており、前記第1締結部材は、前記フランジの前記凸部に隣接する凹部と対向する位置に配置されている。
【0007】
本明細書が開示する技術によれば、側面衝突の際に、サイドシル側の第1締結部材は、バッテリパックのフランジの凹部に入り込む。第1締結部材がフランジの凹部に入り込む距離だけ、フランジが凹部を有さない比較例よりエネルギー吸収体の変形量を大きくすることができる。エネルギー吸収体のエネルギーの吸収量を増加させることができる。
【0008】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の部分断面図を示す。
エネルギー吸収体を取り付けた状態の平面図を示す。
エネルギー吸収体を取り外した状態の平面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(車両2の構成;図1)
車両2は、外部の電源によって充電される再充電式の車両、及び、エンジンを併せ持つハイブリッド車等である。車両2は、フロアパネル12と、バッテリパック14と、サイドシル16と、エネルギー吸収体18と、を備える。なお、図中の矢印「左」は、車両2の左右方向における左側を示し、矢印「上方」は、車両2の上下方向における上方を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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