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公開番号2025008475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110685
出願日2023-07-05
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社,スズキ株式会社,ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250109BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両に側面衝突が発生したときに、車両側方からの衝突荷重が、車体と電池パックユニットとの両者へより均等に入力され得る。
【解決手段】車両は、フロアパネルと、フロアパネルの側縁に沿って車両の前後方向に延びるサイドシルと、サイドシルからフロアパネルに沿って車両の左右方向に延びるフロアクロスメンバと、サイドシルの内部に位置するとともに、車両の前後方向と交差する向きに配置された補強プレートと、フロアパネルの下方に位置するとともに、サイドシルに締結された電池パックユニットと、を備えてもよい。補強プレートは、サイドシルに対する電池パックユニットの締結箇所に設けられていてもよい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
フロアパネルと、
前記フロアパネルの側縁に沿って車両の前後方向に延びるサイドシルと、
前記サイドシルから前記フロアパネルに沿って前記車両の左右方向に延びるフロアクロスメンバと、
前記サイドシルの内部に位置するとともに、前記前後方向と交差する向きに配置された補強プレートと、
前記フロアパネルの下方に位置するとともに、前記サイドシルに締結された電池パックユニットと、
を備え、
前記補強プレートは、前記サイドシルに対する前記電池パックユニットの締結箇所に設けられている、
車両。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記補強プレートは、前記サイドシルの、前記フロアクロスメンバが接続された部分内に位置する、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記フロアクロスメンバは、前記フロアパネルから上方に向かって延びる立壁を有し、
前記補強プレートは、前記立壁の前記左右方向に延びる延長線上に位置する、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記サイドシルから前記フロアパネルに沿って前記左右方向に延びる第2のフロアクロスメンバと、
前記サイドシルの内部に位置するとともに、前記前後方向と交差する向きに配置された第2の補強プレートと、
をさらに備え、
前記第2の補強プレートは、前記サイドシルの前記第2のフロアクロスメンバが接続された部分に位置するとともに、前記サイドシルに対する前記電池パックユニットの第2の締結箇所に設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が記載されている。当該車両は、フロアパネルを有する車体と、フロアパネルの下方に配置された電池パックユニットを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/063393号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両に側面衝突が発生したときに、車両側方からの衝突荷重は、車体だけでなく、フロアパネルの下方に位置する電池パックユニットにも入力される。このとき、車体と電池パックユニットとの両者には、衝突荷重が均等に入力されることが好ましい。これにより、側面衝突による衝突エネルギーを、車体と電池パックユニットとの両者によって効果的に吸収することができる。本明細書は、そのための新規で有用な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術は、車両に具現化される。第1の態様では、当該車両は、フロアパネルと、フロアパネルの側縁に沿って車両の前後方向に延びるサイドシルと、サイドシルからフロアパネルに沿って車両の左右方向に延びるフロアクロスメンバと、サイドシルの内部に位置するとともに、車両の前後方向と交差する向きに配置された補強プレートと、フロアパネルの下方に位置するとともに、サイドシルに締結された電池パックユニットと、を備えてもよい。補強プレートは、サイドシルに対する電池パックユニットの締結箇所に設けられていてもよい。
【0006】
上記した車両では、フロアパネルの側縁に沿って車両前後方向にサイドシルが延びており、フロアパネルの下方に位置する電池パックユニットが、当該サイドシルに締結されている。サイドシルの内部には、補強プレートが設けられている。特に、当該補強プレートは、サイドシルに対する電池パックユニットの締結箇所に位置している。このような構成によると、サイドシルと電池パックユニットとの間が強固に連結される。その結果、車両に側面衝突が発生したときに、車両側方からの衝突荷重が、車体と電池パックユニットとの両者へ均等に入力され得る。
【0007】
第2の態様では、上記の第1の態様において、補強プレートは、サイドシルの、フロアクロスメンバが接続された部分内に位置してもよい。このような構成によると、車両側方からの衝突荷重に対して、補強プレートがフロアクロスメンバによって支持される。これにより、車両側方からの衝突荷重が、車体と電池パックユニットとの両者へより均等に入力され得る。
【0008】
第3の態様では、上記の第2の態様において、フロアクロスメンバは、フロアパネルから上方に向かって延びる立壁を有し、補強プレートは、当該立壁の車両の左右方向に延びる延長線上に位置してもよい。このような構成によると、車両側方からの衝突荷重に対して、補強プレートがフロアクロスメンバによって強く支持される。これにより、車両側方からの衝突荷重が、車体と電池パックユニットとの両者へより均等に入力され得る。
【0009】
第4の態様では、上記の第1から第3の態様のいずれか一つにおいて、当該車両は、サイドシルからフロアパネルに沿って左右方向に延びる第2のフロアクロスメンバと、サイドシルの内部に位置するとともに、車両の前後方向と交差する向きに配置された第2の補強プレートと、をさらに備えてもよい。この場合、第2の補強プレートは、サイドシルの第2のフロアクロスメンバが接続された部分に位置するとともに、サイドシルに対する電池パックユニットの第2の締結箇所に設けられていてもよい。このような構成によると、複数の締結箇所において、サイドシルと電池パックユニットとの間が強固に連結される。その結果、車両に側面衝突が発生したときに、車両側方からの衝突荷重が、車体と電池パックユニットとの両者へより均等に入力され得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
車両10の構成を模式的に示す図。
車両10の内部構成を示す底面図。
図2におけるIII-III線で切断したときの断面図。
サイドシル24の内部構造を示す斜視図。サイドシル24は、インナパネル24aのみが図示されている。
図3におけるV-V線で切断したときの断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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