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公開番号
2025008474
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110684
出願日
2023-07-05
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
スズキ株式会社
,
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B62D
25/20 20060101AFI20250109BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】衝突荷重によって変形したフロアパネルが、電池パックユニットに干渉することを回避する技術を提供する。
【解決手段】車両は、当該車室のフロアパネルと、フロアパネルの下方に位置する電池パックユニットと、フロアパネルに沿って車両前後方向に延びるとともに、フロアパネルに接合された補強プレートと、を備えてもよい。フロアパネルは、その前縁に隣接する第1領域と、第1領域の後方において第1領域よりも上方に位置する第2領域と、第1領域と第2領域との間を車両左右方向に延びる段差領域とを有してもよい。補強プレートは、第1領域から段差領域を越えて第2領域まで延びていてもよい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車室のフロアパネルと、
前記フロアパネルの下方に位置する電池パックユニットと、
前記フロアパネルに沿って車両前後方向に延びるとともに、前記フロアパネルに接合された補強プレートと、
を備え、
前記フロアパネルは、その前縁に隣接する第1領域と、前記第1領域の後方において前記第1領域よりも上方に位置する第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間を車両左右方向に延びる段差領域と、を有し、
前記補強プレートは、前記第1領域から前記段差領域を越えて前記第2領域まで延びている、
車両。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記フロアパネルの前記段差領域は、前記補強プレートの車両前後方向における中央よりも前方に位置する、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記フロアパネルに沿って車両左右方向に延びるとともに、前記補強プレートの後端が接合されたフロアクロスメンバをさらに備える、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記フロアパネルの側縁に沿って車両前後方向に延びるサイドシルをさらに備え、
前記補強プレートは、前記サイドシルと、前記フロアパネルの車両左右方向における中央に設けられたセンタトンネルとの間に位置する、請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記フロアパネルの前記前縁に沿って左右方向に延びるダッシュクロスメンバと、
前記ダッシュクロスメンバから前方に延びるフロントサイドメンバと、をさらに備え、
前記補強プレートは、前記フロントサイドメンバの後方への延長線上に位置する、
請求項4に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が記載されている。当該車両は、フロアパネルと、その下方に配置された電池パックユニットとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-38401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した車両では、前面衝突が発生したときに、前方からの衝突荷重によってフロアパネルが変形し得る。フロアパネルの下方には電池パックユニットが位置しているため、フロアパネルが下方へ突出するように折れ曲がると、フロアパネルが電池パックユニットに干渉するおそれがある。本明細書では、このような問題を回避し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術は、車両に具現化される。第1の態様では、当該車両は、当該車室のフロアパネルと、フロアパネルの下方に位置する電池パックユニットと、フロアパネルに沿って車両前後方向に延びるとともに、フロアパネルに接合された補強プレートと、を備えてもよい。フロアパネルは、その前縁に隣接する第1領域と、第1領域の後方において第1領域よりも上方に位置する第2領域と、第1領域と第2領域との間を車両左右方向に延びる段差領域とを有してもよい。補強プレートは、第1領域から段差領域を越えて第2領域まで延びていてもよい。
【0006】
上記した車両では、前方に位置する第1領域よりも、後方に位置する第2領域の方が高くなるように、フロアパネルに高低差が設けられている。そして、フロアパネルに設けられた補強プレートが、第1領域から段差領域を越えて第2領域に至るまで、車両前後方向に沿って延びている。このような構成によると、例えば車両に前面衝突が発生し、前方からの衝突荷重がフロアパネルに負荷されたときに、第1領域から第2領域へと補強プレートを伝わる衝突荷重が、段差領域において第2領域を持ち上げるように作用する。その結果、フロアパネルは補強プレートと共に、上方へ変位するように(いわゆる山折り状に)折れ曲がる。これにより、衝突荷重によって変形したフロアパネルが、電池パックユニットに干渉することを回避することができる。
【0007】
第2の態様では、上記の第1の態様において、フロアパネルの段差領域は、補強プレートの車両前後方向における中央よりも前方に位置してもよい。この構成によると、フロアパネルが上方へ変位するように折れ曲がりやすい。
【0008】
第3の態様では、上記の第2の態様において、当該車両は、フロアパネルに沿って車両左右方向に延びるとともに、補強プレートの後端が接合されたフロアクロスメンバをさらに備えてもよい。この構成によると、補強プレートの後端の位置が、フロアクロスメンバによって拘束されることで、フロアパネルが上方へ変位するように折れ曲がりやすい。
【0009】
第4の態様では、上記の第3の態様において、当該車両は、フロアパネルの側縁に沿って車両前後方向に延びるサイドシルをさらに備えてもよい。この場合、補強プレートは、サイドシルと、フロアパネルの車両左右方向における中央に設けられたセンタトンネルとの間に位置してもよい。サイドシルとセンタトンネルとの間は、フロアパネルが比較的に平坦な構造を有することから、前方からの衝突荷重によってフロアパネルが変形しやすい領域である。このような領域に本技術の構成を適用することで、フロアパネルが電池パックユニットに干渉することを効果的に抑制することができる。
【0010】
第5の態様では、上記の第4の態様において、当該車両は、フロアパネルの前縁に沿って左右方向に延びるダッシュクロスメンバと、ダッシュクロスメンバから前方に延びるフロントサイドメンバと、をさらに備えてもよい。補強プレートは、フロントサイドメンバの後方への延長線上に位置してもよい。このような構成によると、前方からの衝突荷重が、フロントサイドメンバから補強プレートへと伝わりやすく、フロアパネルが上方へ変位するように折れ曲がりやすい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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