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公開番号2024175221
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023092800
出願日2023-06-06
発明の名称計測システム
出願人株式会社フジタ
代理人インフォート弁理士法人,個人,個人,個人
主分類G08C 15/06 20060101AFI20241211BHJP(信号)
要約【課題】電力量を含む物理量を計測するシステムにおけるデータ上の測定位置の追加や変更を簡便に行えるようにする。
【解決手段】計測システム(1)は、物理量の計測、及び無線信号の送信が可能な測定器(2)と、測定器による物理量の測定値を収集するサーバ装置(5)と、測定器からの無線信号を受信し、受信した無線信号に含まれる物理量の測定値と測定器を識別する情報とを含む測定データをサーバ装置に転送する中継機(3)と、を備え、測定器は、物理量の計測位置を変更自在であり、中継機は、物理量を計測する測定エリア(7)と関連付けられ、測定器を設置する測定エリアが変更されたときに、サーバ装置が、測定データを転送した中継機を識別する情報に基づいて、測定器と、測定器が設置された測定エリアとの関連付けを変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物理量の計測、及び無線信号の送信が可能な測定器と、
前記測定器による物理量の測定値を収集するサーバ装置と、
前記測定器からの無線信号を受信し、受信した前記無線信号に含まれる前記物理量の測定値と前記測定器を識別する情報とを含む測定データを前記サーバ装置に転送する中継機と、を備え、
前記測定器は、前記物理量の計測位置を変更自在であり、
前記中継機は、前記物理量を計測する測定エリアと関連付けられ、
前記測定器を設置する測定エリアが変更されたときに、前記サーバ装置が、前記測定データを転送した前記中継機を識別する情報に基づいて、前記測定器と、前記測定器が設置された測定エリアとの関連付けを変更する、
計測システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記物理量の計測位置と関連付けられる情報を提供する情報提供部品、をさらに備え、
前記測定器は、前記情報提供部品により提供される前記情報を取得する取得部を有し、取得した前記情報と、前記物理量の測定値及び前記測定器を識別する情報とを含む無線信号を送信する、
請求項1に記載の計測システム。
【請求項3】
前記測定器は、建物内に設置され、前記測定器は、前記建物で使用される電力を利用して自身の動作電力を生成する、
請求項1に記載の計測システム。
【請求項4】
前記測定器は、前記無線信号を送信する無線通信部を含む本体部と、前記物理量を計測する計測部と、を備え、
前記計測部が伝送ケーブルにより前記本体部と接続されている、
請求項1に記載の計測システム。
【請求項5】
前記測定器は、前記無線信号を送信する無線通信部を含む本体部と、前記物理量を計測する計測部と、を備え、
前記計測部が前記本体部と一体的に設けられている、
請求項1に記載の計測システム。
【請求項6】
前記中継機は、無線信号を受信する測定器を識別する測定器情報を格納する記憶部を有し、
前記中継機は、前記測定器情報に基づいて無線信号を受信すると判定した測定器からの無線信号に含まれる前記物理量の測定値と前記測定器を識別する情報との組を含む測定データを前記サーバ装置に転送する、
請求項1に記載の計測システム。
【請求項7】
前記サーバ装置は、前記中継機において無線信号を受信する測定器を識別する測定器情報を格納する記憶部を有し、
前記サーバ装置は、転送された前記測定データと、前記測定データを転送した前記中継機を識別する情報とに基づいて、前記測定器情報を更新する、
請求項6に記載の計測システム。
【請求項8】
前記中継機は、無線信号を受信する測定器を識別する測定器情報を格納する記憶部を有し、
前記サーバ装置は、前記測定器情報を前記中継機に送信し、
前記中継機は、前記測定器情報に基づいて無線信号を受信する測定器とは異なる測定器からの無線信号を受信したときに、前記異なる測定器を識別する情報を含む前記測定データを前記サーバ装置に転送する、
請求項7に記載の計測システム。
【請求項9】
前記測定器は、電力量を測定する電力計を含む、
請求項1に記載の計測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力量等の物理量の計測システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
建物等におけるエネルギーの使用量を一元的に管理するBEMS(Building Energy Management System)は、例えば、建物内での電力の使用量の最適化を可能にする。電力の使用量の最適化のために、BEMSでは、例えば、建物内の複数の測定位置のそれぞれにおいて測定した電力量をサーバ装置で収集して分析する。関連する技術として、特許文献1には、計測した電力データを、インターネットを介して電力計測データ蓄積サーバに転送する技術が記載されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-372555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したBEMSでは、電力量を測定する電力計と、測定した電力量をサーバ装置に転送する通信機器とが伝送ケーブルで接続されている。このため、電力量の追加又は測定位置を変更するときに、電力計、計測した電力量をサーバ装置に転送するための通信機器等の設置及び配線に関する各種工事、並びに各種設定の変更作業により高額の費用が発生する。また、各種工事を行う際に対象となる計測システムを一時停止する必要があり、計測データを収集できない期間が生じる。
【0005】
本発明は、電力量等の物理量を計測するシステムにおけるデータ上の測定位置の追加や変更を簡便に行えるようにすることを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様に係る計測システムは、物理量の計測、及び無線信号の送信が可能な測定器と、前記測定器による物理量の測定値を収集するサーバ装置と、前記測定器からの無線信号を受信し、受信した前記無線信号に含まれる前記物理量の測定値と前記測定器を識別する情報とを含む測定データを前記サーバ装置に転送する中継機と、を備え、前記測定器は、前記物理量の計測位置を変更自在であり、前記中継機は、前記物理量を計測する測定エリアと関連付けられ、前記測定器を設置する測定エリアが変更されたときに、前記サーバ装置が、前記測定データを転送した前記中継機を識別する情報に基づいて、前記測定器と、前記測定器が設置された測定エリアとの関連付けを変更する。
【発明の効果】
【0007】
上述の態様によれば、電力量等の物理量を計測するシステムにおけるデータ上の測定位置の追加や変更を簡便に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る計測システムの構成例を説明する図である。
測定器の構成例を示すブロック図である。
測定器であり得る電力計の設置方法の例を示す図である。
サーバ装置の構成例を示すブロック図である。
測定データの例を示す図である。
中継機からサーバ装置への測定データの転送方法の例を説明するシーケンス図である。
中継機からサーバ装置に転送される測定データの構成例を示す図である。
サーバ装置が受信する測定データの例を示す図である。
図8に例示した測定データを受信したときにサーバ装置の記憶部に格納される測定データの例を示す図である。
第1の時点でサーバ装置の記憶部に格納されている測定データの例を示す図である。
第1の時点よりも後の第2の時点でサーバ装置の記憶部に格納されている測定データの例を示す図である。
一実施形態に係る計測システムにおけるサーバ装置の別の構成例を示すブロック図である。
図12のサーバ装置に格納される測定器情報の例を示す図である。
図12に例示したサーバ装置と組み合わせて用いられる中継機の構成例を示すブロック図である。
図14の中継機に格納される測定器情報の例を示す図である。
中継機からサーバ装置への測定データの転送方法の別の例を説明するシーケンス図である。
図16のデータ収集処理の例を説明するフローチャートである。
中継機からサーバ装置への測定データの転送方法の更に別の例を説明するシーケンス図である。
図18のシーケンスによって更新された測定器情報の一例を示す図である。
測定器の設置位置の例を説明する図である。
測定器により設置位置を取得する方法の例を説明する図である。
図21の測定器の構成例を示すブロック図である。
電子タグを利用した測定器の設置位置の認識方法の例を説明する図である。
中継機からサーバ装置に送信される測定データの例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明に係る計測システムの実施形態を詳細に説明する。
【0010】
図1は、一実施形態に係る計測システムの構成例を説明する図である。図1に例示した計測システム1は、例えば、建物における電力量等の物理量を計測するシステムであり、計測した物理量はその建物に対するBEMSで利用される。図1に例示した計測システム1は、測定器2と、中継機3と、親機4と、サーバ装置5とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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