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公開番号
2024174195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-13
出願番号
2024173428,2022069497
出願日
2024-10-02,2017-10-17
発明の名称
インパクトドライバ
出願人
株式会社マキタ
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B25B
21/02 20060101AFI20241206BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】モータの回転を操作部の操作量に応じて制御するよう構成された電動作業機において、モータの制御特性として、操作部の操作量が少ない場合であってもモータを最大回転数で駆動し得る制御特性を設定できるようにする。
【解決手段】電動作業機は、モータと、操作部と、操作部の操作量に応じてモータの回転を制御する制御部と、制御部によるモータの制御特性として、予め登録された複数の制御特性の中の1つを選択的に設定可能な設定部と、を備える。設定部にて設定可能な複数の制御特性の1つは、操作部の操作によってモータを駆動可能な有効操作範囲内で、モータの回転数が最小回転数から最大回転数に達するまでの制御範囲が、有効操作範囲の50%以下となるように設定された特定制御特性である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、
工具ビットを装着するための装着部と、
前記モータの回転により前記装着部に装着された前記工具ビットを回転させるアンビルと、
前記アンビルと共に回転し、前記工具ビットから前記アンビルに加わる負荷が高まると前記アンビルとの係合が外れて再係合することにより前記アンビルを打撃するハンマと、
使用者が操作することにより、前記モータの駆動・停止を指令するための操作部と、
前記操作部の操作に応じて前記モータを駆動する制御部と、
を備えたインパクトドライバであって、
使用者により操作されて、当該インパクトドライバの動作モードを、第1モードと第2モードとに切り替えて設定するための動作モード設定スイッチと、
使用者により操作されて、前記モータの回転方向を、前記工具ビットにより対象物を締め付ける正方向と、該対象物の締め付けを緩める逆方向と、の何れかに設定するための正逆切替スイッチと、
を備え、
前記動作モード設定スイッチは、前記動作モードが前記第1モードであるときの前記ハンマによる打撃力として、最も打撃力が大きい第1打撃力、及び、該第1打撃力設定よりも打撃力が小さい第2打撃力、を含む複数の打撃力の1つを設定するための打撃力スイッチを含み、
前記制御部は、
前記動作モードが前記第1モードに設定されているときには、前記操作部の操作量が大きくなるほど、前記モータの回転数が前記打撃力スイッチにより設定された打撃力に応じて大きくなるよう、前記モータを、前記正逆切替スイッチにて設定された回転方向に駆動し、
前記動作モードが前記第2モードに設定されているときには、前記操作部が操作されると、前記第1モードに比べて少ない操作量にて、前記モータの回転数が、前記第1モードでの最大回転数に対応する回転数に到達するよう、前記モータを、前記正逆切替スイッチにて設定された回転方向に駆動する、ように構成され、
しかも、前記動作モードが前記第2モードに設定されているときに、前記制御部が前記モータの回転数を前記最大回転数に到達させる前記モータの制御特性は、前記モータの回転方向が前記正方向であるときと前記逆方向であるときとで同じであり、
前記制御部は、前記第2モードで、前記モータを前記逆方向に回転させているときに、前記モータに加わる負荷が低下すると、前記モータの回転を停止若しくは低減させるよう構成されている、インパクトドライバ。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記モータに加わる負荷の低下を、前記モータの回転数若しくは電流の変化から検出するよう構成されている、請求項1に記載のインパクトドライバ。
【請求項3】
前記動作モード設定スイッチは、前記第1モードとして、前記工具ビットをねじの頭部に設けられた溝に嵌合させた状態で前記モータを回転させるねじ締めモードを設定し、前記第2モードとして、前記工具ビットをボルト又はナットに外嵌させた状態で前記モータを回転させるボルトモードを設定可能に構成されている、請求項1又は請求項2に記載のインパクトドライバ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、動力源となるモータの回転を操作部の操作量に応じて制御するよう構成された電動作業機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電動工具等の電動作業機においては、モータの駆動・停止を指令する操作部として、使用者により引き操作されるトリガが備えられ、そのトリガの操作量に応じて、モータの回転を制御するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この種の電動作業機においては、トリガの引き量が小さいときと大きいときとでモータの回転数が変化し、トリガの引き量が所定量を超えると、モータの回転が最大となるよう、モータの制御特性が予め設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-104969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記従来の電動作業機において、モータの制御特性は、トリガが全引きされて、その引き量が最大引き量付近に達したときに、モータの回転数が最大回転数となるように設定されている。
【0006】
これは、使用者によるトリガ操作でモータの回転数を調整できるようにするためであるが、モータを、制御特性で設定されている最大回転数で回転させるには、使用者は、トリガを全引きする必要がある。
【0007】
このため、電動作業機による作業内容が、モータを頻繁に最大回転数で回転させる必要がある作業内容である場合、使用者は、トリガを頻繁に全引きする必要があり、使用者の指が疲労してしまうという問題がある。
【0008】
例えば、打撃機構を有するインパクトドライバを使ってボルトの締め付け作業を行う場合、モータにより駆動される工具ビットは、ボルトの頭部に嵌合されることから、作業の開始直後からモータを最大回転数で回転させても工具ビットがボルトから外れることはない。
【0009】
このため、こうした締め付け作業を行う場合、使用者は、打撃機構によりボルトをしっかりと締め付けるために、作業開始直後からトリガを全引きすることになるが、このようにすると、指が疲労するため、長時間作業を継続することができなくなる。
【0010】
本開示の一局面は、モータの回転を操作部の操作量に応じて制御するよう構成された電動作業機において、モータの制御特性として、操作部の操作量が少ない場合であってもモータを最大回転数で駆動し得る制御特性を設定できるようにすることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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