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公開番号
2024110582
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2023015239
出願日
2023-02-03
発明の名称
動力工具
出願人
日東工器株式会社
代理人
個人
主分類
B25F
5/00 20060101AFI20240808BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】ファンとモータとをよりコンパクトに配置することが可能となる動力工具を提供する
【解決手段】動力工具(グラインダ)100は、ハウジング113と、ハウジング113内に収容されたモータ110と、モータ110の回転軸111に取り付けられたファン112とを備える。モータ110は、ステータコア137、ステータコア137の周囲に巻回されたステータコイル138、ステータコア137の内側で回転軸線Rの周りで回転可能とされたロータ139、及びロータ139に固定されてロータ139とともに回転する回転軸111、を有する。ファン112は、ステータコイル138の側に凹部152を有し、凹部152内にステータコイル138の一方のコイルエンド153が位置するように配置されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジング内に収容されたモータであって、ステータコア、前記ステータコアの周囲に巻回されたステータコイル、前記ステータコアの内側で回転軸線の周りで回転可能とされたロータ、及び前記ロータに固定されて前記ロータとともに回転する回転軸、を有するモータと、
前記回転軸に取り付けられて前記回転軸と共に回転して前記ハウジング内に空気の流れを生じさせるファンであって、前記ステータコイルの側に凹部を有し、前記凹部内に前記ステータコイルの一方のコイルエンドが位置するように配置されたファンと、
を備える、動力工具。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記ファンが径方向に延びる複数のフィンを有する遠心ファンであり、前記複数のフィンの径方向内側に前記凹部が形成されている、請求項1に記載の動力工具。
【請求項3】
前記モータが、前記ステータコイルと前記ステータコアとの間及び前記ステータコイルと前記ロータとの間に形成された絶縁性のインシュレータをさらに備え、前記インシュレータの端部が前記ファンの前記凹部内に位置するようにされた、請求項1に記載の動力工具。
【請求項4】
前記ファン及び前記コイルエンドの径方向外側に配置され、前記ファンにより生じる径方向外側への空気の流れを前記モータの回転軸線の方向に向けるようにされた空気流ガイド部材をさらに備える、請求項1に記載の動力工具。
【請求項5】
前記モータがブラシレスモータである、請求項1に記載の動力工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファンによる冷却機能を有する動力工具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
グラインダやベルト式研削工具などの動力工具において、モータを冷却する機能を備えたものがある。例えば特許文献1には、モータの回転子に冷却ファンを取り付け、モータの回転により冷却ファンが回転すると、モータの周辺に空気の流れが生じてモータを冷却するようにしたグラインダが開示されている。この冷却ファンは径方向外側に向かう空気の流れを生じさせる遠心ファンとなっている。遠心ファンは、ファンの中心から径方向外側に向かう空気流を生じさせるものであるため、ハウジング内で回転軸線方向に向かう空気流を効率的に発生させるためには、遠心ファンの周囲に径方向外側に向かう空気流を回転軸線に沿った一方の側に向けるガイドを設ける必要がある。そのため、この遠心ファンとモータのコイルの端部との間には、ファンガイド(空気流ガイド部材)が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4586674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モータを冷却するためのファンは、必要な風量を得るために一定程度以上の大きさが必要となる。また、回転するファンがモータのステータコアやステータコイルなどの静止した部材と衝突することがないようにするために、モータの回転軸線の方向でそれら部材から一定の間隔をあけて配置する必要がある。これらの制約によりファンとモータとをコンパクトに配置することが難しかった。
【0005】
そこで本発明は、ファンとモータとをよりコンパクトに配置することが可能となる動力工具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち本発明は、
ハウジングと、
前記ハウジング内に収容されたモータであって、ステータコア、前記ステータコアの周囲に巻回されたステータコイル、前記ステータコアの内側で回転軸線の周りで回転可能とされたロータ、及び前記ロータに固定されて前記ロータとともに回転する回転軸、を有するモータと、
前記回転軸に取り付けられて前記回転軸と共に回転して前記ハウジング内に空気の流れを生じさせるファンであって、前記ステータコイルの側に凹部を有し、前記凹部内に前記ステータコイルの一方のコイルエンドが位置するように配置されたファンと、
を備える、動力工具を提供する。
【0007】
当該動力工具においては、ファンが凹部を有し、その凹部内にステータコイルのコイルエンドが位置するようになっているため、ファンとステータコイルとを回転軸線の方向で重複した配置することができ、特に回転軸線の方向でファンとモータとをよりコンパクトに配置することが可能となる。
【0008】
また、前記ファンが径方向に延びる複数のフィンを有する遠心ファンであり、前記複数のフィンの径方向内側に前記凹部が形成されているようにすることができる。
【0009】
遠心ファンは、フィンの内側から径方向外側に向かって空気の流れを生じさせるものであるため、フィンの内側に形成された凹部内に位置するコイルエンドには径方向外側に向きを変えられる空気が当たるようになり、より効率的にステータコイルを冷却することが可能となる。
【0010】
また、前記モータが、前記ステータコイルと前記ステータコアとの間及び前記ステータコイルと前記ロータとの間に形成された絶縁性のインシュレータをさらに備え、前記インシュレータの端部が前記ファンの前記凹部内に位置するようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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