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公開番号
2025032670
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138087
出願日
2023-08-28
発明の名称
衝撃工具
出願人
アピュアン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B25D
9/04 20060101AFI20250305BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】作動時に発生する騒音とハンマー等の損傷とを抑制できると共に、作動の効率化と省エネルギー化とに優れた衝撃工具を提案する。
【解決手段】衝撃工具10は、ハンマー13が往復動するシリンダ12を有する工具本体11と、該ハンマー13の衝撃力をワークWに伝える衝撃付与具1とを備え、衝撃付与具1が、シリンダ12内に挿入される基端部23を備えた付与具本体20と、基端部23に接合されたコイルスプリング55とを備えたものであり、ハンマー13がコイルスプリング55に衝突することによって、コイルスプリング55を介して付与具本体20に衝撃力が伝わると共に、該衝撃力の発生時に、コイルスプリング55によってハンマー13と付与具本体20とが接触しないようになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シリンダと該シリンダ内を往復動するハンマーとを具備する工具本体と、
前記シリンダの先端部に取り付けられ、前記ハンマーの往復動により生ずる衝撃力をワークに伝える衝撃付与具と
を備えた衝撃工具であって、
前記衝撃付与具は、
前記ワークに接する先端部と前記シリンダ内に挿入される基端部とを備え、前記ハンマーが往復動する作動方向に沿って移動可能に設けられた付与具本体と、
前記付与具本体の基端部に接合され、前記シリンダ内で、前記作動方向に弾性変形可能な範囲で伸縮するコイルスプリングと
を備えており、
前記ハンマーが前記コイルスプリングに衝突することによって、該コイルスプリングを介して前記付与具本体に衝撃力が伝わると共に、該衝撃力の発生時に、該コイルスプリングによって該ハンマーと前記付与具本体とが非接触であることを特徴とする衝撃工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンマーが往復動する機構の作用によってワークに衝撃を付与する衝撃工具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、鋳砂を含むワークに衝撃を与えて当該ワークを振動させることにより、鋳砂を除去する衝撃工具が知られている(例えば特許文献1参照)。このような衝撃工具にあっては、シリンダ部内をエアー駆動によって往復動するハンマーが先端具の基端部に繰り返し衝突し、その衝撃を先端具の先端部からワークに付与するものが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-175797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した従来構成の衝撃工具は、ハンマーが先端具の基端部に繰り返し衝突することから、衝突時に騒音が発生する。そのため、この騒音の低減が求められていた。加えて、衝突の繰り返しにより先端具とハンマーとが損傷するおそれもあった。
【0005】
また、衝撃工具に対して、作動の効率化や省エネルギー化等の要望もある。しかし、前述した従来構成のように、圧縮空気のシリンダへの供給を制御することのみによってハンマーを往復動させる構成では、前記効率化や省エネルギー化に限界があった。
【0006】
本発明は、作動時に発生する騒音とハンマー等の損傷とを抑制し得ると共に、作動の効率化と省エネルギー化とに優れた衝撃工具を提案することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、シリンダと該シリンダ内を往復動するハンマーとを具備する工具本体と、前記シリンダの先端部に取り付けられ、前記ハンマーの往復動により生ずる衝撃力をワークに伝える衝撃付与具とを備えた衝撃工具であって、前記衝撃付与具は、前記ワークに接する先端部と前記シリンダ内に挿入される基端部とを備え、前記ハンマーが往復動する作動方向に沿って移動可能に設けられた付与具本体と、前記付与具本体の基端部に接合され、前記シリンダ内で、前記作動方向に弾性変形可能な範囲で伸縮するコイルスプリングとを備えており、前記ハンマーが前記コイルスプリングに衝突することによって、該コイルスプリングを介して前記付与具本体に衝撃力が伝わると共に、該衝撃力の発生時に、該コイルスプリングによって該ハンマーと前記付与具本体とが非接触であることを特徴とする衝撃工具である。
【0008】
かかる構成にあっては、ハンマーのコイルスプリングへの衝突により生ずる衝撃が、該コイルスプリングを介して付与具本体に伝わり、ハンマーと衝撃付与具とが衝突しない。これにより、ハンマーの衝突で発生する騒音を低減できると共に、該ハンマーと衝撃付与具とに損傷が生ずることを抑制できる。
【0009】
さらに、コイルスプリングの、ハンマーの往動により収縮することで生じた弾力が、該ハンマーの複動に利用されることから、該複動の速度が向上し、これに伴って、単位時間あたりの、ハンマーを往復動させる繰返回数を、従来に比して増加できる。すなわち、ハンマーの往復動に要する動力源(圧縮空気など)の供給量を増加させること無く、ワークに伝える単位時間あたりのエネルギー量を増加できる。したがって、本発明の構成によれば、作動の効率化と省エネルギー化とを著しく向上できる。
【0010】
前述した本発明の衝撃工具にあって、前記付与具本体は、前記コイルスプリングの伸縮方向を長手方向とする長尺部材で構成されており、前記コイルスプリングの先端部が前記長尺部材の基端部に配されてなるものである構成が提案される。
(【0011】以降は省略されています)
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