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公開番号
2025051632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2024158563
出願日
2024-09-12
発明の名称
深孔スリーブ駆動ロッド構造
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B25B
21/00 20060101AFI20250327BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】構成要素を簡素化し、中空管体を駆動ヘッド及び接続ヘッドに突き合わせて接続する際、トルクが大きすぎて変形してしまうことを防ぐ、深孔スリーブ駆動ロッド構造を提供する。
【解決手段】深孔スリーブ駆動ロッド構造は、中空管体10と、駆動ヘッド20と、接続ヘッド30と、2つのクイック着脱ナット40とを備える。中空管体は、直線状に形成した管体である。中空管体の始端及び終端の両端には、2つの円形状の嵌着部11を設ける。2つの嵌着部の内部には、2つの円形嵌着孔槽12をそれぞれ設け、駆動ヘッドを接続ヘッドに嵌着させる。嵌着部の外部には、雄ねじ13及びねじ孔を設け、クイック着脱ナットを螺着させるのに用いる。嵌着部の外部には、軸心に沿って均等に配置した複数の位置決め凹部14を設ける。複数の位置決め凹部の間には、複数の位置決め面15を設ける。駆動ヘッドの始端には、駆動槽21を設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
中空管体と、駆動ヘッドと、接続ヘッドと、2つのクイック着脱ナットとを備えた、深孔スリーブ駆動ロッド構造であって、
前記中空管体は、直線状に形成した管体であり、前記中空管体の始端及び終端の両端には、2つの円形状の嵌着部を設け、2つの前記嵌着部の内部には、2つの円形嵌着孔槽をそれぞれ設け、前記駆動ヘッドを前記接続ヘッドに嵌着させ、前記嵌着部の外部には、雄ねじ及びねじ孔を設け、前記クイック着脱ナットを螺着させるのに用い、前記嵌着部の外部には、軸心に沿って均等に配置した複数の位置決め凹部を設け、複数の前記位置決め凹部の間には、複数の位置決め面を設け、
前記駆動ヘッドの始端には、駆動槽を設け、前記駆動ヘッドは、前記位置決め凹部に対応した箇所に位置決め突部を設け、前記位置決め凹部に位置決めし、前記駆動ヘッドの外部には、雄ねじ又はねじ孔を設け、前記クイック着脱ナットを螺着し、
前記接続ヘッドの始端には、接続杆を設け、電動工具を嵌着させる際に係合させ、前記接続ヘッドは、前記位置決め凹部に対応した箇所に位置決め突部を設け、前記位置決め凹部に位置決めし、前記接続ヘッドの外部には、雄ねじ又はねじ孔を設け、前記クイック着脱ナットを螺着し、
2つの前記クイック着脱ナットの内部一側には、2つの第1の雌ねじ又は穿孔を設け、前記中空管体の2つの雄ねじ又はねじ孔中に螺着し、2つの前記クイック着脱ナットの内部他側には、2つの第2の雌ねじ又は穿孔を設け、前記駆動ヘッドの雄ねじと前記接続ヘッドの雄ねじ又はねじ孔とにそれぞれ螺着することを特徴とする、深孔スリーブ駆動ロッド構造。
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【請求項2】
前記中空管体と2つの前記嵌着部との突き合わせ接続箇所には、2つの外エッジを設け、前記クイック着脱ナットを位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項3】
前記駆動槽の形状は、実際の必要に応じて正六角形又は正四角形に形成し、様々な寸法、規格を有するナットに適用させることを特徴とする請求項1に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項4】
前記駆動ヘッドの外端の円周部には、位置決めエッジを設け、前記クイック着脱ナットを位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項5】
前記接続ヘッドの外端の円周部には、位置決めエッジを設け、前記クイック着脱ナットを位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項6】
前記中空管体の外部には、ハンドル筒体を嵌設させ、前記ハンドル筒体が前記中空管体に伴って一緒に回転することがないため、使用者は容易に片手で把持し得て、前記クイック着脱ナットの外部には、位置決めエッジを設け、前記ハンドル筒体を位置決めし、前記クイック着脱ナットの外部には、外頂当接エッジを設け、弾性部材を当接し、前記ハンドル筒体は、前記クイック着脱ナットの前記位置決めエッジに対応した箇所に位置決め縁を設け、前記位置決めエッジに位置決めさせ、前記ハンドル筒体は、前記クイック着脱ナットの前記外頂当接エッジに対応した箇所にばね槽及び内頂当接エッジを設け、前記弾性部材の一端を前記外頂当接エッジに当接させ、前記弾性部材の他端を前記内頂当接エッジに当接させ、前記弾性部材を前記ばね槽中に隠して収容し、位置決めして不用意に摺動することを防ぐことを特徴とする請求項1に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項7】
中空管体と、駆動ヘッドと、接続ヘッドと、2つのクイック着脱ナットとを備えた、深孔スリーブ駆動ロッド構造であって、
前記中空管体は、直線状に形成した管体であり、前記中空管体の始端及び終端の両端には、2つの嵌着部を設け、前記嵌着部の外部には、非円形の結合部を設け、前記クイック着脱ナットを連結固定し、
前記駆動ヘッドの始端には、駆動槽を設け、前記駆動ヘッドの外部には、非円形の結合部を設け、前記クイック着脱ナットを連結固定し、
前記接続ヘッドの始端には、接続杆を設け、電動工具を嵌着する際、係合するために用い、前記接続ヘッドの外部には、非円形の結合部を設け、前記クイック着脱ナットを連結固定させ、
2つの前記クイック着脱ナットの内部には、非円形の結合孔を形成し、前記中空管体、前記駆動ヘッド及び前記接続ヘッドの非円形の結合部をそれぞれ嵌設固定することを特徴とする、深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項8】
前記中空管体と2つの前記嵌着部との突き合わせ接続箇所には、2つの外エッジを設け、前記クイック着脱ナットを位置決めすることを特徴とする請求項7に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項9】
前記駆動槽の形状は、実際の必要に応じて正六角形又は正四角形に形成し、様々な寸法、規格を有するナットに適用させることを特徴とする請求項7に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
【請求項10】
前記駆動ヘッドの外端の円周部には、位置決めエッジを設け、前記クイック着脱ナットを位置決めすることを特徴とする請求項7に記載の深孔スリーブ駆動ロッド構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、深孔スリーブ駆動ロッド構造に関し、特に、深孔スリーブ駆動ロッドの駆動ヘッドと接続ヘッドとを速やかに着脱することができるとともに、構成要素を簡素化し、中空管体を駆動ヘッド及び接続ヘッドに突き合わせて接続する際、トルクが大きすぎて変形してしまうことを防ぐ、深孔スリーブ駆動ロッド構造に関するものである。
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【背景技術】
【0002】
一般の冷気通気管又は消火管を配管する作業では、天井の適宜な箇所に互いに対応するように配置した複数のボルトを取り付けるとともに、2本のボルト間には、横向きに支持板を配設し、支持板の高さを調整してから、2つのナットにより2本のボルトに螺着固定し、冷気通気管又は消火管を支持板上に架設する。
【0003】
しかし、ボルトの設置位置が高めである上、ボルトが長めであるため、作業員が一般のトルクレンチなどの工具を使用して、ナットを螺着固定するか取り外すときに、梯子を使用して登ったり下りたりして施工しなければならない上、ナットを長い距離回して締めるか緩めなければならず、全体の工程が、非常に手間がかかり不便であった。そのため、非常に手間がかかり不便であったボルトにナットを螺着固定する従来の工程を改善する、深孔スリーブ駆動ロッド構造が求められていた。
【0004】
市販されている従来の深孔スリーブ駆動ロッドは、まず、適宜な長さを有する直管頭端に駆動ヘッドを設ける。直管の末端には、溶接又はホットメルト接着の方式により接続ヘッドを設け、研磨・研削方式により直管及び接続ヘッドを加工成形して一体化し、電動工具により駆動ヘッドを回転させ、ナットを直接取り付けるか取り外す。
【0005】
従来の深孔スリーブ駆動ロッドには、実際の操作使用上、以下(1)~(3)の問題点があった。
(1)直管と接続ヘッドとの間の真円と同軸心の精度が低かったため、実際に操作・使用すると、ぶれて揺れてしまうことがあった。
(2)直管が駆動ヘッド及び接続ヘッドと一体成形されているため、様々な寸法、規格を有するナットを着脱させることができず、適用範囲が狭かった。
(3)直管、接続ヘッドが折れる(電動工具の突き合わせ接続箇所)か、駆動ヘッドが損耗したときに(ナットの突き合わせ接続箇所)、全体を廃棄しなければならず、無駄が多くて経済性が低かった。
【0006】
本発明者は、上述した従来技術の深孔スリーブ駆動ロッドの欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、従来技術の問題点を改善することができる深孔スリーブ駆動ロッド構造を完成したものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の主な目的は、深孔スリーブ駆動ロッドの駆動ヘッドと接続ヘッドとを速やかに着脱することができるとともに、構成要素を簡素化し、中空管体を駆動ヘッド及び接続ヘッドに突き合わせて接続する際、トルクが大きすぎて変形してしまうことを防ぐ、深孔スリーブ駆動ロッド構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、中空管体と、駆動ヘッドと、接続ヘッドと、2つのクイック着脱ナットとを備えた、深孔スリーブ駆動ロッド構造であって、前記中空管体は、直線状に形成した管体であり、前記中空管体の始端及び終端の両端には、2つの円形状の嵌着部を設け、2つの前記嵌着部の内部には、2つの円形嵌着孔槽をそれぞれ設け、前記駆動ヘッドを前記接続ヘッドに嵌着させ、前記嵌着部の外部には、雄ねじ及びねじ孔を設け、前記クイック着脱ナットを螺着させるのに用い、前記嵌着部の外部には、軸心に沿って均等に配置した複数の位置決め凹部を設け、複数の前記位置決め凹部の間には、複数の位置決め面を設け、前記駆動ヘッドの始端には、駆動槽を設け、前記駆動ヘッドは、前記位置決め凹部に対応した箇所に位置決め突部を設け、前記位置決め凹部に位置決めし、前記駆動ヘッドの外部には、雄ねじ又はねじ孔を設け、前記クイック着脱ナットを螺着し、前記接続ヘッドの始端には、接続杆を設け、電動工具を嵌着させる際に係合させ、前記接続ヘッドは、前記位置決め凹部に対応した箇所に位置決め突部を設け、前記位置決め凹部に位置決めし、前記接続ヘッドの外部には、雄ねじ又はねじ孔を設け、前記クイック着脱ナットを螺着し、2つの前記クイック着脱ナットの内部一側には、2つの第1の雌ねじ又は穿孔を設け、前記中空管体の2つの雄ねじ又はねじ孔中に螺着し、2つの前記クイック着脱ナットの内部他側には、2つの第2の雌ねじ又は穿孔を設け、前記駆動ヘッドの雄ねじと前記接続ヘッドの雄ねじ又はねじ孔とにそれぞれ螺着することを特徴とする、深孔スリーブ駆動ロッド構造を提供する。
【0009】
前記中空管体と2つの前記嵌着部との突き合わせ接続箇所には、2つの外エッジを設け、前記クイック着脱ナットを位置決めすることが好ましい。
【0010】
前記駆動槽の形状は、実際の必要に応じて正六角形又は正四角形に形成し、様々な寸法、規格を有するナットに適用させることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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