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公開番号
2025069533
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179307
出願日
2023-10-18
発明の名称
給油口キャップ用開閉具
出願人
株式会社イノウ
代理人
個人
主分類
B25B
13/48 20060101AFI20250423BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】給油口を閉じた蓋部材を作業者が簡単に緩めることができる給油口キャップ用開閉具を提供する。
【解決手段】給油口キャップ用開閉具2は、シャフト10と、シャフト10の先端部に取り付けられたヘッド20と、ヘッド20の先端に設けられた切り欠き30と、シャフト10の基端部に設けられたハンドル40と、を備える。シャフト10は円筒状に形成される。ヘッド20は円筒状に形成される。ヘッド20の基端部20Bは、シャフト10の先端部10Tに対して同軸状に連結する。切り欠き30は、横切り欠き31と、縦切り欠き33と、を備える。ハンドル40は、シャフト10の径方向外側に向けて延びる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シャフトと、
前記シャフトの先端部に設けられたヘッドと、
前記ヘッドに設けられた切り欠きと、
前記シャフトの基端部に設けられたハンドルと、を備え、
前記シャフトは、前記基端部から前記先端部まで貫通する孔を有するシャフト筒状体を備え、
前記ハンドルは、前記シャフト筒状体の周面から前記筒状体の径方向外側に延び、
前記ヘッドは、ヘッド筒状体を備え、
前記切り欠きは、前記ヘッド筒状体の中心軸に対して両側に配されたことを特徴とする給油口キャップ用開閉具。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記切り欠きは、
第1の切り欠きと、
第2の切り欠きと、を備え、
前記第1の切り欠きと前記第2の切り欠きとの間に、前記ヘッド筒状体の中心線が位置し、
前記シャフトの基端部から見た際、前記第1の切り欠きの位置と前記第2の切り欠きの位置は、前記ハンドルと重なることを特徴とする請求項1記載の給油口キャップ用開閉具。
【請求項3】
前記ハンドルは、前記孔を横切ることを特徴とする請求項1記載の給油口キャップ用開閉具。
【請求項4】
前記ハンドルは、
前記孔を横切るボルトと、
前記ボルトに螺合するナットと、を備えることを特徴とする請求項3記載の給油口キャップ用開閉具。
【請求項5】
前記切り欠きは、
第1の切り欠きと、
第2の切り欠きと、を備え、
前記第1の切り欠きと前記第2の切り欠きとの間に、前記ヘッド筒状体の中心線が位置し、
前記シャフトの基端部から見た際、前記第1の切り欠きと前記第2の切り欠きとを結ぶ方向に対して、前記ハンドルは45°以上90°以下で交差することを特徴とする請求項1記載の給油口キャップ用開閉具。
【請求項6】
前記シャフト筒状体は円筒状に形成され、
前記ヘッド筒状体は円筒状に形成され、
前記シャフト筒状体は、前記ヘッド筒状体に対して、しまりばめにより着脱自在となっていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項記載の給油口キャップ用開閉具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
給油口キャップ用開閉具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車が備える燃料タンクは給油パイプと接続されており、給油パイプの一端部に形成された円形の給油口を介してガソリン等の燃料が燃料タンクに注入される。給油口は、給油時以外、蓋部材で覆われている。蓋部材は雄ねじが刻まれた螺合部を有しており、給油パイプの内周に刻まれた雌ねじに螺合部を螺合させて締め付けることで、給油口は蓋部材によって閉じられ、燃料タンクの内部は密閉される。
【0003】
給油口の開閉、換言すれば蓋部材を給油パイプに装着或いは外す作業は、ドライバーやガソリンスタンドの従業員(以下「作業者」と称する。)が自らの手で行う。この作業を容易にするために、蓋部材の一の面には直線に延びた凸状の摘み部が設けられている。作業者は摘み部を複数の指で摘みながら、蓋部材を緩める所定の方向に操作することで、蓋部材を緩めて燃料タンクから外す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-46049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、給油時以外は燃料タンクの内部を確実に密閉する必要があるため、作業者は蓋部材を給油パイプに強く締め付ける傾向にある。そのため、給油のために給油口を開放する際、蓋部材の締め付けが強すぎて該蓋部材を緩めることが困難な事態が起こり得る。このような事態は、作業者が女性や高齢者のような筋力が弱い者の場合に顕著となる。しかしながら従来技術においては、作業者が摘み部を摘みながら強引に蓋部材を緩める方向に操作する以外に他の方策がなく、蓋部材を簡単に緩めることができる器具が望まれていた。
【0006】
そこで本発明は、給油口に取り付けられる蓋部材の開閉操作を容易にする給油口キャップ用開閉具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の給油口キャップ用開閉具は、シャフトと、前記シャフトの先端部に設けられたヘッドと、前記ヘッドに設けられた切り欠きと、前記シャフトの基端部に設けられたハンドルと、を備え、前記シャフトは、前記基端部から前記先端部まで貫通する孔を有するシャフト筒状体を備え、前記ハンドルは、前記シャフト筒状体の周面から前記筒状体の径方向外側に延び、前記ヘッドは、ヘッド筒状体を備え、前記切り欠きは、前記ヘッド筒状体の中心軸に対して両側に配されたことを特徴とする。
【0008】
前記切り欠きは、第1の切り欠きと、第2の切り欠きと、を備え、前記第1の切り欠きと前記第2の切り欠きとの間に、前記ヘッド筒状体の中心線が位置し、前記シャフトの基端部から見た際、前記第1の切り欠きの位置と前記第2の切り欠きの位置は、前記ハンドルと重なることが好ましい。
【0009】
前記ハンドルは、前記孔を横切ることが好ましい。また、前記ハンドルは、前記孔を横切るボルトと、前記ボルトに螺合するナットと、を備えることが好ましい。
【0010】
前記切り欠きは、第1の切り欠きと、第2の切り欠きと、を備え、前記第1の切り欠きと前記第2の切り欠きとの間に、前記ヘッド筒状体の中心線が位置し、前記シャフトの基端部から見た際、前記第1の切り欠きと前記第2の切り欠きとを結ぶ方向に対して、前記ハンドルは45°以上90°以下で交差することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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