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公開番号
2025031321
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137470
出願日
2023-08-25
発明の名称
作業機
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B25F
5/00 20060101AFI20250228BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】作業機の使い勝手を向上させることが可能な技術を提供する。
【解決手段】作業機は、電動モータと、電動モータによって駆動される作業機構と、作業機構を支持するベースと、ベースの後部に対して所定の回転軸を中心に回転可能に取り付けられ、ベースに対する位置を、通常位置と、通常位置から回転軸を中心に回転した回転位置と、の間で変更可能なリアハウジングと、ベースに設けられており、ユーザが一方の手で把持可能なフロントハンドルと、リアハウジングに設けられており、ユーザが他方の手で把持可能なリアハンドルと、リアハウジングに設けられており、電動モータに電力を供給するための電池パックが着脱可能に取り付けられる電池取付部と、を備える。電池取付部に電池パックが取り付けられた状態では、電池パックが回転軸上に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動モータと、
前記電動モータによって駆動される作業機構と、
前記作業機構を支持するベースと、
前記ベースの後部に対して所定の回転軸を中心に回転可能に取り付けられ、前記ベースに対する位置を、通常位置と、前記通常位置から前記回転軸を中心に回転した回転位置と、の間で変更可能なリアハウジングと、
前記ベースに設けられており、ユーザが一方の手で把持可能なフロントハンドルと、
前記リアハウジングに設けられており、前記ユーザが他方の手で把持可能なリアハンドルと、
前記リアハウジングに設けられており、前記電動モータに電力を供給するための電池パックが着脱可能に取り付けられる電池取付部と、を備えており、
前記電池取付部に前記電池パックが取り付けられた状態では、前記電池パックが前記回転軸上に配置される、作業機。
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【請求項2】
前記リアハウジングが前記通常位置にある状態では、前記電池取付部は、前記リアハウジングの後部に設けられる、請求項1の作業機。
【請求項3】
前記リアハウジングが前記通常位置にあり、前記電池取付部に前記電池パックが取り付けられた状態では、前記電池パックの重心が、前記リアハンドルの後端よりも後方に配置される、請求項2の作業機。
【請求項4】
前記リアハウジングが前記通常位置にある状態では、
前記リアハンドルは、前記リアハウジングの上部に設けられ、前後方向に沿って延びており、
前記電池パックは、前記電池取付部に対して、後方上方から前方下方に向かうスライド方向にスライドさせることで前記電池取付部に取り付けられる、請求項1から3の何れか一項の作業機。
【請求項5】
前記リアハウジングが前記通常位置にあり、前記電池取付部に前記電池パックが取り付けられた状態では、前記作業機の重心が、前記フロントハンドルの後端よりも後方であって、前記リアハンドルの前端よりも前方に配置される、請求項1から4の何れか一項の作業機。
【請求項6】
前記リアハウジングと、前記電池取付部に取り付けられた状態の前記電池パックと、を前記回転軸の軸方向に沿って見た時、前記リアハウジングと前記電池パックは、前記回転軸を中心とする半径13cmの仮想円の内部に位置している、請求項1から5の何れか一項の作業機。
【請求項7】
前記ベースは、
前記作業機構を支持する前側支持部と、
前記前側支持部よりも後方において、前記作業機構を支持する後側支持部と、
前記作業機構の側方を通って前記前側支持部と前記後側支持部の間を接続するアーム部と、を備える、請求項1から6の何れか一項の作業機。
【請求項8】
前記アーム部は、
前記作業機構の左方を通って前記前側支持部と前記後側支持部の間を接続する左側アーム部と、
前記作業機構の右方を通って前記前側支持部と前記後側支持部の間を接続する右側アーム部と、を備える、請求項7の作業機。
【請求項9】
前記作業機構は、前後方向に沿って延びる一対のブレードを備えており、
前記一対のブレードは、前記電動モータによって駆動されることにより、前後方向に相対的に往復運動する、請求項1から8の何れか一項の作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、作業機に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動モータと、前記電動モータによって駆動される作業機構と、前記作業機構を支持するベースと、前記ベースの後部に対して所定の回転軸を中心に回転可能に取り付けられ、前記ベースに対する位置を、通常位置と、前記通常位置から前記回転軸を中心に回転した回転位置と、の間で変更可能なリアハウジングと、ユーザが一方の手で把持可能なフロントハンドルと、前記リアハウジングに設けられており、前記ユーザが他方の手で把持可能なリアハンドルと、を備える作業機が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0107129号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の作業機において、電動モータに電力を供給するための電池パックが、リアハウジングに取り付けられてもよい。ただし、電池パックが回転軸からオフセットされた位置でリアハウジングに取り付けられると、電池パックの回転軸周りの慣性モーメントが過度に大きくなるおそれがある。これにより、ユーザがベースに対するリアハウジングの位置を変更する際、電池パックとともにリアハウジングを回転させるために大きな力を要することになる。その結果、作業機の使い勝手が悪くなるおそれがある。本明細書では、作業機の使い勝手を向上させることが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する作業機は、電動モータと、前記電動モータによって駆動される作業機構と、前記作業機構を支持するベースと、前記ベースの後部に対して所定の回転軸を中心に回転可能に取り付けられ、前記ベースに対する位置を、通常位置と、前記通常位置から前記回転軸を中心に回転した回転位置と、の間で変更可能なリアハウジングと、前記ベースに設けられており、ユーザが一方の手で把持可能なフロントハンドルと、前記リアハウジングに設けられており、前記ユーザが他方の手で把持可能なリアハンドルと、前記リアハウジングに設けられており、前記電動モータに電力を供給するための電池パックが着脱可能に取り付けられる電池取付部と、を備える。前記電池取付部に前記電池パックが取り付けられた状態では、前記電池パックが前記回転軸上に配置される。
【0006】
上記の構成によれば、電池パックが、回転軸上に配置されるように、リアハウジングに取り付けられる。このため、電池パックの回転軸周りの慣性モーメントが比較的小さくなる。これにより、ユーザは、比較的小さな力で、電池パックとともにリアハウジングを回転させることができる。従って、作業機の使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例に係るヘッジトリマ2の、リアハウジング12が通常位置にある状態を、前方上方右方から見た図である。
実施例に係るヘッジトリマ2の内部構造を右方から見た図である。
実施例に係るヘッジトリマ2のリアハウジング12の内部構造を後方上方左方から見た図である。
実施例に係るヘッジトリマ2のリアハウジング12の内部構造を後方上方左方から見た図である。
実施例に係るヘッジトリマ2の、リアハウジング12が回転位置にある状態を、前方上方右方から見た図である。
実施例に係るヘッジトリマ2の前方部分の分解図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cの斜視図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cの側面図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cの斜視図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cの斜視断面図である。
実施例に係る防振部材90a、第1取付要素128、第2取付要素134、および第3取付要素140を示す図である。
実施例に係る防振部材90aの、第1取付要素128、第2取付要素134、および第3取付要素140に取り付けられた状態を示す図である。
実施例に係る防振部材90b、第1取付要素146、第2取付要素152、および第3取付要素158を示す図である。
実施例に係る防振部材90c、第1取付要素164、第2取付要素168、および第3取付要素174を示す図である。
実施例に係る防振部材90cの、第1取付要素164、第2取付要素168、および第3取付要素174に取り付けられた状態を示す図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cを図8中の断面A-Aで見た時の図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cを図8中の断面B-Bで見た時の図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cを図8中の断面C-Cで見た時の図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cを図8中の断面D-Dで見た時の図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cを図8中の断面E-Eで見た時の図である。
実施例に係る防振部材90a、90b、90cを図8中の断面F-Fで見た時の図である。
実施例に係るヘッジトリマ2の、モータハウジング22を分解した状態を示す図である。
実施例に係るヘッジトリマ2の冷却風流路Fを示す拡大断面図である。
実施例に係るヘッジトリマ2の通路部192の内部における、モータハウジング22の給気口188と、リアハウジング12の排気口196と、の位置関係を示す図である。
実施例に係るリアハウジング12と、リアハウジング12の電池取付部38に取り付けられた状態の電池パックBと、を回転軸RAの軸方向から見た図である。
変形例に係る防振部材90a、90b、90cの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された作業機を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
【0009】
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、以下の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
【0010】
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又は特許請求の範囲に記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
(【0011】以降は省略されています)
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