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公開番号
2025062479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171592
出願日
2023-10-02
発明の名称
モータユニット
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
E01C
19/34 20060101AFI20250407BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】モータの振動を十分に減衰することができるモータユニットを提供する。
【解決手段】モータユニットは、第1方向に延びており、モータシャフトを備えるモータと、モータを動作させる制御回路基板と、モータを支持するモータハウジングと、制御回路基板とモータハウジングの外側に配置される本体ハウジングと、作業ユニットに固定可能である第1固定部と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第1防振部材および第2防振部材と、を備えている。第1固定部は、モータユニットが載置面に載置されるときに載置面に載置可能である。第1防振部材の少なくとも一部分と第2防振部材の少なくとも一部分は、モータユニットが載置面に載置されるときに、載置面に対して直交する上下方向に関して、モータの上端よりも下側に配置される。モータユニットを第1方向に見るときに、モータは、第1防振部材と第2防振部材との間に配置される。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
作業ユニットに着脱可能に取り付けられ、前記作業ユニットを動作させるモータユニットであって、
第1方向に延びており、前記作業ユニットを動作させるモータシャフトを備えるモータと、
前記モータを動作させる制御回路基板と、
前記モータを支持するモータハウジングと、
前記制御回路基板と前記モータハウジングの外側に配置される本体ハウジングと、
前記作業ユニットに固定可能である第1固定部と、
前記本体ハウジングと前記モータハウジングとの間に配置されている第1防振部材と、
前記本体ハウジングと前記モータハウジングとの間に配置されている第2防振部材と、を備えており、
前記第1固定部は、前記モータユニットが載置面に載置されるときに前記載置面に載置可能であり、前記モータシャフトと略平行に配置され、
前記第1防振部材の少なくとも一部分と前記第2防振部材の少なくとも一部分は、前記モータユニットが前記載置面に載置されるときに、前記載置面に対して直交する上下方向に関して、前記モータの上端よりも下側に配置され、
前記モータユニットを前記第1方向に見るときに、前記モータは、前記第1防振部材と前記第2防振部材との間に配置される、モータユニット。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記モータシャフトは、前記モータユニットが前記載置面に載置されるときに前記載置面に沿って延びており、
前記第1防振部材と前記第2防振部材は、前記モータユニットが前記載置面に載置されるときに、前記モータシャフトの中心軸よりも下側に配置されている、請求項1に記載のモータユニット。
【請求項3】
前記第1防振部材と前記第2防振部材は、前記モータユニットが前記載置面に載置されているとき、前記モータの下端よりも上側に配置されている、請求項2に記載のモータユニット。
【請求項4】
前記第1防振部材は、前記載置面に対して直交しており、かつ前記第1方向を含む直交面から第1距離離れており、
前記第2防振部材は、前記直交面から前記第1距離離れている、請求項2または3に記載のモータユニット。
【請求項5】
前記第1方向における前記モータユニットの重心の位置は、前記第1方向における前記第1防振部材の中心位置と、前記第1方向における前記第2防振部材の中心位置のそれぞれと略同一である、請求項2から4のいずれか一項に記載のモータユニット。
【請求項6】
前記本体ハウジングと前記モータハウジングとの間に配置されている第3防振部材と、
前記本体ハウジングと前記モータハウジングとの間に配置されている第4防振部材と、をさらに備えており、
前記第3防振部材の少なくとも一部分と前記第4防振部材の少なくとも一部分は、前記モータユニットが前記載置面に載置されるときに前記モータシャフトの中心軸よりも上側に配置されており、
前記モータユニットを前記第1方向に見るときに、前記モータは、前記第3防振部材と前記第4防振部材との間に配置されている、請求項2から5のいずれか一項に記載のモータユニット。
【請求項7】
前記第3防振部材は、前記載置面に対して直交しており、かつ前記第1方向を含む直交面に対して前記第1防振部材と同じ側に配置されており、
前記第4防振部材は、前記直交面に対して前記第2防振部材と同じ側に配置されており、
前記第1防振部材と前記第3防振部材との距離は、前記第2防振部材と前記第4防振部材との距離と略同一である、請求項6記載のモータユニット。
【請求項8】
前記モータハウジングに固定されるプレート部材をさらに備えており、
前記第1防振部材と前記第2防振部材は、前記プレート部材と前記本体ハウジングに固定されている、請求項1から7のいずれか一項に記載のモータユニット。
【請求項9】
前記第1固定部に固定される前記作業ユニットと異なる種類の前記作業ユニットに固定される第2固定部をさらに備えている、請求項1から8のいずれか一項に記載のモータユニット。
【請求項10】
前記モータに固定されるファンと、
前記制御回路基板を支持する基板ハウジングと、
前記モータハウジングと前記基板ハウジングとの間に配置されており、筒形状を有する筒状防振部材と、をさらに備えており、
前記ファンが回転すると、空気は、前記制御回路基板を冷却するとともに、前記筒状防振部材の内部を通過する、請求項1から9のいずれか一項に記載のモータユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、モータユニットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータユニットが開示されている。モータユニットは、作業ユニットに着脱可能に取り付けられ、作業ユニットを動作させる。モータユニットは、第1方向に延びており、作業ユニットを動作させるモータシャフトを備えるモータと、モータを動作させる制御回路基板と、モータを支持するモータハウジングと、制御回路基板とモータハウジングの外側に配置される本体ハウジングと、作業ユニットに固定可能である第1固定部と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第1防振部材と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第2防振部材と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第3防振部材と、を備えている。第1固定部は、モータユニットが載置面に載置されるときに載置面に載置可能であり、モータシャフトと略平行に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/049617号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のモータユニットでは、第1防振部材と第2防振部材と第3防振部材の配置は、モータに対して非対称である。この場合、モータの振動を十分に減衰することできない。
【0005】
また、上記のモータユニットでは、制御回路基板を冷却するために、第1防振部材と第2防振部材と第3防振部材等の防振部材とは別の部材を用いて、流路空間を画定する必要がある。このため、モータユニットの部品点数が増える。
【0006】
本明細書では、モータの振動を十分に減衰することができるモータユニットと、モータの振動を減衰しつつモータユニットの部品点数を減らすことができるモータユニットの少なくとも一方を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書は、モータユニットを開示する。モータユニットは、作業ユニットに着脱可能に取り付けられ、作業ユニットを動作させる。モータユニットは、第1方向に延びており、作業ユニットを動作させるモータシャフトを備えるモータと、モータを動作させる制御回路基板と、モータを支持するモータハウジングと、制御回路基板とモータハウジングの外側に配置される本体ハウジングと、作業ユニットに固定可能である第1固定部と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第1防振部材と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第2防振部材と、を備えている。第1固定部は、モータユニットが載置面に載置されるときに載置面に載置可能であり、モータシャフトと略平行に配置される。第1防振部材の少なくとも一部分と第2防振部材の少なくとも一部分は、モータユニットが載置面に載置されるときに、載置面に対して直交する上下方向に関して、モータの上端よりも下側に配置される。モータユニットを第1方向に見るときに、モータは、第1防振部材と第2防振部材との間に配置される。
【0008】
上記の構成によれば、第1防振部材の少なくとも一部分と第2防振部材の少なくとも一部分がモータの上端よりも下側に配置されるとともに、第1防振部材と第2防振部材がモータを挟んで配置されている。このため、第1防振部材と第2防振部材は、モータに対して対称に配置されている。これにより、モータの振動を十分に減衰することができる。
【0009】
また、本明細書は、モータユニットを開示する。モータユニットは、作業ユニットに着脱可能に取り付けられ、作業ユニットを動作させる。モータユニットは、第1方向に延びており、作業ユニットを動作させるモータシャフトを備えるモータと、モータを動作させる制御回路基板と、モータを支持するモータハウジングと、制御回路基板とモータハウジングの外側に配置される本体ハウジングと、作業ユニットに固定される第2固定部と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第1防振部材と、本体ハウジングとモータハウジングとの間に配置されている第2防振部材と、を備えている。モータシャフトは、第2固定部に対して略直交している。第1防振部材の少なくとも一部分と第2防振部材の少なくとも一部分は、モータユニットが載置面に載置されるときに、載置面に対して直交する上下方向に関して、モータの上端よりも下側に配置されている。モータユニットを第1方向に見るときに、モータは、第1防振部材と第2防振部材との間に配置される。
【0010】
上記の構成によれば、第1防振部材の少なくとも一部分と第2防振部材の少なくとも一部分がモータの上端よりも下側に配置されるとともに、第1防振部材と第2防振部材がモータを挟んで配置されている。このため、第1防振部材と第2防振部材は、モータに対して対称に配置されている。これにより、モータの振動を十分に減衰することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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