TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025075967
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187521
出願日
2023-11-01
発明の名称
打ち込み工具
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B25C
1/00 20060101AFI20250508BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】打ち込み工具のノーズ部に対してマガジンがガタツキなく結合されるようにするとともに、プッシャの上動端位置での衝撃が緩和されるようにする。
【解決手段】打ち込み方向の上方において、ノーズ部15の後ガイド16bに張り出して設けた張出部16dが結合ねじ28でマガジン本体21に結合される。結合ねじ28よりも打ち込み方向の下方において後ガイド16bとマガジン本体21との間に弾性部材29が設けられる。弾性部材29によりマガジン本体21のガタツキが吸収される。弾性部材29には、プッシャの上動端位置での衝撃を緩和する衝撃受け部29bが一体に設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
打ち込み工具であって、
工具本体と、
前記工具本体に設けられ、打ち込み具が射出される射出口を備えるノーズ部と、
打ち込み具を収容するマガジンと、
前記マガジンを前記ノーズ部に結合する結合部材と、
前記結合部材よりも打ち込み方向の下方において前記ノーズ部と前記マガジンとの間に弾性部材を有する打ち込み工具。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1記載の打ち込み工具であって、
前記ノーズ部は、前記打ち込み方向の上方において前記マガジンに向けて張り出す張出部を有し、
前記張出部は、前記マガジンに面当たりされる上面を有し、前記張出部が前記結合部材によって前記マガジンに前記上面の面当たり状態で結合される打ち込み工具。
【請求項3】
請求項2記載の打ち込み工具であって、
前記結合部材が1つである打ち込み工具。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記マガジンは収容した打ち込み具を前記ノーズ部に向けて押すプッシャを有し、
前記弾性部材は、前記プッシャが前記打ち込み具の送り方向の先端に至ったときに前記プッシャが当接される衝撃受け部を有する打ち込み工具。
【請求項5】
請求項4記載の打ち込み工具であって、
前記マガジンは前記プッシャを打ち込み具の送り方向に案内する案内レールを有し、
前記案内レールに前記弾性部材が配置される打ち込み工具。
【請求項6】
請求項5記載の打ち込み工具であって、
前記案内レールは、前記プッシャの打ち込み方向の前面と対向する底面と、前記底面から前記プッシャの左面に沿って起立する第1面と、前記底面から前記プッシャの右面に沿って起立する第2面を有し、前記底面と前記第1面と前記第2面とで形成される領域内に少なくとも前記弾性部材の一部が配置される打ち込み工具。
【請求項7】
請求項6記載の打ち込み工具であって、
前記弾性部材は、前記案内レールの前記底面に押圧状態で取り付けられる打ち込み工具。
【請求項8】
請求項6又は7記載の打ち込み工具であって、
前記衝撃受け部は、前記プッシャに当たる受け面を有し、前記受け面は、前記衝撃受け部が前記プッシャから受けた力により前記案内レールの前記底面側に押圧されるように前記プッシャの移動方向に対して傾斜する打ち込み工具。
【請求項9】
請求項4~8の何れか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記弾性部材は、前記プッシャに当たる前記衝撃受け部の受け面と、前記受け面に平行な溝部を有する打ち込み工具。
【請求項10】
打ち込み工具であって、
工具本体と、
前記工具本体に設けられ、打ち込み具が射出される射出口を備えるノーズ部と、
打ち込み具を収容するマガジンと、
前記マガジンに収容した打ち込み具を前記ノーズ部に向けて押すプッシャと、
前記マガジンを前記ノーズ部に結合する結合部と、
前記ノーズ部と前記マガジンとの間に設けられた弾性部材と、有し、
前記弾性部材は、前記マガジンの前記ノーズ部に対するガタを吸収するガタ吸収部と、前記プッシャが前記打ち込み具の送り方向の先端に至ったときに前記プッシャが当接される衝撃受け部を一部材で有する打ち込み工具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、打ち込み具を被打ち込み材に打ち込むための打ち込み工具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1,2に打ち込み工具が開示されている。打ち込み工具の打ち込み方向の前部には、打ち込み具の射出口を有するノーズ部を備える。ノーズ部には、打ち込み具を多数本収容可能なマガジンが結合される。マガジンに収容した打ち込み具が例えばプッシャにより送り方向に押されてノーズ部の打ち込み通路に1本ずつ供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3558884号公報
特許第6766727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ノーズ部に対してマガジンの上部(送り方向の先端部)はガタツキを吸収するための弾性部材を介在させてねじ結合により組付けされる。組付けのためのガタ吸収とは別に、マガジンの上部またはプッシャには、プッシャの上昇端位置での衝撃を吸収するための弾性部材が介在される。本開示は、ノーズ部に対するマガジンの結合部において、両者間のガタツキ吸収機能及びプッシャの衝撃吸収機能を有する弾性部材をコンパクトに配置することで部品点数の低減及び低コスト化を図る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの局面によれば、打ち込み工具は、例えば工具本体と、工具本体に設けられ、打ち込み具が射出される射出口を備えるノーズ部と、打ち込み具を収容するマガジンと、を有する。打ち込み工具は、例えばマガジンをノーズ部に結合する結合部材を有する。打ち込み工具は、例えば結合部材よりも打ち込み方向の下方においてノーズ部とマガジンとの間に弾性部材を有する。
【0006】
従って、結合部材と弾性部材がコンパクトに配置されて部品点数の低減及び低コスト化が図られる。
【0007】
本開示の他の局面によれば、打ち込み工具は、例えば工具本体と、工具本体に設けられ、打ち込み具が射出される射出口を備えるノーズ部と、打ち込み具を収容するマガジンと、を有する。打ち込み工具は、例えばマガジンに収容した打ち込み具をノーズ部に向けて押すプッシャを有する。打ち込み工具は、例えばマガジンをノーズ部に結合する結合部と、ノーズ部とマガジンとの間に設けられた弾性部材と、有する。例えば、弾性部材は、マガジンのノーズ部に対するガタを吸収するガタ吸収部と、プッシャが打ち込み具の送り方向の先端に至ったときにプッシャが当接される衝撃受け部を一部材で有する。
【0008】
従って、ノーズ部に対するマガジンの結合部位において、両者間のガタツキ吸収機能及びプッシャの衝撃吸収機能を有する弾性部材がコンパクトに配置されて部品点数の低減及び低コスト化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
打ち込み工具の左側面図である。
図1中II-II線断面矢視図であって、工具本体の縦断面図である。本図はドライバが待機位置に位置する状態を示している。
打ち込み工具の右側面図である。本図は、右側の半割ハウジングを取り外して内部を露出させた状態で示されている。
ノーズ部及びマガジンの左側面図である。
ノーズ部に対するマガジンの結合部の左側面図である。
図4中VI-VI線断面矢視図であって、マガジンの横断面図である。
ノーズ部に対してプッシャが前進端に位置する状態を示す左側面図である。
弾性部材と取付部の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1つ又はそれ以上の実施態様において、例えばノーズ部は、打ち込み方向の上方においてマガジンに向けて張り出す張出部を有する。例えば張出部は、マガジンに面当たりされる上面を有する。例えば張出部が結合部材によってマガジンに上面の面当たり状態で結合される。従って、マガジンの組付け時に弾性部材の反力により張出部の上面がマガジンに面当たりした状態で結合されることで、ノーズ部に対してマガジンが精度よく位置決めされる。これによりマガジンからノーズ部に対して打ち込み具の安定した供給がなされる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社マキタ
クリーナ
21日前
株式会社マキタ
電動作業機
13日前
株式会社マキタ
電動作業機
13日前
株式会社マキタ
電動ポンプ
21日前
株式会社マキタ
打ち込み工具
6日前
株式会社マキタ
鉄筋結束機、鉄筋の結束方法および鉄筋結束機の使用方法
19日前
日東精工株式会社
電動ドライバ
7日前
OMC株式会社
ロボット
1か月前
株式会社クレスコ
補助吸着具
1か月前
株式会社ダイヘン
移動体
10日前
トヨタ自動車株式会社
関節機構
12日前
株式会社不二越
ロボット
1か月前
株式会社エビス
腰ベルト用連結具
1か月前
東京都公立大学法人
対象物把持装置
21日前
株式会社スター精機
吸着パッド
6日前
株式会社スター精機
吸着パッド
6日前
学校法人五島育英会
アーム機構
12日前
庄内機械株式会社
釘打装置
25日前
住友重機械工業株式会社
ロボット
1か月前
株式会社アイエイアイ
グリッパー
27日前
川崎重工業株式会社
制動システム
1か月前
株式会社イノウ
給油口キャップ用開閉具
1か月前
株式会社PILLAR
チューブ保持治具
17日前
株式会社スター精機
産業用ロボット
4日前
オークラ輸送機株式会社
ハンド装置
20日前
株式会社不二越
垂直多関節ロボット
1か月前
アイホン株式会社
ネジ締めカウントシステム
1か月前
株式会社マキタ
電動作業機
13日前
株式会社リコー
多関節ロボット
11日前
芝浦機械株式会社
双腕ロボット
1か月前
株式会社マキタ
電動作業機
13日前
トヨタ自動車東日本株式会社
搬送治具
25日前
株式会社ダイヘン
ロボット制御システム
10日前
トヨタ自動車株式会社
荷姿影響緩和方法
28日前
株式会社安川電機
ロボット
4日前
株式会社安川電機
ロボット
4日前
続きを見る
他の特許を見る