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公開番号2025075488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186691
出願日2023-10-31
発明の名称磁気ボール盤
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人勇智国際特許事務所
主分類B23B 49/00 20060101AFI20250508BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】 利便性が改善された磁気ボール盤を提供する。
【解決手段】 磁気ボール盤は、メインハウジングと、ドリルを有し、ドリルの回転軸線が延在する方向にメインハウジングに対して相対移動可能にメインハウジングによって支持されるドリルユニットと、磁石を有し、メインハウジングに連結された磁気ベースと、メインハウジングに対するドリルユニットの相対移動量を視認可能な穴開け深さ視認部と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
磁気ボール盤であって、
メインハウジングと、
ドリルを有し、前記ドリルの回転軸線が延在する方向に前記メインハウジングに対して相対移動可能に前記メインハウジングによって支持されるドリルユニットと、
磁石を有し、前記メインハウジングに連結された磁気ベースと、
前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動量を視認可能な穴開け深さ視認部と
を備える磁気ボール盤。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の磁気ボール盤であって、
前記穴開け深さ視認部は、前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動量を視認可能なインジケータを備える
磁気ボール盤。
【請求項3】
請求項2に記載の磁気ボール盤であって、
前記メインハウジングに取り付けられ、回転的な手動操作によって前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動を操作するように構成された回転操作部材をさらに備え、
前記インジケータは、前記回転操作部材、および/または、その近傍に配置された、前記回転操作部材の複数の回転角度位置にそれぞれ対応付けられた目盛りおよび/またはマーキングを備える
磁気ボール盤。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の磁気ボール盤であって、
前記メインハウジングに固定され、前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動を案内するように構成されたガイドレールを備え、
前記インジケータは、前記ガイドレールに沿って配置された目盛りおよび/またはマーキングを備える
磁気ボール盤。
【請求項5】
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の磁気ボール盤であって、
前記穴開け深さ視認部は、前記ドリルユニットに固定され、前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動の方向に、前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動によってワークに当接可能な位置まで長尺状に延在するストッパを備える
磁気ボール盤。
【請求項6】
請求項5に記載の磁気ボール盤であって、
前記ストッパは、前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動の方向における前記ドリルユニットに対する固定位置を変更可能に構成された
磁気ボール盤。
【請求項7】
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の磁気ボール盤であって、
前記メインハウジングに取り付けられ、回転的な手動操作によって前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動を操作するように構成された回転操作部材をさらに備え、
前記回転操作部材は、前記回転操作部材の回転軸線を有する基部と、前記基部から放射状に径方向外側に向けて長尺状に延在する複数の把持部と、を備え、
前記複数の把持部の各々は、径方向に伸縮可能に構成された
磁気ボール盤。
【請求項8】
請求項7に記載の磁気ボール盤であって、
前記複数の把持部の各々は、テレスコピック構造によって伸縮可能に構成された
磁気ボール盤。
【請求項9】
請求項7に記載の磁気ボール盤であって、
前記回転操作部材は、前記メインハウジングから取り外し可能に構成された
磁気ボール盤。
【請求項10】
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の磁気ボール盤であって、
前記メインハウジングに取り付けられ、回転的な手動操作によって前記メインハウジングに対する前記ドリルユニットの相対移動を操作するように構成された回転操作部材をさらに備え、
前記回転操作部材は、前記回転操作部材の回転軸線に対して径方向外側に配置された把持部であって、前記回転操作部材の回転軸線が延在する方向に突出した第1の把持部を備える
磁気ボール盤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は磁気ボール盤に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
磁性体からなるワークに穴開け作業を行うための磁気ボール盤が従来から知られている(例えば、下記の特許文献1)。この磁気ボール盤は、磁石を有する磁気ベースをワークに磁着させることによって、磁気ベースとワークとの位置関係を固定し、回転するドリルの先端に取り付けられたビットをワークに向けて変位させることによって、ワークの穴開け作業を実現する。このような穴開け作業は、磁気ボール盤を、ドリルの直下にワークが位置する下向きの姿勢で使用することに限らず、横向きの姿勢や上向きの姿勢で使用することも可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-254227号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の磁気ボール盤は、ユーザの利便性の観点から改善の余地を残している。このようなことから、利便性が改善された磁気ボール盤を提供することが期待される。
【0005】
本明細書は、磁気ボール盤を開示する。この磁気ボール盤は、メインハウジングと、ドリルを有し、ドリルの回転軸線が延在する方向にメインハウジングに対して相対移動可能にメインハウジングによって支持されるドリルユニットと、磁石を有し、メインハウジングに連結された磁気ベースと、メインハウジングに対するドリルユニットの相対移動量を視認可能な穴開け深さ視認部と、を備えていてもよい。
【0006】
この磁気ボール盤によれば、穴開け深さ視認部によって穴開け作業の進行状況を視認できる。したがって、ユーザは、穴開け深さの調節を行いやすくなるとともに、ワークに貫通孔を形成する際の穴開けの完了時点を把握しやすい。その結果、ユーザの利便性が向上する。「磁石」は、永久磁石であってもよいし、あるいは、電磁石であってもよい。
【0007】
本明細書は、さらに、磁気ボール盤を開示する。この磁気ボール盤は、メインハウジングと、ドリルを有し、ドリルの回転軸線が延在する方向にメインハウジングに対して相対移動可能にメインハウジングによって支持されるドリルユニットと、磁石を有し、メインハウジングに連結された磁気ベースと、メインハウジングに取り付けられ、回転的な手動操作によってメインハウジングに対するドリルユニットの相対移動を操作するように構成された回転操作部材と、を備えていてもよい。回転操作部材は、回転操作部材の回転軸線を有する基部と、基部から放射状に径方向外側に向けて長尺状に延在する複数の把持部と、を備えていてもよい。複数の把持部の各々は、径方向に伸縮可能に構成されてもよい。
【0008】
この磁気ボール盤によれば、磁気ボール盤の持ち運び時に複数の把持部の長さを短くすれば、ユーザは、磁気ボール盤を箱に収納して持ち運びしやすい。しかも、複数の把持部の長さを短くすることで、ユーザが把持部を持って回転操作部材を回転させるために必要な力が大きくなるので、穴開け深さを微調整しやすい。したがって、ユーザの利便性が向上する。
【0009】
本明細書は、さらに、磁気ボール盤を開示する。この磁気ボール盤は、メインハウジングと、ドリルを有し、ドリルの回転軸線が延在する方向にメインハウジングに対して相対移動可能にメインハウジングによって支持されるドリルユニットと、磁石を有し、メインハウジングに連結された磁気ベースと、メインハウジングに取り付けられ、回転的な手動操作によってメインハウジングに対するドリルユニットの相対移動を操作するように構成された回転操作部材と、を備えていてもよい。回転操作部材は、回転操作部材の回転軸線に対して径方向外側に配置された把持部であって、回転操作部材の回転軸線が延在する方向に突出した把持部を備えていてもよい。
【0010】
この磁気ボール盤によれば、ユーザは、回転操作部材を回転操作するときに、把持部を手で握って回転させれば、回転の途中で手を持ち替えることなく、回転操作部材を回転させることができる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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