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公開番号
2025073848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184965
出願日
2023-10-27
発明の名称
磁気ボール盤
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人勇智国際特許事務所
主分類
B23B
45/14 20060101AFI20250502BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】磁気ボール盤が安定した状態にあるか否かを判別可能とする。
【解決手段】磁気ボール盤は、モータと、ドリルユニットと、本体部と、磁気ベースと、センサとを備える。ドリルユニットは、先端工具を取り外し可能に保持するように構成されたスピンドルを少なくとも含む。スピンドルは、モータによって第1の軸周りに回転駆動されるように構成されている。本体部は、第1の軸に平行な第1方向に移動可能にドリルユニットを支持する。磁気ベースは、本体部に連結され、磁力により選択的に加工材に固定されるように構成されている。センサは、磁気ボール盤の落下に対応する情報と、ドリルユニットの振動に対応する情報と、磁気ボール盤の姿勢に対応する情報とのうち、少なくとも1つを検出するように構成されている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
磁気ボール盤であって、
モータと、
先端工具を取り外し可能に保持するように構成され、前記モータによって第1の軸周りに回転駆動されるように構成されたスピンドルを少なくとも含むドリルユニットと、
前記第1の軸に平行な第1方向に移動可能に前記ドリルユニットを支持する本体部と、
前記本体部に連結され、磁力により選択的に加工材に固定されるように構成された磁気ベースと、
前記磁気ボール盤の落下に対応する情報と、前記ドリルユニットの振動に対応する情報と、前記磁気ボール盤の姿勢に対応する情報とのうち、少なくとも1つを検出するように構成されたセンサとを備えた磁気ボール盤。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の磁気ボール盤であって、
前記センサによって検出された情報に基づいて、前記磁気ボール盤の動作を制御するように構成された制御装置を更に備え、
前記制御装置は、前記情報が前記磁気ボール盤の落下を示す場合、前記モータの駆動を停止するように構成されていることを特徴とする磁気ボール盤。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の磁気ボール盤であって、
前記センサによって検出された情報に基づいて、前記磁気ボール盤の動作を制御するように構成された制御装置を更に備え、
前記制御装置は、前記情報が所定の閾値を超えた前記ドリルユニットの振動を示す場合、前記モータの駆動を停止するように構成されていることを特徴とする磁気ボール盤。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1つに記載の磁気ボール盤であって、
前記センサによって検出された情報に基づいて、前記磁気ボール盤の動作を制御するように構成された制御装置を更に備え、
前記センサは、前記磁気ボール盤の前記姿勢として、前記磁気ベースが加工材上に載置されたときの第1姿勢と、前記第1姿勢とは異なる第2姿勢とを検出可能であって、
前記制御装置は、前記磁気ボール盤が前記第2姿勢にあることを前記情報が示す場合には、前記磁気ボール盤が前記第1姿勢にあることを前記情報が示す場合とは異なる態様で、前記磁気ボール盤の動作を制御するように構成されていることを特徴とする磁気ボール盤。
【請求項5】
請求項4に記載の磁気ボール盤であって、
前記本体部又は前記磁気ベースと前記加工材とを連結するように構成された固定具が前記本体部又は前記磁気ベースに取り付けられているときに、前記固定具を検出するように構成された第1検出器を更に備え、
前記制御装置は、
前記磁気ボール盤が前記第1姿勢にあることを前記情報が示す場合、前記第1検出器の検出結果にかかわらず、前記モータを駆動し、且つ、
前記磁気ボール盤が前記第2姿勢にあることを前記情報が示す場合、前記第1検出器によって前記固定具が検出されたことを条件として、前記モータを駆動するように構成されていることを特徴とする磁気ボール盤。
【請求項6】
請求項1~5の何れか1つに記載の磁気ボール盤であって、
前記センサによって検出された検出情報、又は、前記検出情報に基づく情報を報知するように構成されたインジケータを更に備えた磁気ボール盤。
【請求項7】
請求項1~6の何れか1つに記載の磁気ボール盤であって、
前記センサは、加速度センサ又は角速度センサであることを特徴とする磁気ボール盤。
【請求項8】
請求項7に記載の磁気ボール盤であって、
前記センサは、単一の加速度センサであって、前記磁気ボール盤の落下に対応する情報と、前記ドリルユニットの振動に対応する情報と、前記磁気ボール盤の姿勢に対応する情報とを検出するように構成されていることを特徴とする磁気ボール盤。
【請求項9】
請求項1~8の何れか1つに記載の磁気ボール盤であって、
前記センサによって検出された情報に基づいて、前記磁気ボール盤の動作を制御するように構成された制御装置を更に備え、
前記スピンドルに保持された先端工具が加工材から所定距離以内にあることを検出するように構成された第2検出器を更に備え、
前記制御装置は、前記第2検出器によって前記先端工具が前記加工材から前記所定距離以内にあることが検出されるのに応じて、前記モータを所定の第1速度で駆動するように構成されていることを特徴とする磁気ボール盤。
【請求項10】
請求項9に記載の磁気ボール盤であって、
使用者によって手動操作されるように構成されたモータスイッチを更に備え、
前記制御装置は、前記モータスイッチがオンとされるのに応じて前記第1速度よりも低速の第2速度で前記モータの駆動を開始し、その後、前記第2検出器によって前記先端工具が前記加工材から前記所定距離以内にあることが検出されるのに応じて、前記モータの回転速度を前記第1速度に変更するように構成されていることを特徴とする磁気ボール盤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、磁気ボール盤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気ボール盤は、磁性体で形成された加工材に対して磁力によって固定され、回転刃を加工材に対して軸方向に移動させながら、加工材に穴あけ作業を行う装置である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-157471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
磁気ボール盤は、比較的質量が大きい装置であるため、磁気ボール盤は、使用時には安定した状態で維持されることが望ましい。
【0005】
上述の状況に鑑み、本開示は、磁気ボール盤が安定した状態にあるか否かを判別可能とすることを、非限定的な1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の非限定的な1つの態様によれば、モータと、ドリルユニットと、本体部と、磁気ベースと、センサとを備えた磁気ボール盤が提供される。ドリルユニットは、スピンドルを少なくとも含む。スピンドルは、先端工具を取り外し可能に保持するように構成されている。また、スピンドルは、モータによって第1の軸周りに回転駆動されるように構成されている。本体部は、第1の軸に平行な第1方向に移動可能にドリルユニットを支持する。磁気ベースは、本体部に連結され、磁力により選択的に加工材に固定されるように構成されている。センサは、磁気ボール盤の落下に対応する情報と、ドリルユニットの振動に対応する情報と、磁気ボール盤の姿勢に対応する情報とのうち、少なくとも1つを検出するように構成されている。
【0007】
本態様の磁気ボール盤は、センサによって、磁気ボール盤の落下に対応する情報と、ドリルユニットの振動に対応する情報と、磁気ボール盤の姿勢に対応する情報のうち、少なくとも1つを検出することができる。これらの情報は、磁気ボール盤が安定した状態にあるか否かを示す有用な情報である。よって、センサによって検出された情報を有効活用することで、磁気ボール盤の改善に寄与することができる。
【0008】
本開示の非限定的な別の1つの態様によれば、モータと、ドリルユニットと、中間部と、磁気ベースと、加速度センサ又は角速度センサとを備えた磁気ボール盤が提供される。ドリルユニットは、先端工具を取り外し可能に保持するように構成され、モータによって回転駆動されるように構成されたスピンドルを少なくとも含む。中間部は、移動可能にドリルユニットを支持する。磁気ベースは、中間部に連結され、磁力により選択的に加工材に固定されるように構成されている。
【0009】
本態様の磁気ボール盤は、加速度センサ又は角速度センサによって、例えば、磁気ボール盤の動き又は姿勢に関する情報を検出することができる。これらの情報は、磁気ボール盤が安定した状態にあるか否かを示す有用な情報である。よって、センサによって検出された情報を有効活用することで、磁気ボール盤の改善に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る磁気ボール盤の斜視図である。
磁気ボール盤の別の斜視図である。
磁気ボール盤の左側面図である。
磁気ボール盤の断面図である。
第2実施形態に係る磁気ボール盤の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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