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公開番号2024097393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2023000809
出願日2023-01-06
発明の名称メンテナンス用スタンド
出願人個人
代理人個人
主分類B25H 1/00 20060101AFI20240711BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】一人の作業者によって作業を行うことを可能とするメンテナンス用スタンドを提供することである。
【解決手段】メンテナンス用スタンド10は、地面又は床面に設置可能な土台部12と、土台部12の上部に設けられて、バイク1の両側面部に設けられる一対のスイングアーム4a,4bを支持し、停車時の一対のスイングアーム4a,4bの傾斜と同じ傾きの傾斜状態となる傾斜モードを有する一対の支持部14a,14bと、土台部12の上部に設けられて、一対の支持部14a,14b同士を連結する連結フレーム部16と、操作部を操作することで、一対の支持部14a,14bの傾きのモードを傾斜モードから地面に対して水平状態となる水平モードへと移行させるために一対の支持部14a,14bの傾きを変えることが可能なモード移行機構と、を備える。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
サイドスタンドを用いて傾斜状態で地面又は床面に停車可能な二輪車のメンテナンスを行う際に用いるメンテナンス用スタンドであって、
前記地面又は床面に設置可能な土台部と、
前記土台部の上部に設けられて、前記二輪車の両側面部に設けられる一対のスイングアームを支持し、前記停車時の前記一対のスイングアームの傾斜と同じ傾きの傾斜状態となる傾斜モードを有する一対の支持部と、
前記土台部の上部に設けられて、前記一対の支持部同士を連結する連結フレーム部と、
操作部を操作することで、前記一対の支持部の傾きのモードを前記傾斜モードから前記地面に対して水平状態となる水平モードへと移行させるために前記一対の支持部の傾きを変えることが可能なモード移行機構と、
を備えることを特徴とするメンテナンス用スタンド。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
請求項1に記載のメンテナンス用スタンドにおいて、
前記モード移行機構は、
前記一対の支持部のうち一方の支持部の上下方向の移動を案内する案内レール部と、
前記案内レール部によって前記一方の支持部を上下方向に移動させるように回転することができ、前記回転を止めて前記傾斜モードを保持するための傾斜用直線部と前記水平モードを保持するための水平用直線部とを有する回転部と、
前記回転部の回転を止めるために前記傾斜用直線部と前記水平用直線部に当接可能な直線部を有する回転停止部と、
を備えることを特徴とするメンテナンス用スタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メンテナンス用スタンドに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
二輪車は、定期的にメンテナンスを行う必要がある。従来、二輪車をメンテナンスする際に後輪のリフトアップを行うためのスタンドが開発されている。
【0003】
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、一対のL字棒と両L字棒の基端同士をつなぐつなぎ部とを有し、両L字棒の先端に設けた受け具を車体の側に係合し、両L字棒の中間曲り部を支点として上記受け具を上方リフト位置に回動可能にする自動二輪車の後輪用メンテナンススタンドにおいて、スイングアームの左右後端に回動自在に設けられて後輪車軸を偏心支持する左右のチェーンアジャスタの側面に、それらチェーンアジャスタの回動操作用孔を開口してなり、左右のチェーンアジャスタの回動操作用孔に左右のリフト用ロッドの取付部を着脱自在にし、該回動操作用孔に取付けた各リフト用ロッドの係合部に両L字棒の先端の各受け具を係合可能にしたことを特徴とする自動二輪車の後輪用メンテナンススタンドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3130322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のメンテナンススタンドを用いて、二輪車の後輪を持ち上げようとすると、傾斜状態で停車しているバイクを起立させながら、メンテナンススタンドを装着してリフトアップする必要があり、二人の作業者によって作業を行う必要がある。
【0006】
本発明の目的は、一人の作業者によって作業を行うことを可能とするメンテナンス用スタンドを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るメンテナンス用スタンドは、サイドスタンドを用いて傾斜状態で地面又は床面に停車可能な二輪車のメンテナンスを行う際に用いるメンテナンス用スタンドであって、前記地面又は床面に設置可能な土台部と、前記土台部の上部に設けられて、前記二輪車の両側面部に設けられる一対のスイングアームを支持し、前記停車時の前記一対のスイングアームの傾斜と同じ傾きの傾斜状態となる傾斜モードを有する一対の支持部と、前記土台部の上部に設けられて、前記一対の支持部同士を連結する連結フレーム部と、操作部を操作することで、前記一対の支持部の傾きのモードを前記傾斜モードから前記地面に対して水平状態となる水平モードへと移行させるために前記一対の支持部の傾きを変えることが可能なモード移行機構と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るメンテナンス用スタンドにおいて、前記モード移行機構は、前記一対の支持部のうち一方の支持部の上下方向の移動を案内する案内レール部と、前記案内レール部によって前記一方の支持部を上下方向に移動させるように回転することができ、前記回転を止めて前記傾斜モードを保持するための傾斜用直線部と前記水平モードを保持するための水平用直線部とを有する回転部と、前記回転部の回転を止めるために前記傾斜用直線部と前記水平用直線部に当接可能な直線部を有する回転停止部と、を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、一人の作業者によって二輪車の後輪のリフトアップが行える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るメンテナンス用スタンドを示す図である。
本発明の実施形態に係るメンテナンス用スタンドを示す図である。
本発明の実施形態に係るメンテナンス用スタンドを用いてバイクのリフトアップを行っている様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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