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公開番号
2024078262
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-10
出願番号
2022190694
出願日
2022-11-29
発明の名称
罫書用治具
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
個人
主分類
B25H
7/04 20060101AFI20240603BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】罫書線を引く際の工程数を低減することができる罫書用治具を提供する。
【解決手段】罫書用治具は、リフレクタの三次元位置を計測する三次元計測装置と共に用いられるものであって、対象物に着脱可能に固定される固定部材と、相対変位可能に固定部材に設けられる可動部材と、可動部材に設けられ、可動部材によって相対変位する定規部材と、を備え、定規部材は、定規部と、第1載置部と、第2載置部と、を含み、第1載置部及び第2載置部の各々には、リフレクタが載置され、定規部は、第1載置部と第2載置部との間に配置されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リフレクタの三次元位置を計測する三次元計測装置と共に用いられる罫書用治具であって、
対象物に着脱可能に固定される固定部材と、
相対変位可能に前記固定部材に設けられる可動部材と、
前記可動部材に設けられ、前記可動部材によって相対変位する定規部材と、を備え、
前記定規部材は、定規部と、第1載置部と、第2載置部と、を含み、
前記第1載置部及び前記第2載置部の各々には、前記リフレクタが載置され、
前記定規部は、前記第1載置部と前記第2載置部との間に配置されている、罫書用治具。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記可動部材は、互いに交差する第1方向及び第2方向の各々の方向に前記定規部材を相対変位させる第1可動部を含む、請求項1に記載の罫書用治具。
【請求項3】
前記可動部材は、第2可動部を更に含み、
前記第2可動部は、第1方向及び第2方向に直交する第3方向に延びる回動軸線まわりに前記定規部材を相対角変位させる、請求項2に記載の罫書用治具。
【請求項4】
前記第1載置部は、回動軸線上に配置されている、請求項3に記載の罫書用治具。
【請求項5】
前記第2可動部は、回動軸線から55mm以上離れている、請求項4に記載の罫書用治具。
【請求項6】
前記固定部材は、前記対象物に当接させて固定される固定面を有し、
前記定規部材は、前記固定面から浮かせて配置されている、請求項1に記載の罫書用治具。
【請求項7】
前記可動部材は、第3可動部を更に含み、
前記第3可動部は、第3方向に前記定規部材を揺動させる、請求項3に記載の罫書用治具。
【請求項8】
前記定規部材は、前記定規部である第1定規部と異なる第2定規部と、第3載置部とを更に含み、
前記第1定規部及び前記第2定規部は、前記第1載置部から互いに異なる方向に延在し、
前記第3載置部は、前記リフレクタを載置することができ、
前記第2定規部は、前記第1載置部と前記第3載置部との間に配置されている、請求項1に記載の罫書用治具。
【請求項9】
前記定規部材は、第3定規部と、第4載置部とを更に含み、
前記第1乃至第3定規部は、前記第1載置部から互いに異なる方向に延在し、
前記第4載置部は、前記リフレクタを載置することができ、
前記第3定規部は、前記第1載置部と前記第4載置部との間に配置されている、請求項8に記載の罫書用治具。
【請求項10】
前記可動部材は、金属から成り、
前記定規部材は、合成樹脂から成る、請求項1に記載の罫書用治具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、リフレクタの三次元位置を計測する三次元計測装置と共に用いられる罫書用治具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
製缶品等の対象物に対して罫書きを行う際に罫書用治具が用いられる。罫書用治具の一例として、例えば特許文献1の罫書用治具が知られている。特許文献1の罫書用治具は、接触式の三次元測定機によって罫書用治具の三次元位置(以下、単に「位置」という)を計測可能に構成されている。また、特許文献1の罫書用治具では、ポンチ挿入孔にポンチを挿入することによってワークに打点(目印)を打つことができる。それ故、罫書用治具は、ワークの所定位置に精度よく目印を打たせることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-82213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の罫書用治具を用いて罫書線を引く場合、罫書作業が以下のようにして行われる。即ち、まず、罫書用治具を用いてワークに複数の目印が打たれる。その後、複数の目印を繋ぐように罫書線が引かれる。それ故、ワークに複数の目印を打つ必要があり、その度に罫書用治具をワークから取り外す必要がある。それ故、罫書線を引く際の工程数が多くなる。
【0005】
そこで本開示は、罫書線を引く際の工程数を低減することができる罫書用治具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の罫書用治具は、リフレクタの三次元位置を計測する三次元計測装置と共に用いられる罫書用治具であって、対象物に着脱可能に固定される固定部材と、相対変位可能に前記固定部材に設けられる可動部材と、前記可動部材に設けられ、前記可動部材によって相対変位する定規部材と、を備え、前記定規部材は、定規部と、第1載置部と、第2載置部と、を含み、前記第1載置部及び前記第2載置部の各々には、前記リフレクタが載置され、前記定規部は、前記第1載置部と前記第2載置部との間に配置されているものである。
【0007】
本開示に従えば、第1載置部と第2載置部との間に定規部が配置されている。それ故、三次元計測装置を用いて所定の三次元位置に第1及び第2載置部の各々を配置した後、定規部材13を用いて所望の罫書線を引くことができる。これにより、罫書用治具を対象物に配置するという1つの作業によって、所望の罫書線を引くことができる。従って、罫書線を引く際の工程数を低減することができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、罫書線を引く際の工程数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態の罫書用治具を対象物に取り付けた状態を示す斜視図である。
図1の罫書用治具を拡大して示す斜視図である。
図2の罫書用治具の側方断面図である。
図2の罫書用治具の平面図である。
図3の罫書用治具において、定規部材を第1方向及び第2方向の各々に動かした状態を示す平面図である。
図3の罫書用治具において、定規部材を回動軸線まわりに角変位させた状態を示す平面図である。
図1の罫書用治具を用いた罫書作業を示す平面図であって、(a)は罫書線を引いている状態を示し、(b)は罫書用治具を取り外した状態を示す。
図1の罫書用治具を用いた罫書作業の手順を示すフロー図である。
他の実施形態の罫書用治具を示す斜視図である。
更なる他の実施形態の罫書用治具を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態の罫書用治具1について前述する図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明する罫書用治具1は、本開示の一実施形態に過ぎない。従って、本開示は実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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