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公開番号2024171227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023088189
出願日2023-05-29
発明の名称インパクトレンチ
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B25B 21/02 20060101AFI20241204BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】アンビルの強度の低下を抑制すること。
【解決手段】インパクトレンチは、モータと、モータよりも前方に配置され、モータにより前後方向に延びる回転軸を中心に回転されるハンマと、ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、アンビルを回転可能に支持するアンビルベアリングと、アンビルの内部に配置されるワイヤと、を備える。アンビルは、ソケットが装着される四角柱部と、四角柱部の後端部に接続されアンビルベアリングに支持される円柱部と、を有する。ワイヤの前部は、四角柱部に連結される。ワイヤの後部は、四角柱部の後端部よりも後方のアンビルの保持部に保持される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータよりも前方に配置され、前記モータにより前後方向に延びる回転軸を中心に回転されるハンマと、
前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
前記アンビルを回転可能に支持するアンビルベアリングと、
前記アンビルの内部に配置されるワイヤと、を備え、
前記アンビルは、ソケットが装着される四角柱部と、前記四角柱部の後端部に接続され前記アンビルベアリングに支持される円柱部と、を有し、
前記ワイヤの前部は、前記四角柱部に連結され、
前記ワイヤの後部は、前記四角柱部の後端部よりも後方の前記アンビルの保持部に保持される、
インパクトレンチ。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記アンビルの内部に、前後方向に延びる通路孔と、前記通路孔の後端部に接続され前記通路孔よりも大径の保持孔と、が設けられ、
前記ワイヤの後部に接続される抜け止め部材を備え、
前記保持部は、前記保持孔を含み、
前記ワイヤの後部は、前記抜け止め部材を介して前記保持孔に保持される、
請求項1に記載のインパクトレンチ。
【請求項3】
前記通路孔の後端部と前記保持孔の前端部との境界に、後方を向く境界面が設けられ、
前記抜け止め部材の前端面は、前記境界面に接触する、
請求項2に記載のインパクトレンチ。
【請求項4】
前記回転軸に直交する前記通路孔の内縁の形状及び寸法と、前記回転軸に直交する前記抜け止め部材の外縁の形状及び寸法とは、等しく、
前記抜け止め部材は、前記通路孔を通過して前記保持孔に収容される、
請求項3に記載のインパクトレンチ。
【請求項5】
前記抜け止め部材は、前記通路孔を通過するときの回転方向の角度とは異なる角度で前記保持孔に配置される、
請求項4に記載のインパクトレンチ。
【請求項6】
前記抜け止め部材の外縁の形状は、四角形である、
請求項4に記載のインパクトレンチ。
【請求項7】
前後方向において、前記保持孔の前端部は、前記円柱部の後端部と前端部との間に配置される、
請求項2に記載のインパクトレンチ。
【請求項8】
前後方向において、前記保持孔の前端部は、前記円柱部の中央部よりも後方に配置される、
請求項7に記載のインパクトレンチ。
【請求項9】
前記アンビルの外周面に、前記円柱部の後端部に接続される円周溝が設けられ、
前後方向において、前記円周溝の前端部は、前記保持孔の前端部よりも後方に配置される、
請求項7に記載のインパクトレンチ。
【請求項10】
前後方向において、前記円周溝の後端部は、前記保持孔の後端部よりも前方に配置される、
請求項9に記載のインパクトレンチ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、インパクトレンチに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
インパクトレンチに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、アンビルの一部分の脱落を防止することを目的とするインパクト工具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6801571号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている技術においては、破断し易い薄肉部がアンビル本体部に設けられる。薄肉部の存在によりアンビルの強度が低下する可能性がある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、アンビルの強度の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、インパクトレンチを開示する。インパクトレンチは、モータと、モータよりも前方に配置され、モータにより前後方向に延びる回転軸を中心に回転されるハンマと、ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、アンビルを回転可能に支持するアンビルベアリングと、アンビルの内部に配置されるワイヤと、を備えてもよい。アンビルは、ソケットが装着される四角柱部と、四角柱部の後端部に接続されアンビルベアリングに支持される円柱部と、を有してもよい。ワイヤの前部は、四角柱部に連結されてもよい。ワイヤの後部は、四角柱部よりも後方のアンビルの保持部に保持されてもよい。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、アンビルの強度の低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るインパクトレンチを示す前方からの斜視図である。
図2は、実施形態に係るインパクトレンチを示す側面図である。
図3は、実施形態に係るインパクトレンチを示す縦断面図である。
図4は、実施形態に係るインパクトレンチの上部を示す縦断面図である。
図5は、実施形態に係るインパクトレンチの上部を示す横断面図である。
図6は、実施形態に係るインパクトレンチの上部の前部を示す断面図である。
図7は、実施形態に係る分離抑制機構を示す縦断面図である。
図8は、実施形態に係る分離抑制機構を示す横断面図である。
図9は、実施形態に係る分離抑制機構を後方から見た図である。
図10は、実施形態に係る分離抑制機構を前方から見た図である。
図11は、実施形態に係る分離抑制機構を示す分解斜視図である。
図12は、実施形態に係る分離抑制機構を示す側面図である。
図13は、別の実施形態に係る分離抑制機構を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1つ又はそれ以上の実施形態において、インパクトレンチは、モータと、モータよりも前方に配置され、モータにより前後方向に延びる回転軸を中心に回転されるハンマと、ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、アンビルを回転可能に支持するアンビルベアリングと、アンビルの内部に配置されるワイヤと、を備えてもよい。アンビルは、ソケットが装着される四角柱部と、四角柱部の後端部に接続されアンビルベアリングに支持される円柱部と、を有してもよい。ワイヤの前部は、四角柱部に連結されてもよい。ワイヤの後部は、四角柱部の後端部よりも後方のアンビルの保持部に保持されてもよい。
【0010】
上記の構成では、ワイヤの前部が四角柱部に連結され、ワイヤの後部が四角柱部の後端部よりも後方の保持部に保持されるので、四角柱部の後端部と円柱部の前端部との境界が破断しても、ワイヤにより、アンビルの前部の脱落が防止される。一般に、インパクトレンチのアンビルにおいては、四角柱部の後端部と円柱部の前端部との境界で破断する可能性が高い。ワイヤがアンビルの内部に配置されているので、アンビルに薄肉部を設けなくても、四角柱部の後端部と円柱部の前端部との境界が破断した場合に、アンビルの前部の脱落が防止される。アンビルに薄肉部を設けなくてもよいので、アンビルの強度の低下が抑制される。
(【0011】以降は省略されています)

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