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公開番号
2025006302
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107009
出願日
2023-06-29
発明の名称
電動式打ち込み工具
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B25C
1/06 20060101AFI20250109BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】ソレノイドへの衝撃の伝播を抑制しつつ打ち込み具の送り精度を低下させない構造を備える電動式打ち込み工具を提供すること。
【解決手段】打ち込み工具10は、渦巻き状に巻かれた連結具に連結された打ち込み具nを収容するマガジン16を有する。金属製のノーズ部2に打ち込み通路2aが形成される。送り機構5がマガジン16からノーズ部2に打ち込み具nを供給する。送り機構5のソレノイド5hが樹脂製のソレノイドホルダ5kに収容される。ソレノイドホルダ5kがノーズ部2に固定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動式打ち込み工具であって、
渦巻き状に巻かれた連結具に連結された打ち込み具を収容するマガジンと、
打ち込み通路が形成された金属製のノーズ部と、
前記マガジンから前記ノーズ部に前記打ち込み具を供給する送り機構と、
前記送り機構のソレノイドを収容しかつ前記ノーズ部に固定される樹脂製のソレノイドホルダを有する電動式打ち込み工具。
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【請求項2】
請求項1に記載の電動式打ち込み工具であって、
前記ノーズ部と単一部材で形成され前記マガジンから前記ノーズ部に供給される前記打ち込み具を案内する通路部材を有する電動式打ち込み工具。
【請求項3】
請求項2に記載の電動式打ち込み工具であって、
前記ソレノイドホルダと前記通路部材は、前記マガジンから前記ノーズ部へ供給される前記打ち込み具の供給面と平行な面で当接し、かつ当接した面で相互に連結される電動式打ち込み工具。
【請求項4】
請求項3に記載の電動式打ち込み工具であって、
前記ソレノイドホルダは、前記ノーズ部へ張り出しかつ前記通路部材に連結される張出部を有する電動式打ち込み工具。
【請求項5】
請求項4に記載の電動式打ち込み工具であって、
前記ソレノイドホルダは、前記ソレノイドのプランジャを間に位置して配置された一対の前記張出部を有し、前記一対の張出部が前記通路部材にねじ止めされる電動式打ち込み工具。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の電動式打ち込み工具であって、
前記送り機構は、前記ソレノイドに移動されて前記打ち込み具を前記ノーズ部に押す送り爪を有し、
前記ソレノイド及び前記送り爪を覆うホルダカバーが前記ソレノイドホルダに取付けられる電動式打ち込み工具。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つに記載の電動式打ち込み工具であって、
前記ソレノイドホルダと前記マガジンの2部材の一方に形成された凸部と、前記2部材の他方に形成されて前記凸部が抜き可能に挿入される凹部を有する電動式打ち込み工具。
【請求項8】
請求項7に記載の電動式打ち込み工具であって、
前記マガジンは、前記ソレノイドホルダに向けて突出する凸部を有し、
前記凸部は、前記ソレノイドを覆うホルダカバーと前記ソレノイドホルダとの間に抜き可能に挿入される電動式打ち込み工具。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1つに記載の電動式打ち込み工具であって、
前記打ち込み通路にセットされた前記打ち込み具を打撃するドライバと、
前記ドライバに連結されるピストンと、
前記ピストンによってガス圧を生じさせるシリンダを有する電動式打ち込み工具。
【請求項10】
請求項9に記載の電動式打ち込み工具であって、
前記ドライバに係合して前記ドライバを上昇させるリフタと、
前記ドライバ又は前記リフタの位置を検知する位置検出センサと、
前記位置検出センサからの信号に基づいて前記ドライバの下端が前記打ち込み通路にセットされた前記打ち込み具より前記シリンダ側に位置した際に前記ソレノイドを動作させるコントローラを有する電動式打ち込み工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、釘やステープル等の打ち込み具を木材等に打ち込むための電動式打ち込み工具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の電動式打ち込み工具は、工具本体に連結される円筒状のマガジンを有する。マガジンにコイル釘が収容される。コイル釘は、送り機構によって1本ずつ打ち込み通路が形成された金属製ノーズ部に供給される。送り機構は、コイル釘の先頭の釘に係合する爪と、爪を往復動させるソレノイドを有する。ソレノイドは、マガジンに一体的に固定されていた。しかし、マガジンは一般的に大型でかつ工具本体に片持ち状に連結されるためガタつきやすい。これにより、ソレノイドの釘送り動作の精度にばらつきが生じる懸念がある。また、ソレノイドを金属製ノーズ部に一体的に固定する構成が考えられる。しかしこの場合、打ち込みの際の衝撃がソレノイドに伝播しやすい。あるいは金属製ノーズ部の領域が増加して工具本体が重量化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第11224960号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従ってソレノイドへの衝撃の伝播を抑制しつつ打ち込み具の送り精度を低下させない構造を備える電動式打ち込み工具が従来、必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの局面によると、電動式打ち込み工具は、渦巻き状に巻かれた連結具に連結された打ち込み具を収容するマガジンを有する。金属製のノーズ部に打ち込み通路が形成される。送り機構がマガジンからノーズ部に打ち込み具を供給する。送り機構のソレノイドが樹脂製のソレノイドホルダに収容される。ソレノイドホルダがノーズ部に固定される。
【0006】
従ってソレノイドはソレノイドホルダを介してノーズ部に固定される。そのためソレノイドのノーズ部に対する位置は、ソレノイドがマガジンに取付けられる構造に比べて適正に配置される。その結果、ソレノイドによるノーズ部への打ち込み具の送り精度が高い。さらにソレノイドホルダは、樹脂製である。そのためノーズ部が受けた衝撃がソレノイドに伝達されにくい。その結果、ノーズ部を経由して受ける衝撃によってソレノイドが破損することが抑制される。さらにソレノイドホルダは、樹脂製であるため金属製の場合に比べて軽量である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電動式打ち込み工具の右側面図である。
打ち込み工具の概略縦断面図である。
図1のIII-III線断面矢視図である。
図1のIV-IV線断面矢視図である。
リフタおよびドライバの一部の斜視図である。
図1のVI部矢視図である。
コンタクトアームとシャッタの連結構造を示す分解斜視図である。
コンタクトアームをオン位置に移動させた状態の打ち込み工具の一部縦断面図である。
ドライバが打ち込み具を打撃した状態における図4に対応する図である。
リフタがドライバを上昇させる状態における図4に対応する図である。
ドライバの下端がセット位置より上方に位置する状態における図4に対応する図である。
一部断面を含む図2のXII部矢視図である。
図2の送り爪が反送り方向に戻される途中の状態における図12に対応する図である。
シャッタがドライバの打撃を遮断した状態における拡大図である。
図14のXV-XV線断面矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の他の局面によると、電動式打ち込み工具は、マガジンからノーズ部に供給される打ち込み具を案内する通路部材を有する。通路部材はノーズ部と単一部材で形成される。従って打ち込み具は、同一部材の通路部材を通ってノーズ部に案内される。しかも通路部材は、樹脂より剛性の高い金属製である。そのため打ち込み具を安定良くノーズ部に供給できる。
【0009】
本開示の他の局面によると、ソレノイドホルダと通路部材は、マガジンからノーズ部へ供給される打ち込み具の供給面と平行な面で当接する。そして当接した面で相互に連結される。打ち込み具の供給面は、比較的大きな面積を有する。そのため供給面と平行な面も比較的広い。したがって比較的広い面にソレノイドホルダを安定して通路部材に連結できる。
【0010】
本開示の他の局面によると、ソレノイドホルダはノーズ部へ張り出す張出部を有する。張出部は通路部材に連結される。ソレノイドホルダは、樹脂製であるため金属製のノーズ部等に比べて複雑な構造にしやすい。そのためソレノイドホルダに張出部を形成しやすく、張出部によりソレノイドホルダを通路部材に連結しやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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