TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025008559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110816
出願日2023-07-05
発明の名称衣服
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人勇智国際特許事務所
主分類A41D 13/005 20060101AFI20250109BHJP(衣類)
要約【課題】着用者の身体を冷却する機能を有する衣服において、着用感を向上させる。
【解決手段】
衣服は、衣服本体と、液体流路と、電動ポンプと、液体流路に連結された電動ポンプと、液体を貯留可能なタンクと、電動ポンプ及びタンクを収容する収容部とを備える。衣服本体は、着用者の上半身の少なくとも一部を覆うように構成されている。液体流路は、前記衣服本体のうち、前記着用者による前記衣服の着用時に前記身体側に配置され、内部に液体が流通可能に形成されている。収容部の全体は、衣服本体のうち、表面側、かつ、後身頃の上下方向中央よりも下部分に設けられている。収容部の少なくとも一部は、後身頃の表面に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
衣服であって、
着用者の上半身の少なくとも一部を覆うように構成された衣服本体と、
前記衣服本体のうち、前記着用者による前記衣服の着用時に前記身体側に配置され、内部に液体が流通可能な液体流路と、
前記液体流路に連結された電動ポンプと、
前記液体を貯留可能なタンクと、
前記電動ポンプと前記タンクとを収容する収容部と、を備え、
前記収容部の全体は、前記衣服本体のうち、前記身体側とは反対側の表面側、かつ、前記衣服本体の後身頃の上下方向中央よりも下部分に設けられ、
前記収容部の少なくとも一部は、前記後身頃の前記表面に固定されている、衣服。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の衣服であって、
前記収容部の下端は、前記後身頃の裾に位置する、衣服。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の衣服であって、
前記収容部は、前記衣服本体の身幅方向である左右方向を長手方向とする袋状に形成され、
前記収容部の開口は、前記長手方向の左端部又は右端部に設けられている、衣服。
【請求項4】
請求項3に記載の衣服であって、
前記収容部は、前記長手方向における前記左端部と前記右端部との間の中央部を有し、
前記左端部と前記右端部とは前記後身頃の前記表面に固定され、前記中央部は前記後身頃の前記表面に固定されていない、衣服。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の衣服であって、
前記衣服本体を構成する服地の少なくとも一部は、メッシュ状である、衣服。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の衣服であって、
前記収容部の少なくとも一部と、前記衣服本体における前記後身頃の前記表面の少なくとも一部であって前記収容部の前記表面に対する固定部分とは異なる部分と、に固定された帯状の補強部を備える、衣服。
【請求項7】
請求項3に直接的又は間接的に従属する請求項6に記載の衣服であって、
前記補強部は、前記衣服本体の左肩部から前記収容部の前記左端部まで延在する第1補強ベルトと、前記衣服本体の右肩部から前記収容部の前記右端部まで延在する第2補強ベルトとを備える、衣服。
【請求項8】
請求項7に記載の衣服であって、
前記補強部は、更に、前記第1補強ベルト及び第2補強ベルトの延在方向と交差する方向に延在する第3補強ベルト及び第4補強ベルトを備え、
前記第3補強ベルトは、前記衣服本体の左部分において、前記収容部の前記左端部から前身頃まで延在し、
前記第4補強ベルトは、前記衣服本体の右部分において、前記収容部の前記右端部から前記前身頃まで延在する、衣服。
【請求項9】
請求項8に記載の衣服であって、
前記第1補強ベルトは、前記収容部の前記左端部から前記衣服本体の左肩部を通り前記衣服本体の前身頃まで延在し、かつ、前記前身頃において前記第3補強ベルトと接続され、
前記第2補強ベルトは、前記収容部の前記右端部から前記衣服本体の右肩部を通り前記衣服本体の前身頃まで延在し、かつ、前記前身頃において前記第3補強ベルトと接続されている、衣服。
【請求項10】
請求項9に記載の衣服であって、
前記第1補強ベルトと前記第3補強ベルトとは、一体に形成されており、
前記第2補強ベルトと前記第4補強ベルトとは、一体に形成されている、衣服。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、着用者の身体を冷却する機能を有する衣服に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
高温下での活動を快適化するために、着用者の身体を冷却する機能を有する衣服が知られている。例えば、特許文献1には、液体が循環する流路と、液体を循環させるポンプと、液体容器を収容する断熱袋と、ポンプと断熱袋とを収容する収納部とを備える衣服が記載されている。収納部は、衣服のうち、着用者の背中全体に対応する位置に設けられている。ポンプは収納部の上部中央に配置され、断熱袋はポンプの下部に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-77207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の衣服では、収納部が作業者の背中全体に対応する位置に設けられているため、例えば、衣服の上からフルハーネス型安全帯が装着された場合には、収納部とフルハーネス型安全帯とが干渉する虞があった。特に、収納部のうち上部中央に配置されたポンプが、フルハーネス型安全帯のアタッチメント付近に位置するため、衣服の着用感が低下する虞があった。
【0005】
上述の状況に鑑み、本開示は、着用者の身体を冷却する機能を有する衣服において、着用感を向上させる技術を提供することを、非限定的な一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の非限定的な1つの態様によれば、着用者の身体を冷却する機能を有する衣服が提供される。前記衣服は、衣服本体と、液体流路と、前記液体流路に連結された電動ポンプと、液体を貯留可能なタンクと、前記電動ポンプ及び前記タンクを収容する収容部とを備える。前記衣服本体は、前記着用者の上半身の少なくとも一部を覆うように構成されている。前記液体流路は、前記衣服本体のうち、前記着用者による前記衣服の着用時に前記身体側に配置される。前記液体流路は、内部に液体が流通可能に形成されている。前記収容部の全体は、前記衣服本体のうち、前記身体側とは反対側の表面側に設けられている。前記収容部の全体は、前記衣服本体の後身頃の上下方向中央よりも下部分に設けられている。前記収容部の少なくとも一部は、前記後身頃の前記表面に固定されている。
【0007】
この態様によれば、収容部の全体は、衣服本体の後身頃における下部分に設けられているため、フルハーネス型安全帯のアタッチメントと電動ポンプ及びタンクを収容する収容部との干渉が抑制される。そのため、着用者による衣服の着用感を向上できる。
なお、この態様において、上下方向は、衣服本体の着丈方向に略平行な方向でもある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の衣服の背面図である。
第1実施形態の衣服の前面図である。
第1実施形態の衣服の背面図であり、衣服本体における補強部と収容部との配置を説明するための図である。
第1実施形態の衣服の前面図であり、衣服本体における補強部の配置を説明するための図である。
循環装置の概略構成を示す模式図である。
フルハーネス型安全帯のアタッチメントと収容部との位置関係を説明するための図である。
第2実施形態の衣服の背面図であり、衣服本体における補強部と収容部との配置を説明するための図である。
第2実施形態の衣服の前面図であり、衣服本体における補強部の配置を説明するための図である。
第3実施形態の衣服の背面図であり、衣服本体における補強部と収容部との配置を説明するための図である。
第3実施形態の衣服の前面図であり、衣服本体における補強部の配置を説明するための図である。
第4実施形態における衣服の背面図であり、図4に対応する図である。
第4実施形態における衣服の前面図であり、図5に対応する図である。
第5実施形態における衣服の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の非限定的な位置実施形態において、前記収容部の下端は、前記後身頃の裾に位置していてもよい。
この実施形態によれば、収容部とフルハーネス型安全帯のアタッチメント等との干渉がより抑制される。
【0010】
上記実施形態に加え、あるいは上記実施形態に代えて、前記収容部は、前記衣服本体の身幅方向である左右方向を長手方向とする袋状に形成されていてもよい。前記収容部の開口は、前記長手方向の左端部又は右端部に設けられていてもよい。
この実施形態によれば、フルハーネス型安全帯のアタッチメントと収容部との干渉がより抑制される。また、着用者は、衣服を装着したまま、収容部に対してタンクを出し入れすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社マキタ
衣服
14日前
株式会社マキタ
作業機
26日前
株式会社マキタ
作業機
26日前
株式会社マキタ
運搬車
17日前
株式会社マキタ
作業機
10日前
株式会社マキタ
作業機
26日前
株式会社マキタ
打撃工具
18日前
株式会社マキタ
電気機器
1か月前
株式会社マキタ
打撃工具
18日前
株式会社マキタ
打撃工具
18日前
株式会社マキタ
清掃装置
4日前
株式会社マキタ
清掃装置
4日前
株式会社マキタ
コアドリル
17日前
株式会社マキタ
電動作業機
26日前
株式会社マキタ
電動作業機
17日前
株式会社マキタ
往復動工具
18日前
株式会社マキタ
往復動工具
18日前
株式会社マキタ
コアドリル
17日前
株式会社マキタ
コアドリル
17日前
株式会社マキタ
電動作業機
26日前
株式会社マキタ
電動作業機
10日前
株式会社マキタ
携帯用切断機
10日前
株式会社マキタ
打ち込み工具
19日前
株式会社マキタ
動力ユニット
4日前
株式会社マキタ
作業ロボット
4日前
株式会社マキタ
携帯用切断機
10日前
株式会社マキタ
ネジ締め工具
17日前
株式会社マキタ
打ち込み工具
14日前
株式会社マキタ
テーブルソー
17日前
株式会社マキタ
グリス吐出装置
14日前
株式会社マキタ
ドライバドリル
25日前
株式会社マキタ
コーヒーメーカー
1か月前
株式会社マキタ
電動式打ち込み工具
17日前
株式会社マキタ
電動式打ち込み工具
17日前
株式会社マキタ
バッテリ駆動式機器
17日前
株式会社マキタ
電動工具用集塵システム
1か月前
続きを見る