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公開番号2024178462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2024172525
出願日2024-10-01
発明の名称簡単帯
出願人個人
代理人個人
主分類A41F 19/00 20060101AFI20241217BHJP(衣類)
要約【課題】和装の帯を一人でも容易に装着することを可能とし、時間の経過によっておこる着崩れ、又は食事後のウエストサイズの変化にも対応することが可能な簡単帯を提供する。
【解決手段】帯本体10は、前帯部11と後ろ帯部12とから成り、前帯部11は、前記連結機構20の一方の端部から前側に延びて形成され、後ろ帯部12は、前記連結機構20の他方の端部から後ろ側に延びて形成され、前記連結機構20は、前帯部11と後ろ帯部12とを連結し、前記長さ調整機構30は複数の前帯穴部31と、複数の後ろ帯穴部32と、紐状部材33により構成され、前記前帯穴部31は、前記前帯部11の前記連結機構20側と逆の端部に設けられ、前記後ろ帯穴部32は、前記後ろ帯部12の前記連結機構20側と逆の端部に設けられ、前記前帯穴部31と前記後ろ穴部32に通す前記紐状部材33によって帯本体10の長さを調整できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
和装用帯であって、
帯本体(10)と、
連結機構(20)と、
長さ調整機構(30)によって環状となり、
前記帯本体(10)は、前帯部(11)と後ろ帯部(12)とから構成され、
前記前帯部(11)は、前記連結機構(20)の一方の端部から前側に延びて形成され、
前記後ろ帯部(12)は、前記連結機構(20)の他方の端部から後ろ側に延びて形成され、
前記連結機構(20)は、前記前帯部(11)と前記後ろ帯部(12)とを連結し、
前記長さ調整機構(30)は複数の前帯穴部(31)と、複数の後ろ帯穴部(32)と、紐状部材(33)により構成され、
前記前帯穴部(31)は、前記前帯部(11)の前記連結機構(20)側と逆の端部に設けられ、
前記後ろ穴部(32)は、前記後ろ帯部(12)の前記連結機構(20)側と逆の端部に設けられ、
前記前帯穴部(31)と前記後ろ穴部(32)に通す前記紐状部材(33)によって帯本体(10)の長さを調整できる構成であることを特徴とする簡単帯(1)。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記帯本体(10)が表地(13)と裏地(14)の合わせ構成から成り、
前記表地(13)と前記裏地(14)の間に帯板(51)を備えるための帯板装着機構(50)を有したことを特徴とする請求項1に記載の簡単帯(1)。
【請求項3】
前記帯板装着機構(50)に前記帯板(51)が脱落しないための返し(52)を設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の簡単帯(1)。
【請求項4】
前記連結機構(20)にスライドファスナーを採用したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の簡単帯(1)。
【請求項5】
前記長さ調整機構に前記前帯部(11)と前記後ろ帯部(12)の端部をそれぞれ連結する帯部連結部材(40)を有することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の簡単帯(1)。
【請求項6】
前記簡単帯に装着する専用飾り帯(60)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の簡単帯(1)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着物の帯の技術に関し、詳しくは、帯体を二つの部材に分けてファスナー等の連結部材で連結可能にすることで、複雑な帯結びを簡単且つ美しくできると供に、個人の体型や状況に応じて調節することも可能となる簡単帯の技術に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
着物は日本の民族衣装として世界にも広く知られている所謂和装の一形態である。日本人はお祝い事などには着物を着る習慣があり、お宮参りや七五三、成人式、或いは結婚式など、生涯にわたって着る機会があるといえる。しかしながら、現代日本人の多くは車や電車での長時間の移動でも楽な洋服を選択する傾向が強い。また、滅多に着る機会がない着物を一人で着るということは時間もかかり、特に帯については締め方を忘れてしまいがちであり、従って、前記のようなお祝いの席で着物を着る場合には、美容室や専門の着付け師に頼むといったことが当たり前になっている。
【0003】
また、着物は日本の民族衣装でありながら、日本人でも一人で着ることができないという問題がある。また、着付けの手順として、着物や帯の文化や伝統を守るという観点から古くから伝わる伝統的な技法を未だに採用する傾向があるといえ、それぞれの流派により受け継がれてきた着方を重んじ、新しい着方を取り入れることに抵抗がある傾向があることも否めない。しかし、老若男女問わず、もっと気軽に着物を着ることができないかと考える人も多く存在し、一人で簡単に着物を着ることができる技術が求められているといえる。
【0004】
何故、着物を一人で着ることが難しいかを考えると、先ず帯結びが挙げられる。帯結びは、着物が着崩れしないようにしっかりと締めなくてはならないことと、きつく締めすぎて食事をする際に楽しく飲食ができないなどといった、相反するどちらの問題も解決する必要があるため、素人が自分で着ることをあきらめる大きな原因といえる。そして次に、お太鼓を作る際に後ろ手にする作業は非常に難しく、特に年齢を重ねた世代では、体が硬くなり、五十肩の方などではその作業は困難となる。そこで、困難となる後ろ手の作業を強いられていたお太鼓の創出を簡単に出来る帯が求められているといえる。
【0005】
そこで、従来からも種々の技術提案がなされてきた。例えば、発明の名称を「二部式帯」とする技術が開示されている(特許文献1参照)。具体的には、「帯の見栄えは、着物に対する帯本体の位置に加え、やはり着物に対する太鼓結びの位置及び姿勢が重要である。この点、特許文献1ほかに見られる従来の二部式帯は、太鼓結びの位置が先に着物に締め付けた帯本体の位置に左右され、また着物に締め付けた帯本体にぶら下げる太鼓結びの姿勢が崩れやすかった。帯本体に太鼓結びを引っ掛ける二部式帯は、着物を容易に着脱できるようにする点で有効であるが、前記のような太鼓結びの位置及び姿勢に問題があった。そこで、見栄えのよい二部式帯を提供するため、特に太鼓結びの取り扱いについて検討する。」ことを課題とし、解決手段として「着物に対して着脱自在にした太鼓結びと、前記太鼓結びに通して着物に締め付ける帯本体とからなる二部式帯において、太鼓結びは、前面に面ファスナーの一方を取り付けてあり、面ファスナーの他方を剥離容易な接着面により着物に貼り付けることを特徴とする二部式帯。」というものである。
【0006】
また、考案の名称を「フィット巻付け可能な簡易着付け和装帯」とする技術も開示されている(特許文献2参照)。具体的には、「簡易ワンタッチ的に着用できるように構成した和装帯」を課題とし、解決手段としては、「規定サイズに仕上げた和装帯であって、胴巻き部分2の該剣先部分.係止用面フアスナー4と、太鼓部分1係止部5に重ね合わせ状に係止連結してワンタッチ着用する。」という発明が公開され公知技術となっている。
【0007】
また、考案の名称を「簡単ワンタッチ着装用和装帯」とする技術も開示されている(特許文献2参照)。具体的には、「簡易的に手際よく着用することができるように構成した和装用帯。」を課題とし、解決手段としては、「規定サイズに仕立てた帯を着用状態に仮縫着して、太鼓部分2および該太鼓部分2の両側にのびる胴回り部分3を構成し、この胴回り部分3を着物の上から着用者の胴体に巻き付け、胴回り部分3の両端部に設けた帯係止手段4によってして該胴回り部分3の両端部を重ね合わせ状に係止連結して着用するようになしたもので、該帯1に、胴回り部分の長さ方向中間部分に一端を縫着連結してあり、胴回り部分の一端側3Aに向けてのびていて、一方の面にベルベット式ファスナー用起毛部7を備えた伸縮性のベルト6と、胴回り部分3の他端側3Bに設けたベルベット式ファスナー素子8とからなるフィット巻付け装着手段5を組み合わせて構成したものであって、当該フィット巻付け装着手段5の係止連結によって、帯を胴体に確実にフィットさせるようにした。」という考案が公開され公知技術となっている。
【0008】
上記特許文献1から特許文献3に記載の技術は、簡単に帯を締めることを可能にするという課題において共通する。しかしながら、本発明とはその課題解決のための技術的手段が相違している。即ち、特許文献1から特許文献3に記載の技術は、何れも結合手段に、面ファスナーやベルベット式ファスナーを使用しており、食事後のウエストの変化に対応させることや、着崩れなどを直すには容易とは言えず、本発明の方が技術的に優位といえる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第4091651号
実用新案登録第3079382号
実開平6-42919号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、和装の帯を一人でも容易且つ綺麗に装着することを可能とし、時間の経過によっておこる着崩れ、又は食事後のウエストサイズの変化にも対応可能な簡単帯の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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